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『残響のテロル』を視聴した感想

2014-07-11 23:42:58 | 日記

 7月10日にTOKYO MXで放送された残響のテロルの録画を視聴した。視聴した感想として最も言えるのは面白くなさそうであるという漫画やアニメとしては致命的な印象だった。温かさがないとか笑いがないとか、仲良くするシーンがないとか体感的に思い出される色々良かろうと思われる描写が不足していてそれがわかる人物には見せるつもりが少し薄いらしい事が感じ取れた。テロリストというものがどちらかと言うと製作者の都合の悪い人物像というものになってしまっていて、本物のテロリストのように言動一つ一つがテロの動機と密接にリンクするような執拗さが感じられず人物像が一番残念だったという感じがする。
 テロリストというのは本当に考えることに熱心であって、考えている内容が科学的でない事であったら、脇にそれて自らの考えを否定するような科学に基づいて考えて武器を作成するなどということは皆無に近く、何らかの事例や経験、二次情報の模倣を行うということを行う可能性が非常に高い存在である。このアニメでそれを考えながら見てみると製作者は明らかに詳しく社会や科学的なことを正確に知っているにも関わらず、模倣された場合にいずれも物理法則的には失敗に終わるようにシーンが作られており作者は確実に意図的にやっていると考えられた。また、番組の後にあるクイズもほぼ解答不可能であり解かせるのに時間を食わせるという古典的なタイムロス作戦という感じがしないでもなかった。
 製作者についてそのことを踏まえて想像すると、製作者が視聴者と接触することを好まないだろうという予想がなんとなく思い浮かび、これを見ると、どのアニメも以前より面白くは見られなくなりそうな気配を何か感じさせている。見てよいのだろうか?ただ、現実よりは人が会話し、何がしかの感情を通わせている密度が高い分やっぱり面白くは感じる筈ではあろうと思う。



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