あまの鍼灸院ブログ

鍼灸院での毎日の様子をアップしています。
鍼灸院ってどんなところ?と知っていただけたらうれしいです。

『首周りを温めてみて🎶』

2021-09-13 22:38:00 | 健康・病気
 こんにちは、スタッフの福山です。
まだまだ残暑が厳しい日もありますが、朝夕は秋風を感じて過ごしやすい時間もあり嬉しく思います😊
皆さまはどう感じていますか?
最近、「朝からだるいし寝ても疲れがとれない、異常な発汗、冷えやのぼせ、胸苦しさや胸の圧迫感など」感じていませんか?
その症状、自律神経(副交感神経)が影響している場合があります。
自律神経は、首の後ろ・上半分に集中していて、この部分の筋肉がこると副交感神経の働きが阻害されてしまい、上記の症状をもたらします。
※松井孝嘉医学博士の書籍など参照:自律神経の世界的権威で頚性神経筋症候群(首こり病)を発見し、治療をされている医師です。

そんな大事な『首』、日常生活の動作でかなり負担をかけられています。更に、冷やす事で症状を悪化させてしまいます😰
今日は、首周りを温めるのにオススメ
【冷めにくいホットタオルの作り方】をお伝えいたします🍀😃🍀
⒈ 薄めのフェイスタオルを水で濡らす。
⒉ 水で濡らしたタオルは、水滴が出なくなる程度に絞る。
⒊ 絞ったタオルを電子レンジ(500~600W)で30秒~1分を目安に温める。
※絞ったタオルは、ラップに包んで温める方法・レンジ対応のビニール袋(ジップロックなど)に入れて温める方法(⚠️袋の口はしっかり閉じないこと)、お好きな方法をお試しください☝️
⒋ 温かさが足りない時は、10~20秒を目安に追加で温める。
⒌ やけどしないように気をつけ、タオルが熱すぎないか手で温度を確認してから使用する。
※直接温めたタオルを首に当てても良いですが、ラップに包んだまま別の乾いた大きめのタオルでくるんでマフラーのように巻くのもオススメします。
👍髪の生え際から上の部分に、タオルは当ててください👍

しかし、当院に勤務するようになり、温めすぎても良くない事を知りました。
特に『陰虚熱証』(冷やすエネルギーが不足した熱は自然の法則として上昇し、
肩こり・首コリを引き起こすので温めてはいけない)
したがって温め過ぎるとのぼせを起こし寝汗や夜間覚醒がおこり首コリはかえって悪化することもあります。
下部頚椎側には星状神経節と言って自律神経のコントロールタワーがあります。
温めすぎず冷やしすぎず鍼灸治療でコリを無くしましょう。

院長は言います。
「肩こりは万病の元。頭汗足熱に病無し」と
更に院長は言います。
東洋医学には、「陰(寒)極まれば陽(熱)、陽(熱)極まれば陰(寒)」という法則があります。
「何事も陰陽調和、中庸が大切ですよ」 と

私は、長年看護師として勤めてきましたが、ある事から、東洋医学に興味を持ち鍼灸師となりました。
まだまだ勉強不足ですが、当院の脉診流経絡治療を学ぶ内に人体を『小宇宙」と
観て病体に無理無く優しく健康体に導く自然医学にただただ感動の毎日です。

皆さまの体調が整い、楽しい様々な秋を感じられる事を願っております💗😃💗

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