と、いつも見沼の畑に野菜を買いに行っている農家のおじさんのひとり館野さんの言葉。
そういえばその言葉を聞いたすぐ後にテレビで野菜の育っている工場の様子がうつっていましたっけ・・・
電気料金が高い、というところまで耳に入ったのでした。
館野さんは「消費者は安いのがいいでしょう」っていっていました。
「時代の流れだなぁ」
でもでも、なんでもそうだけど、合理的でないところから様々なことが生まれてきませんか。
肌で感じる風とか
草の香りとか
カエルの鳴き声とか
自分とは違う生き物に出会って驚くとか
そういったものをすべて排除して
「安い」だけの価値観で進んでいけばなんだか怖いなぁ、と思うのでした。
先日は山椒の実を館野さんと採りました。
とげがあって、刺さると痛いとか
香りがとても強くて、味もものすごい刺激があったなぁ
さてさて、私たちはどんな環境で生きたいのかしら
どんな未来を描いているのでしょうか
館野さんの言葉で考え込んだ私でした。