あすにゃん日記

500字程度のエッセイを書きます。

なつぞら 006

2019-04-06 12:57:52 | ドラマ(朝ドラ含む)
 兄に手紙を書いても、ちっとも返事がない。
 孤立感を深めていくなつ。そんな彼女に夕見子が、

「ムリヤリなじもうとしてるの? それとも違うの? どっちかわからなけりゃ、どう受け容れていいかわからない」とハッキリ言われてしまって、自分はだいじょうぶだよ、みたいな言い方をして笑うなつ……。


 ムリして笑うなって言われてるのに、やっぱり他人の家にやっかいになってることが、心のどこかで引っかかってるんでしょうね。

 末娘の世話を任されて、つい、妹のことを思い出し、末娘を泣かせてしまうなつです。
 そんななつが兄に、「わたしはしあわせです」なんて書くあたり、

マジ泣いた!!!! 


 今回の名シーンは、この手紙のシーンでしょう。

 あとは、幼なじみの山田天陽の書いていたノートの馬の絵が、折からの風でアニメのように動いていたシーンも、良かったと思います。

 栴檀は二葉より芳し、ということわざもあるくらい。

 のちにアニメーターとなるなつの才能の片鱗が見える、と言ってもいいかもしれません。
 学校では、天陽が明るく照らしてくれたけど、家では居場所がないなつ。
 天陽を見ても兄のことを思い出したりして、家族への思いはつのるのです。

 家族の絆って、いまも大切なのです。

 でも、無一文で東京に家出しちゃって、だいじょうぶなの、なつ。