人間の身体を有しているならば誰でも共有していて述べる必要も無いはずの体験や、状況による変化を身体を持たないAIの論理的分析では導き出すことが難しい。これは今の言語理論や機械学習の成果を用いたAIの限界となる問題である。
この壁を越えるには人間と同じ感覚や動きをシュミレートしたキャラクターにAIを入れて、現実と同じ物理的動きをシュミレートできる仮想空間で動作させた体験を学習しておく等の準備が必要である。
比較的短期間に、この壁は突破されると思われるが、有っても無くても心配な性的欲求や感覚まで導入されたAIがどうなってしまって、どう利用されるのかという心配はある。それでも、とにかく研究が進んでほしいと思う。