江別から笑顔を発信! 林かづきの活動日記

私たちが住む江別のことや、毎日のこと、感じ考えることをわかりやすい言葉で綴ります。

夕張市長

2007-07-26 | Weblog
今、ある早朝セミナーに参加、帰ってきたところです。

私は5月に、お願い事があって、手紙を書き、
届けに行ったことがあります。
その相手である藤倉肇夕張市長の講演でした。

家を5時15分に出て、
JR白石駅そばの会場まで、自転車で往復。
それくらいしても、生で聴けて良かった、
そんな「夕張への情熱」を感じた!時間でした。

明治23年~平成2年まで続いた黒ダイヤの歴史。
その歴史は住民の「依存」の歴史でもあります。
責任者はわかっている。
けれども責任者を追究しても前へ進まなければならない。

元タイヤ会社の社長である藤倉市長は、
庁舎での市職員への「挨拶」から始めたそうです。
「会話」をする(世間話)、
市職員の心を開かせ、雰囲気が明るくなって・・・。
市長として3カ月経って、少しずつ
市役所が変わり始めた
そんな声が住民から出てくるようになったと。

しかし、3カ月経っても、市長から
具体的な方向性が示されない・・・。
住民達が自ら立ち上がってきたそうです。
こういう住民達が自ずと立ち上がる地域を
夕張の中にたくさん創る。

負の遺産ツアー
なぜ夕張が潰れたか
その残骸を見に来る方々も多いとか。

私自身も夕張を5月に訪れましたが、
自然豊かなところです。
のどかなところなんです。
このふるさとを生かすために、
一人の市長、リーダーが
高い志と情熱で向かっています。

非常に心強くなってきます。
私も今朝のお話をお聴きして、
勇気が出てきました。

最後に、
「行政の洞察力のなさ、
住民の依存心・無関心」が
夕張の財政破綻の理由だと、
藤倉市長はおっしゃっていました。

強く響きました。
まさに学びが多くあった時間でした。