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抗精神病薬の筋肉注射はどうして医療として認められるのか

2014-04-17 20:19:18 | 日記
 抗精神病薬には飲み薬と注射のものがある。飲み薬の方が多くの場合利用されているが、投薬拒否や怠薬などをする患者には強制的に筋肉注射を行う権限が医師にはある。この筋肉注射のというものは少し考えると、患者や周囲に利益があるどころか一つも利益がないものなのだが、なぜか認められている。
 私がいろいろになった当時は以前は三ヶ月などという医者がキチガイなのではないかと思えるぐらいの時間持続する大量投与の薬品もあったのだが現在は概ね一ヶ月以内の作用時間に抑えることになっている。
 ドーパミンブロッカーというのは小脳にも作用するため基本的に薬品の副作用に対する注意書きと異なりほぼ100%の確率で筋肉の硬直、アカシジアやパーキンソン症状が発生するわけだが一回筋肉に注射してしまったりすると昏睡などの重篤な副作用が発生した時に対処不能になる。患者は投薬により、より重大な心筋梗塞や脳血栓に対して高いリスクを有しているので人より合併症に注意しなければならないのだが実際に発生した時に対処を困難にしてしまう。
 臨床がやられていることになってはいるが、なぜかここの分野では過去の経緯から極度に信頼性が低い実験研究が行われており、製薬会社のページも基本的に医者や看護師向けになっており、最初から家族や患者向けの選択肢がなくなっていたりして悪質もいいところだったりする。確かに本当に臨床をやらなくても臨床に用いた患者にほかの人物が接触できるわけではないのでかなりの割合で犯罪としての追求はありえないのだと考えられる。おそらく、筋肉注射の抗精神病薬はその集大成だと感じる。ゼブリオンという筋肉注射の抗精神病薬による有害事象で注意喚起文書が出たが、薬の有害性がどうのというより、副作用によって出血が止まらなくなってオペができなくなることによってほかの疾病による致死率が格段に上がるわけで中止して薬を体内からなくして様子を見ることができないとなれば当然だと考える。
 
 
 


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