2階のベランダに洗濯物をほすのが面倒で、1階の小さな、可愛い可愛いウッドデッキを物干し場にしている。
取り外してリフォームする今日、デッキに置いてある物を片付けていて、遂にバキッと踏み抜いた。
20年前は不要と思った階段だ。
この記念写真を撮った直後にバキッときた。アブナイアブナイ。
シロアリは棲んでいなかったが、かじったらしい被害はあった。
シロアリ君は美味しいところが無くなればいなくなるのだって。女王アリの姿も他のアリも居なかったからどうやら棲んではいない。
家本体は無事らしいが、シロアリとはやはり他人事ではなかった。
薬液に漬けた資材使用だから、30年は保つだろうと勝手に思っていた。
薬液に漬ける方法も「加圧漬け」と「ドボ漬け」とがあると教えてもらった。
そもそもシロアリは日本にはいなかったとのこと。輸入資材から広まったわけで、やれやれ。
雨曝しのうえに、一度も手入れをしなかったので19年目にして限界の日を迎えた。
実家の寺の縁側などはカンナを掛ければ新品同様になったのに、我が家はカンナもかけられない状態だった。
それでも、20年ほど前のシロアリ対策は現在よりも強かったらしい。
薬品の取り締まりが甘かったからだ。
つまり、シロアリ対策した資材も昔ほどは薬の効用が長くないということだ。
薬液が雨に流され土壌を汚染して、地下水に影響を及ぼす……建てる時に人畜無害な薬液とは確認しなかった。
壁紙などの糊にはこだわったのに、ウッドデッキの屋台骨の材木の事はよくわからないから考えなかった事を反省。
家本体は2×4だけれどどうなのだろう。
今回は脚をアルミにして、腐りにくいレッドシダーにしたので耐久20年を目指している。
勿論自分の耐用年数はおいといて。
脚をアルミにするだけでも大分違うと期待したい。
ついでにお隣との境界のウッドフェンスも取り払った。
見通しが良くなって明るい気がする。
当初は駐車場だったので目隠しの為に建てたフェンスだ。
お隣さんが建って仲良しになったので、もう新たにフェンスなんて要らないよ!と言ってもらえたので良かった。
窓に張り付き作業を見つめる猫の相手をしてくれる、優しい若い大工さんだった。
おかげで猫はビビらずおとなしかった。
あとは色を塗って耐久性を高める為のコーティング。