桜にあって梅にないもの。
さくらんぼ? それとも華やかさ?
先日ラジオを聴いていたら、このことが話題になっていた。
正解は、前線だそうだ。
桜前線はあるが、梅前線はないという。
なるほど、聞いてみれば確かにそうだ。
桜の開花時期は、その年の気温に大きく影響されやすいため、桜前線として開花予想ができるが、梅はそのような予想が難しいということらしい。
梅の花は、異常気象にもあまり影響されることもなく、狂い咲くこともなく、毎年同じように質素な美しさを見せてくれる。
私は、そのような梅の花が好きだ。
自分の子供は無条件に可愛いものである。
可愛いところは自分に似てると言って喜んだり、よその子より自分の子の方が賢いと自慢したり、子供の写真を 『ほら! 可愛いだろう?』 と同僚に見せまわる。
このような親ばかは世間にはいくらでもいるし、むしろ微笑ましくも思える。
しかし、馬鹿親となると話が違ってくる。
しつけと称して実は鬱憤ばらしに子供を折檻して死なせたり、自分が遊ぶために小さな子供を長時間放ったらかしにしたりするような、自分本位で身勝手な親を馬鹿親という。
親ばかは許せるが、馬鹿親は許せない。
そこで一つ、句を作ってみた。
馬鹿親の パチンコ狂いに 子の地獄
毎年夏場になると、炎天下の車に閉じ込められ、暑さに苦しみながら死んでいく子供たちが後を絶たない。
親はこの間、涼しいところでパチンコなどして遊んでいるわけであるが、これこそ馬鹿親の典型である。
JAFの調査によると、夏場だけではなく春や秋でも、閉め切った車の中の温度は40℃を超えることがめずらしくなく、大人でも熱中症になる危険があるという。
今年こそは、子供たちにこのような地獄を味あわせないよう、全国の親たちは心してもらいたいものである。