よっちんのフォト日記

旅先や日常で感じたことを
写真と文章で綴ってみたい。
そう思ってブログを始めてみました。

月夜-京都市東山区:祇園新橋

2013年12月01日 | 京都市(左京区、東山区)
Gion Shinbashi, Higashiyama Ward, Kyoto City

さてさて、京都市東山区の祇園へやって来て、夜の祇園の町を散策したワタクシは
祇園の中心街から北に向かって歩いていきました
しばらく歩いていくと、清らかな川の流れに出会うのですがそこが祇園新橋と呼ばれるエリアになるんですよね。


祇園新橋は国の重要伝統的建造物群保存地区として選定されておりまして、美しい町家、石畳、白川の清流などが見事な光景を醸し出しています。
京都市内ではここ祇園新橋以外にも、産寧坂、嵯峨鳥居本、上賀茂と4か所も重要伝統的建造物保存地区があるんですよね


白川に架かるこの巽橋周辺は、よくドラマの撮影などにも利用されるので皆さんも「見たことあるわ」と思われるのではないでしょうか。
ワタクシはなぜかここに来ると、船越栄一郎氏の顔を思い出してしまうのです
外国からの旅行者にもこの場所は人気のようで、ワタクシ、ドイツから来られたグループに写真撮影をお願いされました。


ワタクシは夜にこの界隈を歩くのは本当に久しぶりでありまして、あらためて風情があるなぁと感じました。


お店の玄関にカエデの木があるお店があったので、カメラを構えてみました
ちょうど運よくファインダーの右端に白い着物を来た女性が歩いて行ったので、シャッターを慌てて押しました。
こういう光景も京都ならではでしょうね


一度でいいからこんなお店に入ってみたいな。でも高いだろうな。やっぱり無理やな…
ワタクシはあきらめが早いようです。


白川に面したお店はどこも人気のようです。観光に来る人たちは財布のひもが緩みますからねぇ。


ふと夜空を眺めると、そこには見事な満月が出ておりました
このあたりの木々はすべて桜です。桜の季節は見事なんですよねぇ。

日本人は古くから月を眺め、月を愛でてきました。十五夜の日にはお月見をし、かぐや姫は月に帰って行きました。
枕草子では「夏は夜。月の頃はさらなり…」と書かれ、和歌や俳句にも月を詠んだものが数多くありますよね。
しかし、欧米では月は狂気の象徴です。月の女神Lunaから生まれた英語lunaticは「狂気」を意味しますし
満月の日に狼男は狼に変身し、魔女は黒ミサを開きます。
そういった文化の違いがどこから来たのかワタクシにはわかりませんが、ワタクシは月を愛でる日本人ですので
夜空を見上げて満月を眺めていたのでありました


鴨川の川面が夜の灯りに煌めいています。さあ、そろそろ夕食を食べに行くとしましょうか
ビール飲みたいよぉ

使用したカメラ:FUJIFILM X-E1

PS.昨日ちょっと嬉しいことがありました。ワタクシ、昨年の夏にチェコ旅行に行ったのですが
その時の初日に、チェコ在住の日本人の方(ゆみ子さんという素敵な女性です)にサポートしていただきました。
そのゆみ子さんからメールがあり、ワタクシのブログを見た方からゆみ子さんの会社に問い合わせが数軒あったそうです。
もしチェコに旅行に行かれる方がいればお勧めしますし、彼女のブログにはチェコの素敵な日常が書かれていますので
興味がある方はぜひご覧くださいね。新チェコ生活日記2というブログです。


月と狂気…そのことに興味を持ったのは高校生の時でした。
PINK FLOYDというロックバンドのThe Dark Side Of The Moonというアルバムの邦題が「狂気」であり
曲の中にも狂気をテーマにしたものが多かったんですよね。
今にして思えば、そういう好奇心のおかげで英語が好きになったような気がします



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