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世相見聞録

世間の出来事や自分自身が体験したり見聞きしたことなどを、論評や感想を加えて書きつづっていきます。

個人情報の流出

2007年02月09日 | 事件・事故
個人情報保護法が施行されて、そろそろ2年になろうとしているのに、相変わらず個人情報の流出事故が続発している。

今度は、東京国税局の男性徴収官(35)の個人所有PCがウイルスに感染し、ファイル交換ソフト『Winny』 を通じて約400件の納税者情報がネット上に流出していたという。

まったくいつものパターンである。

今までも、あれほど 『Winny』 の危険性が叫ばれていたというのに、こともあろうに国税局までもが・・・・

この種の事故は交通事故と違って、ついうっかりとか、不注意とか、疲れていたとか、操作を間違えたとか、というレベルの問題ではなくて、きちんとした対策と自覚によって確実に防止できることである。

あえて交通事故に例えるなら、無免許に加えて故意に深酒して事故を起こした危険運転に相当するようなものだ。

国税局はこの職員を厳正に処分すると話しているが、職員一人を処分して片付けられる問題ではないだろう。

国民の血税と個人情報を扱う組織としての、厳粛な責任と自覚を持ってもらいたい。


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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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そうだそうだ (隣りの人)
2007-02-10 12:16:47
個人でソフトのやり取りでも著作権を気にして徹底して使わない人も多い時代に・・
なんてルーズな職員だ
税務署の職員がいくらプライベートでも、そういうソフトを使うこと事態が、国税局の意識レベルの低さ!
国民に厳しくするのなら、自分に厳しく徹底させろおお
今は、会社の人間が会社の看板背負ってるのわからない人いる

プライベートで何をしても関係ない
自由
挨拶できないと親に恥をかかすという時代も終わった
親が困ろうが会社が困ろうがプライベートは、何をしてもかまわないと思ってる人が多くなった。
会社は、そういう事から社員に叩き込まないといけない時代なんですね

あのソフトでの問題がこれだけ騒がれてて、裁判でも作者は、責任を問われてる、
それなのにそれなのに・・
税務署の職員が使っていたとは、厳重注意ですむかぁ
ハァハァハァ息切れしてしまいそうです
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事故の後始末 (K.O)
2007-02-10 18:29:37
東京国税局は今回の事故に対してどういう責任をとろうとしているのでしょうか。
民間企業であれば、その代償として少ないながらもお詫び金を支払っています。

国税局は国民の税金の中からそのお詫び金を出そうと考えてるのでしょうか。
税金をそのように使うことは当然許されないことですよね。

だとすれば、事故の当事者と責任者が、個人財産によって償うべきと思います。
いずれにしても、口先だけのお詫びだけでは国民は納得できません。
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