よっちんのフォト日記

旅先や日常で感じたことを
写真と文章で綴ってみたい。
そう思ってブログを始めてみました。

贅沢なひと時-京都市北区:大徳寺高桐院

2014年06月29日 | 京都市(北区、上京区、中京区、下京区)
Daitokuji Temple, Kita Ward, Kyoto City

さてさて、早朝に京都市北区の大徳寺を訪ねたワタクシは、まず塔頭(たっちゅう)の一つである高桐院を訪れました。


ところでところで、塔頭というのはどういうものかご存知でしょうか
禅寺において高層が死んだ後、その弟子が師を慕って師の墓の周囲や、寺の敷地内に建てた小院のことを塔頭と言うのです


大徳寺は20を超える塔頭を持つ大寺院ですが、京都の花園にある妙心寺などは50もの塔頭があるのですから驚きです
大徳寺では龍源院・瑞峰院・大仙院・高桐院の4つがいつでも参拝可能な塔頭なんですよね。


この日、ワタクシは8時半に高桐院に到着し、9時の参拝時間の開始と同時に中に入りました
そのおかげで、ワタクシはこれらの写真を撮影している間、誰とも出会うことがないというか、高桐院にはワタクシしかいなかったんですよ。


最近は京都の有名寺院に行くと、例外なく中国や韓国からの観光客でいっぱいです。
以前、朝一番に金閣に行った時なんて、聞こえてくる言葉が中国語ばかりでした。
そして彼らは例外なく傍若無人で、大声でわめき散らし、ポーズをとって写真を撮りあい、平気で列に割り込んできます


たまに「この団体さんはまだ静かやしマナーがいいなぁ」と思うと、大陸ではなく台湾からの観光客です。
どうして中国人の団体観光客って、あんなにやかましく傍若無人なのでしょうね
そう書きながら思ったのですが、「やかましくて傍若無人」、これって中国政府と同じですな。


この日は中国人はもちろん、ワタクシ以外の日本人もいない高桐院の境内でした
こんな光景を静寂の中で独り占めできるなんて、何て贅沢なひと時なんでしょうね。


ワタクシが参拝を終えて、高桐院を後にしようとした時、6人組のグループとカップルがワタクシと入れ違うようにして高桐院に入って行きました。
もうこの光景を独占するのは不可能ですね。ワタクシ、朝一番に高桐院に来て本当に幸運でした。


この日は夕方に仕事があるので、あまりゆっくり京都で時を過ごすことが出来ません。
でも、お昼まではまだけっこう時間があります。ではでは、次の目的地に向かうとしましょうかね

使用したカメラ:FUJIFILM X-E1


早起きが全く苦にならないというのは、我ながら得な体質だと思います。
山によく登っていた頃、ご来光を見るために3時や4時に山小屋で起きるのが当たり前でしたので、それで慣れたのでしょうね。
この夏も早起きしてあちこち出かけたいですね



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