よっちんのフォト日記

旅先や日常で感じたことを
写真と文章で綴ってみたい。
そう思ってブログを始めてみました。

新しいお店が次々と-大阪府富田林市:寺内町

2015年10月31日 | 大阪(大阪市以外)
Jinaimachi Town, Tondabayashi City, Osaka Pref.

さてさて、大阪府富田林市の寺内町の散策を続けるワタクシでありますが、
通りを進めば、角を曲がれば、えも言えぬ懐かしい光景が目の前に広がるんですよ


この日は23mmf1.4と35mmf1.4の2本の単焦点レンズだけを持って、寺内町を歩きました。
町歩きには単焦点レンズがしっくりとくる気がします


最近は一眼レフのカメラでも、新しいのを購入する際には大抵の場合、ズームレンズがセットになっています。
ワタクシなどはたまに職場で、「カメラを買うときにはどんなレンズを買えばいいの?」などと訊かれることがありますが、
「最初はズームレンズがセットでついていても、2本目は単焦点がいいと思うよ」と答えることにしております


微笑ましい光景に出会いました。年配の方ですが、思い思いにスケッチを楽しんでおられました。
絵心の無いワタクシには羨ましい光景です。退職したら、水彩画でも勉強したいのですがねえ


最近は寺内町に次々と新しいお店が出来ているんですよ。
そういうお店を訪ねてみるのも、寺内町の新しい楽しみ方かもしれません


これは雑貨屋さんの看板でありました。男性が一人で入るには、ちょっと勇気がいるかなぁ


ここは「勝間家住宅」という古民家を利用したイタリアンのお店なんですよ。
南河内の食材にこだわったお店だと聞いてはいるのですが、ちょっと値段が高めの設定なのでいまだに訪れたことがありません


和菓子のお店もありました。ワタクシは甘いものが苦手なのですが、家人などは喜びそうなお店でありました


ちょっとビックリするお店がありました。なんと寺内町に女性専用のゲストハウスが誕生していたんです。
外国人の女性には値段も手ごろですし、昔ながらの日本家屋は気に入るのじゃないかなぁ


この日、ワタクシはこのお店でパンを買って帰りました。本当に、ここ数年で新しいお店が増えました。
そしてこの日、ワタクシには行きたかったお店があったんですよ。明日はそのお店を紹介しますね

使用したカメラ:FUJIFILM X-T1


古民家、そして長屋…そういう建物を若い人たちが上手く利用して、新しい店が誕生しています。
京都などでもそうですが、若い人にとっては古民家や長屋が新鮮に思え、再利用したい気持ちになるようですね。
これからさらに魅力あるお店が増え、寺内町に活気が溢れることを願います



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寺内町逍遥-大阪府富田林市:寺内町

2015年10月30日 | 大阪(大阪市以外)
Jinaimachi Town, Tondabayashi City, Osaka Pref.

さてさて、大阪府富田林市の寺内町へとやって来たワタクシでありますが、
歴史を感じる町並みを歩くのは、いつものことながら楽しいんですよねぇ


ワタクシが寺内町を訪ねた時は、ちょうどこの界隈では「だんじり祭り」のピークでありました。
大阪府以外の人には「だんじり=岸和田の祭り」と思っているかもしれませんが、
大阪府の南部一帯では各地域でだんじりは曳行されているんですよねぇ


この日もだんじりが曳行されているようで、遠くからお囃子が聞こえていたんですよ。
ワタクシはもともとこの地域の地の者ではありませんので、さほどだんじりには思い入れがあるわけではありません。
でも、地の人っていうのはけっこう熱いというか、祭りに燃える人が多いですね


歩いていると、ワタクシの前に可愛い黒猫ちゃんが現れました。毛並みも綺麗ですし、捨て猫というわけはなさそうです


あらあら、こちらには別の黒猫ちゃんです。そういえば、先日新聞記事を読んでいると、ペットの数で犬が減少し
猫が大幅に増えてきていて、近いうちに猫が犬を上回るそうなんですよ


犬派のワタクシにはちょっと寂しい気もしますが、本屋さんなどに行っても猫の写真集はいっぱいありますが、
犬の写真集なんてあまり見ることがありません。そして、確かに猫の可愛らしさは格別ですしねぇ


ただ、猫の飼育数が増えている最大の要因が「散歩をさせる必要がない」ということなんだそうですよ。
散歩はともかくとして、犬であろうが猫であろうが、愛情を持って大切に育ててあげてほしいですね。


ブログを訪ねてくださる皆さんから「大阪にもこんな町があることにビックリ」「これが大阪なんですか」などと、
寺内町の光景に驚きの感想をたくさんいただきました


大阪の人のなかにも無口で恥ずかしがり屋の人がいるように、大阪の中にも落ち着いた雰囲気の町があるんです

使用したカメラ:FUJIFILM X-T1


テレビ番組などで、やたら「大阪らしさ」が誇張されることに違和感を感じています。
何よりも鬱陶しいのは、大阪人自らが「大阪はこうやでぇ」と誇張された大阪を演じていることなんですよ。
私は本当の大阪人らしさは「お上の言うことに素直に従わないこと、権力になびかないこと」だと思っています。
でも、最近はそうでもないかなぁ



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静かに流れる時間-大阪府富田林市:寺内町

2015年10月29日 | 大阪(大阪市以外)
Jinaimachi Town, Tondabayashi City, Osaka Pref.

さてさて、大阪府富田林市にある寺内町を訪ね、歴史を感じる町並みを楽しむワタクシでありますが、
よくぞこれだけの景観が、大阪の衛星都市に残ってくれたものだと、つくづく思うんですよねぇ


この寺内町の最寄りの駅は近鉄電車の富田林駅でありまして、富田林駅までは大阪市内の阿部野橋駅から30分程度なんです。
さらに、富田林駅からこの寺内町までは10分ほどで歩いて来れますので、大阪市内から1時間もかからずにこの町並みに来れるんですよ


しかもこの寺内町にある古民家の大半は、今もそこに人が暮らし、日々の営みが行われているんですよねぇ


ワタクシは大阪市で生まれ育ったのですが、ワタクシが物心ついた時には、電話番号は7ケタでした。
「123-4567」という感じで、大阪市内の電話番号がつけられていました。(今は8ケタになりましたが)
この4ケタの電話番号っていつ頃のものなんでしょうねぇ


ワタクシが物心ついた時、こういう町屋というか、長屋というのでしょうか。
戦前に造られたような古い民家がたくさん残っていました。ワタクシの実家がまさにそうだったんですよ


ですので、こういう風景を見ると、どこかノスタルジーな気持ちになるんですよねぇ


ただ、ワタクシが物心ついた頃と決定的に違うのは、町の中に子供がいないということなんですよね。
この日、寺内町を散策していても小さな子供と出会うことはまったくありませんでした


日本各地どこを旅しても、元気な子供たちの姿を見る機会があまりありません。
このまま少子高齢化が進んでいけば、いったい我が国はどうなるのかなぁと思いますよね


少子高齢化だけじゃなく、我が国の未来には憂うことがいっぱいです。
ただ、それでもなんとかそんな危機を乗り越えていくのが、日本人じゃないかなぁと信じたい気持ちもあるんですよ

使用したカメラ:FUJIFILM X-T1


気がつけば10月もあとわずかになりました。秋が駆け足で過ぎ去っていく気がします。
皆さんのブログを見ていても、北の方から紅葉の便りが届くようになりました。
錦秋の秋が、もうすぐ関西にもやって来ますねぇ。今年はどこで紅葉を愛でようかなぁ



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大阪にもこんな街が-大阪府富田林市:寺内町

2015年10月28日 | 大阪(大阪市以外)
Jinaimachi Town, Tondabayashi City, Osaka Pref.

さてさて、ワタクシは大阪府の中でも「南河内」と呼ばれる大阪府の南東部で暮らしているのですが、
そのエリアに富田林市という市があります。富田林市には寺内町と呼ばれる、歴史を感じる町並みがあるんですよ。
この日は寺内町を訪ねることにいたしました


そもそも、寺内町とはどういう町のことかを説明しておきますね。
寺内町とは、室町時代に浄土真宗などの仏教寺院、道場(御坊)を中心に形成された自治集落のことなんです。
濠や土塁で囲まれるなど防御的性格を持ち、信者、商工業者などが住みました


お寺を中心に発展した町といえば門前町がありますが、門前町はお寺や神社の参拝客を相手に商工業者が集まってできた町でして
寺内町とは形成過程が大きく違うんですよね


浄土真宗が強い力を持っていた関西には寺内町が多く、そもそも大阪市は元々は石山本願寺の寺内町なんですよね。
ただ、大阪市の中心地の一つである阿部野橋から電車でわずか30分ほどの場所に、当時の寺内町の姿が見事に残っているのは
奇跡的としか言いようがないように思います


現在も多くの町屋が残り、大阪府で唯一、国の重要伝統的建造物群保存地区として選定されているんです。
最近はテレビや雑誌などにも取り上げらるようになり、散策する人や写真を撮りに来る人も増えたんです


ワタクシが仕事で親しくしている人が、この寺内町のすぐ傍で生まれ育ち、今もそこに暮らしているのですが、
彼が言うには「俺が子供の頃なんて古い家があるだけで、道が狭くて入り組んでるからかくれんぼするのにちょうどよかってん。
観光客が来るようになるなんて、想像も出来へんかったわ」とのこと


言われてみれば、大阪府民であるワタクシも、富田林に寺内町があるなんてことを知ったのは、
南河内に住むようになってからですからねぇ。でも、家から車で20分ほどでこんな町があるなんて、嬉しいことなんですよ


ではでは、寺内町をゆっくり歩いていくとしましょうかねぇ


ここは道路が東西南北に碁盤目に作られているので迷うこともありません。地図も持たずに気の向くまま歩くのが楽しいのです

使用したカメラ:FUJIFILM X-T1


先日紹介した千早赤阪村の下赤阪棚田、そしてこの富田林市寺内町など、南河内には大阪のイメージとは違う素敵な場所があるんです。
山あいには名刹も多く、紅葉や新緑も見事なんですよ。
長らく暮らしていると、自分が住む土地が好きになるようですね



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家人と日帰り登山へ-奈良県御杖村:三峰山

2015年10月27日 | 奈良(奈良市以外)
Mt.Miuneyama, Mitsue Village, Nara Pref.

さてさて、ワタクシが山好きであることはこのブログでもけっこう書いてきたのでありますが、
ここにきて家人がちょっと登山に興味を持ち始めたんですよ
とはいえ、いきなり家人を北アルプスの縦走や、山小屋泊まりの登山に連れて行くわけにはいきません。
まずは日帰り登山で山に馴れようということで、奈良県御杖村の三峰山に向かったんです


三峰山は奈良県と三重県の県境に聳える標高1235mの山でありまして、冬になると霧氷が見られるので
関西では冬山登山の人気の場所なんですよ。ではでは、家人と一緒ですので、ゆっくりペースで登るとしましょう


この日の天気予報は「晴れ時々曇り」だったのですが、どうも雲が広がって展望がききません。
写真に写っているのは奈良県曽爾村の山々なのですが、どんよりとした雲が広がっておりイマイチですねぇ


時折日が射すのですが、すぐに曇ってまいります。山頂も展望がきかず、すぐに退散いたしました


そして、山頂から少し下ったところにある八丁平という開けた場所にワタクシ達は向かいました


ここも天気が良ければ、近畿南部の峰々の大展望が広がっているはずなのですが、この日はそうはいきません


ただ、この開けた場所で昼食を食べようというのが、ワタクシ達の魂胆でありました


北アルプスなどを縦走するときは「出来るだけ荷物は軽く、荷物は少なく」を考えるのですが、
日帰り登山ですので昼食くらいは楽しみたいものです。インスタントラーメンでは寂しいですからねぇ


とはいえ、様々な登山道具は昔に比べて軽量でコンパクトになりました。ワタクシが登山を始めた頃とは隔世の感があります


これから日帰り登山を楽しもうと思っていますが、せっかくですので昼食は楽しみたいですよねぇ


この日は「バゲット」「粗挽きソーセージ」「クリームスープ」の昼食となりましたが、
次回はもう少しグレードアップしたいものですね

使用したカメラ:FUJIFILM X-T1


家人が登山を楽しむようになれば、いつの日か、八ヶ岳や北アルプスに山小屋泊まりで、二人で登山に行きたいものです。
山の上から眺める夜明けの光景の素晴らしさ…これだけはどんなに写真を見せようが、言葉で説明しようが本当の美しさは伝わりません。
でも、重たい荷物は私が持たされるのでしょうねぇ



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