今日はとても気持ちの良いお天気となりました。
今日は鈴鹿サーキットで行われているSUZUKA2&4RACEの観戦に行ってまいりました!実は院長は、目が見えていた頃モータースポーツが大好きで、第1回日本グランプリに観戦に行ったほどのクルマ好きでした!
なんと16歳の時!何年前の話になるのでしょうね?(笑笑)
今日はこちらで同時開催されていた展示で、ホンダの創始者である本田宗一郎さんの修理工へのメッセージが、大変心に打たれたのでご紹介します。
「お客さんの心まで直せば本当の修理屋だ。
単に自動車を直すだけではだめなのだ。大体そこへ来るときは心まで傷ついているんだ。」
だそうです。この自動車という言葉を、病気に置き換えれば医療者の基本姿勢が見えてきます。
とかく病気になると、どうしても出ている症状ばかりが気になってしまい、一刻も早くその症状を鎮めることに気を取られてしまいがちです。しかし、東洋医学には「心身一如」といい心と身体は切り離して考えることはできないという大原則があるのです。様々な症状のために肉体的にも苦痛が出ていますが、それと同時に心も傷ついているのですね。もしくは心のほうが傷ついていることさえあるのです。
鍼灸だけでなく、東洋医学とは身体も心も一緒に見ていく考えかたで、患者さまを診せていただいています。漢方鍼治療では、出ている症状だけの治療ではなく、心の健康も含めて治療を行っているのです。ですから、痛くないところにも鍼やお灸をすることがあるのです✨
まさか、モータースポーツの第一線の本田宗一郎さんが、こんな社員教育をなさっていたなんて!と嬉しくなりました🙂