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世相見聞録

世間の出来事や自分自身が体験したり見聞きしたことなどを、論評や感想を加えて書きつづっていきます。

恩を仇で返す

2008年01月04日 | 海外の話題
米国ニュージャージー州の拘置所を脱走した2人が、道具を貸してくれた拘置所職員に感謝する旨のメモを残していたため、そのメモで名指しされた職員が自殺したという。

その職員が本当に脱走を助けたのかどうか真偽は不明だが、もし本当に道具を貸すなどして助けたとすれば、まさに 『恩を仇で返された』 ことになる。

もちろん、拘置所職員が拘留者の脱走を手引きすることなど許されることではない。

しかし、脱走犯にとっては自分たちの脱走を助けてくれた職員に疑いがかからないよう配慮することは、最低限の信義のはずだ。

この脱走犯は最低限の信義さえ捨てたのであり、人間として最低である。


<関連ニュース記事>
脱走の2人に「感謝された」拘置所職員が自殺 米国(CNNニュース)

全裸で雷の発生を確認?

2007年11月30日 | 海外の話題
全裸で雷の調査をするとは、なんて勇気ある人なんだ!

怖くないかい?

と思ってよく見たら、『金星』 を 『全裸』 と間違って読んでいた。

どうしてこんな読み間違いをしたんだろう・・・(汗)

あ~恥ずかしい・・・・・


<関連ニュース記事>
金星で雷の発生を確認 欧州宇宙機関探査機(共同ニュース)・・・gooニュース

赤ん坊を電子レンジで加熱

2007年10月24日 | 海外の話題

<時事ニュースより引用>
父親が赤ん坊を電子レンジに=弁護士は「心神喪失」と主張-米
【ロサンゼルス22日時事】米紙によると、20歳の男が生後2カ月の自分の娘を電子レンジで加熱し、大やけどを負わせたとして、テキサス州ガルベストンの警察に逮捕された。男の弁護士は先週、善悪の判断ができない状態だったとして、心神喪失(精神障害)の認定を裁判所に申請した。 男はアーカンソー州出身で、牧師になるために妻と娘を連れガルベストンを訪れ、ホテルに滞在。事件が起きたのは今年5月で、男は当時2カ月の娘を殴り、金庫や冷蔵庫に押し込めた後、電子レンジに入れて10-20秒程度加熱したという。
<引用終了>
 

犯罪を犯しても、そのとき心神喪失で善悪の判断ができない状態であれば罪に問われない、とする決め事はほとんどの国で設けられているが、その心神喪失状態を公正に証明できるものだろうか?

素人の思い込みかもしれないが、心神喪失状態であるなら、赤ん坊を殴り、レンジの扉を開け、赤ん坊を押し込み、スイッチを入れて加熱する、という一連の知的?作業ができるとは考えにくい。

そもそも殺人などを犯したりする場合は誰でも精神的に正常であるはずがないので、考えようによっては、どのような事件でも心神喪失を主張できそうにも思う。

専門的で厳密な判断基準があるとは思うが、日本でも最近は安易に心神喪失を主張し、罪の減免を狙う弁護士も多い。

山口県光市における母子殺害事件の裁判のように、罪を減免させるために奇妙な理屈を言い立てる非常識な弁護団も存在する現状では、心神喪失や耗弱の認定はよほど厳しくしてもらわないと、被害者やその家族の気持ちは報われないだろう。


イラク戦争は石油目的

2007年09月17日 | 海外の話題

<共同ニュースより引用>
【ワシントン17日共同】国際金融市場に絶大な影響力を振るったグリーンスパン前米連邦準備制度理事会(FRB)議長が17日発売の回顧録で「イラク戦争は石油が目的」と指摘、財政面でも「制御不能な歳出」を放任したとしてブッシュ政権を痛烈に批判した。18年半にわたりFRBに君臨。81歳の今も発言が注目される自称「自由至上主義の共和党員」の回想だけに、米政財界に波紋を広げている。
<引用終了>

何を今さらわかりきったことを! という感もするが、これが米国経済界を長年にわたって牛耳ってきた責任者の発言であることを考えると、それなりに重い言葉であろう。

米国は、イラクが大量破壊兵器を保有しているという理由で国際批判も無視して開戦し、圧倒的な軍事力でイラク国土を散々に破壊したあげく、それが嘘だとわかると次にはテロリスト集団アルカイダとの関係という根も葉もない嘘を言い立てて、『テロとの戦い』 をスローガンに戦争を拡大してきた。

米国の狙いは、中東産油各国を親米政権に仕立て上げ、石油資源の利権をわが物にすることにあることは、開戦当初から言われてきたことである。

ある機関の調査によると、イラク戦争で亡くなったイラク人は推計70万人を超えるという。
そして殺された人々は、その多くが罪のない一般市民や子供たちである。
その全てが米軍によって殺されたとは言わないが、米国の開戦がなければ殺されることはなかった。

グリーンスパン元議長にしても、イラク戦争は米国経済のためにならなかった、と言っているだけで、イラクの人々の犠牲などについては関心外であろう。

自分さえ良ければいい、という考え方が米国はもちろんのこと、日本でも蔓延しているように思えて仕方がない。


毛皮・・・・装飾のための大きすぎる犠牲

2007年09月09日 | 海外の話題
日本は、高額なミンクの毛皮コートや、キツネの毛皮えりまきなどが飛ぶように売れる、世界有数の毛皮輸入大国である。

そして、その毛皮のほとんどは、中国で生産されているという。
例え最終製品に 『イタリア産』 などと表示があっても、それはイタリアで加工したということであって、毛皮そのものは中国からの輸入がほとんどらしい。

その中国の毛皮養殖場では、毛皮を取るために飼育されているキツネ、タヌキ、ミンクなどの動物が劣悪な飼育環境に置かれ、生きたまま皮をはがされるなど残酷な方法で殺されている。

日本では、極寒環境で防寒などのためにどうしても毛皮が必要という用途は限定的で、ほとんどは単に身を着飾るための装飾品としてのものでしかない。

人は他の生き物の命を貰って生きているものであるが、それにしても単に装飾のために動物を必要以上に苦しめることは許されないことである。

以下にリンクしたレポートを是非見ていただきたい。
見るに耐えない残酷なビデオもあるが、実態を知るためにも目をつぶらないでほしい。

そして、現実を知ったからには、こういった残虐行為の加担者にならないでほしい、と切に願うものである。


<レポート>
中国毛皮養殖場の内側

トルコで希少クワガタ激減

2007年09月02日 | 海外の話題

<共同ニュースより引用>
日本向けに高額で取引される、トルコ南部ハタイ県アマノス山などにしか生息しない希少種クワガタが、商業目的の乱獲のために激減、絶滅の危機にひんしている。トルコの環境保護当局者は、日本の小学生らの間で人気のゲーム「ムシキング」ブームが背景にあるとみて、心配顔だ。このクワガタはアクベシアヌスミヤマクワガタ。1本の角の先が3つに枝分かれしている珍しい品種。(共同)
<引用終了>

以前にも、日本の子供たちに人気のクワガタムシが、生息している東南アジアで金目的のために乱獲され問題になってるいるとのニュース記事を読んだことがある。

トルコのケースではどうだかよくわからないが、東南アジアの例では、効率的に捕獲するために付近の木を全て伐採したりするので、環境破壊もひどく進んでしまっているという。

現地のブローカにとっては、たかが虫でも捕まえて日本に売れば大金が入ってくるので、クワガタが滅亡しようが環境が破壊されようが知ったことではない、ということだろう。

ん十年前に、デパートでカブト虫やクワガタが売られているのを見て驚いたものであるが、今では慣れてしまって一匹数万円で売られていても、そんなに驚かなくなった。

子供たちに珍しいクワガタやカブト虫を買って喜ばせたい、という親の気持ちもわからないでもない。

しかし親としては、虫は自然の中で生きているということこそ教えるべきであって、おもちゃのように虫を買い与える行為が、日本だけでなく外国の自然をも破壊することに繋がっている、ということへの配慮も必要である。


ビリオン・ダラー選挙

2007年07月18日 | 海外の話題
2008年に予定されているアメリカ大統領選挙では、民主・共和両党の候補者が費やす選挙資金がビリオン・ダラー(10億ドル、日本円で約1200億円)を超える見込みであるという。

まあ、お金は天下の回り者、選挙で費やされるお金が景気向上に貢献する面もあると考えてしまえば、悪いことばかりでもないと言えなくもないが、それにしても10億ドルとは金のかけ過ぎではないだろうか。

民主国家では、その国の政治指導者は、公正な選挙によって民主的に選ばれることになっている。

ところが、マスコミ対策やら、イメージ戦略やら、広告やら、というものに莫大な資金を使って、選挙テクニックを周到に準備・計画した候補者が勝利を収めるということが現実だとすれば、果たしてこれが民主的な選挙といえるのだろうか?

国民から人気があるからお金も集まる、したがってお金をより多く集めた候補者が勝つのは当然であるという理屈だとは思うが、どうも納得がいかない。

政治的な理念や政策よりも、お金で買える選挙テクニックで選挙結果が左右されるとしたら、やはり何かおかしいのではないだろうか。

今、日本でも参議院選挙のまっ最中であるが、単にイメージのみでなく政策重視で投票したいと思う。


<関連ニュース記事>
Yahoo!ニュース - 読売新聞 -過熱する米大統領選、資金総額は史上初の10億ドル突破か

う~ん これは単なる冗談か・・・・??

2007年07月09日 | 海外の話題

『砂浜に顔だけ出したパグ』 というタイトルで、次のような海外ニュースの記事があった。

<gooニュースより引用>
 [レウカディア(米カリフォルニア州) 5日 ロイター] 米カリフォルニア州レウカディアのビーチで5日、砂から顔だけを出している犬が撮影された。
この犬は2歳のパグ。子供たちによって体をビーチの砂に埋められていた。
<引用終了>

これ以上の記事はないので実際のところはわからないが、単に冗談で撮影した写真なのだろうか?
しかしそうであれば、こんなものがニュースになるとは思えないのだが・・・・・

それとも、子どもたちによる悪質ないたずら、つまり犬は死んでもいいと考えて砂浜に埋めて放置されていたのだろうか?

もしそうであれば、例え子どもの仕業とはいえ、厳しく罰を与えるべきである。

子供1000人誘拐して強制労働・・・・中国・山西省

2007年06月16日 | 海外の話題
中国・山西省で、子ども1000人以上が誘拐され、れんが焼き窯で強制労働させられていることが、新華社と中国各紙により報道されているという。

地元警察は付近一帯の 『れんが焼き窯経営者』 と癒着し、父親たちによる捜索活動を妨害したり、子どもたちの逃亡や事実の発覚を阻止しているそうである。

まったく前近代的な官民癒着犯罪、警察までグルということであれば一般民衆は手も足も出せないだろう。

中国では来年の北京オリンピックを控え、都市部開発など見かけだけの近代化が進められているが、実態は権力者が利権を追求し賄賂が横行する、権力主義国家である。

しかしこのような事実が、中国国内の報道機関から世界に報道されるようになったことは、ひとつの希望であるともいえよう。


<関連ニュース記事>
子ども1000人強制労働 誘拐され、れんが焼き窯で 中国・山西省(西日本新聞) - goo ニュース

<参考ブログ>
子ども1000人強制労働 (Yacco sun-shine ☆ Esprit News)
中華地に落つ (はわわな日々)

ナチス強制労働の補償完了

2007年06月13日 | 海外の話題
第二次世界大戦中に、ドイツのナチス政権下で強制労働をさせられた被害者に対する補償金の支払いが完了したという。

ドイツ政府や企業代表がそれぞれ補償資金を拠出し、被害者本人やその遺族167万人に対して計44億ユーロ(約7100億円)を支払ったそうである。

日本でも、中国や韓国の人々を強制連行して炭鉱などで過酷な労働をさせたり、従軍慰安婦として性奴隷にしたり、といった非道なことをやってきた。

しかしわが国では、政府も裁判所も、賠償問題は政府間で既に決着済み、あるいは時効という考えで、被害者の訴えをことごとく退けており、被害者救済という視点を全く持ち合わせていないのである。

補償金を支払ったからといってその罪が消えるわけでもないが、戦争中の国家犯罪を真摯に反省し、何十年経っても補償していこうとするドイツ政府の姿勢を、わが国も見習うべきである。


<関連ニュース記事>
ナチス統治下の強制労働補償、44億ユーロ支払い完了(朝日新聞) - goo ニュース
大江山の強制労働訴訟、最高裁が中国人原告の上告退ける(読売新聞) - goo ニュース
強制連行訴訟、中国人側の上告退ける(朝日新聞) - goo ニュース

生きたエサ

2007年05月31日 | 海外の話題
中国の動物園で、トラやライオンに生きた牛や羊をエサとして与えて、それを観客に見せている、という報道があった。

確かに自然界では弱肉強食、肉食動物は生きた獲物を捕らえて餌にすることは当然であるが、それを動物園の中で見世物にする感覚は理解できない。

そもそも自然界では、餌にされる動物は逃げるチャンスも同時に与えられているわけであり、逃げ場のない狭い動物園の中に放り込まれて餌にされることとは、根本的に状況が異なるのである。

そういえば、日本でも爬虫類を飼うことがブームになっていて、蛇とかトカゲを飼っている若い女性が、毎日、生きたハツカネズミを餌として与えている様子を、以前TVで見たことがある。

その女性は、『蛇やトカゲが生きたねずみを食べる様子が可愛らしくて、心が癒されるんです』 と言っていたが、なんだかなぁ・・・・・・

それとも、それを残酷だと思う私がヤワすぎるのだろうか??


<参考ブログ>
動物虐待なのか?(管理人こばちゃんの今日一日)
中国の残酷サファリパーク! (太陽の道)
ニュースで (怪獣使いとメイド)

万引き犯に見せしめの刑

2007年05月08日 | 海外の話題
      (写真:CNNより・・・『私は万引き犯』の看板をかけて立つ女性)

米国アラバマ州のスーパーマーケットで万引きをした女性(46)が、裁判所から 『見せしめの刑』 を言い渡されたという。

その刑とは、毎週土曜日に4時間、2週連続で、『私は万引きをした泥棒です』 と書かれた看板をかけて店の入り口に立つ、というものである。

なんだか、小学校で廊下に立たされたことを思い出してしまう。

日本では刑罰の方法は法律で細かく規定されているので、このような刑はありえないが、米国では裁判所の裁量次第なのだろうか。

それにしても、笑ってやるべきか、ひどい人権侵害だと怒るべきか、考えが分かれるところであろう。

現代の 『万里の長城』 建設計画

2007年04月23日 | 海外の話題
『万里の長城』 といえば、古代中国が異民族の侵略を防ぐために作った全長6千キロに及ぶ長大な壁である。

異民族の勢力拡大に応じて、いたちごっこのようにどんどん長くなったが、結局は侵略に耐えられず、何度も異民族に征服される歴史を繰り返した。

今は歴史的遺物として観光名所にもなっているが、この壮大な馬鹿馬鹿しさには人間の愚かさと悲しさを感じるのである。

今朝の新聞を見て、この 『万里の長城』 のことを思い出した。

イラク駐留米軍が、武装勢力の流入を防ぐため、バグダッドのアザミヤ地区など計5箇所で防護壁を建設することを明らかにしたという。

防護壁はコンクリート製で、高さ3.5メートル。
アザミヤ地区の場合で、延長5キロメートルに及ぶとのことである。

嘘で塗り固められた理由で開戦したものの誤算続きの米軍は、万策が尽きて、ついに大昔の 『万里の長城』 建設にも似た愚を繰り返そうとしている。

イラクのマリキ首相は、宗派を分断するものだとして強く反発しているというが、米国は聞く耳をもたないだろう。

他国の主権を踏みにじり、自国の利権を追い求める米国には、もはや正義を一片も感じられるものはない。


<トラックバック先ブログ>
[中東][米国]イラク首相、バグダッドの分離壁建設中止を要請(navi-area26-10の日記)

海外でのマナー

2007年04月11日 | 海外の話題
インターネットで実施されたアンケートで、8割強の人が 『海外で差別を受けたと感じたことがある』 という。

差別される原因として、

・米国のスーパーで一定期間無条件で返品できる制度を悪用し、毎週のようにカメラを買い換える

・自分が先に行きたいために、狭い道でも押し合い他人と平気でぶつかる

などの 『目先の利益を追い求める』 マナーの悪さが挙げられている。

え? 日本人なら、こんなこと当たり前と思ってる人が多いから、海外に出て同じことしたって別に驚くこともないよね?

実は、これは日本人のことではなく、中国紙 『北京青年報』 が、インターネットで自国民に実施したアンケートの結果である。

このアンケート結果では、人口密度のより高い日本人は、『マナーが良い』 と反省の声も書き込まれているらしい。

う~ん、日本人って中国の人から褒められるほどマナーが良かったのか・・・
知らなかった。

日本人はもっと自信を持っていいんだね・・・・

牛のエサは生きたニワトリ

2007年03月09日 | 海外の話題
インド・コルカタの農家で飼われていた牛が、生きたニワトリをエサにしていたことが報じられている。

この農家では、牛とニワトリが同じ囲いの中で飼われており、ニワトリが1ヶ月間で48羽も行方不明になっていたことから、夜間にビデオ撮影をしたところ、牛がニワトリを食べている姿が映っていたそうだ。

獣医の話では、牛がニワトリを食べることは例外的にあるが、特定の栄養素が不足して起こした可能性もあり、これから詳しく調べるという。

しかし、草食のはずの牛が肉類を食べるとは、驚くべきことである。

そういえば、うちの猫も肉食のはずなのに草を好んで食べるが、これは胃の中に溜まった毛玉を吐き出すためだそうで、全然珍しいことではないらしい。

ゴロニャンしかできないうちの猫も、何か珍しい芸でも覚えてくれないかなぁ・・・・