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くさやを食べた

2014-02-28 11:26:55 | 日記
 おとといにくさやを東京愛らんどに行って買ってきたことを書いたが、昨日、それを食べてみた。今日はその状況について報告する。
 昨日、自宅で調理したくさやは新島産のものであった。青むろあじは鹿児島産らしいが新島から南下して出漁すると鹿児島沖になったりすることが結構多いのでこんな表示になるはず。
 
 この真空パックを開けると早速問題の臭いが漂ってきた。それは私が以前嗅いだ、干上がった農業用水路の水たまりで大量の魚が死んでいた時の臭いそのままだった。牛糞に似た感じもする。しかし、予想よりははるかに匂いが弱い気がした。十分食べられるという感じである。そして、早速焼いた。
 
 焼いてみると臭いがより強くなったように思われた。内部の揮発性の成分が揮発しているのだと思うが魚なのでトリメチルアミンが主であるはずである。パッケージの後ろに書いてある焼き方に従って背側を八分焼きにして腹側を二分焼きにした。
 そして完成が下の写真である。

 身が白くなってかなり強めな臭いを発しているが、不思議と気持ち悪くなって食欲が落ちるほどのものではない。熱いうちに食べてみると口いっぱいに牛糞の匂いとアミノ酸の旨みが広まった。臭いと味の対応の前提が覆された感じだった。これからこの匂いを嗅ぐたびにこの味を思い出して旨みを連想することになるのだろうなという気がした。
 結論としてくさやは意外に美味しいものであったが人に勧めることは難しい代物だった。しかし、機会があったら食べて私と経験を共有してもらいたい。
 くさやを食べることによって私は昨日、名前や写真だけでなく臭いとその味に対する生の体験を手にい入れたわけだが、人間は実際にやっていないとわからないことというのが今では臭いと味、触覚に集中していて、それについて聞くと本当にそんなことあったのかどうかがかなり明瞭に分かるわけだが、絶対というわけではない。そんなものは、鉄や銅などの金属の味と血液の味の対応ができるとか、腐った卵と硫化水素の匂いの対応ができるとか、擦り傷や切り傷、打撲、骨折を負った時の痛みについて言うことができるとか、精液と栗の花の匂いが似ていることがわかるとか、自分で脇をくすぐるのでなく他人がくすぐるとどんな感じを持つかなどやってみなければわからないことが色々ある。経験豊富な人物になったとき本当に人間はまともと呼ばれるのかすごく気になるのだがその人は人の感情が伝わりやすく人の発言の真偽が分かったりして何か特殊能力扱いされる可能性がある。

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