よっちんのフォト日記

旅先や日常で感じたことを
写真と文章で綴ってみたい。
そう思ってブログを始めてみました。

播磨の小京都再訪-兵庫県たつの市:龍野

2013年02月05日 | 兵庫
さてさて、兵庫県たつの市の室津で港町の雰囲気を楽しんだワタクシは
その後、同じたつの市の本来の中心地であった龍野に向かいました

たつの市の中心部である龍野はかつて脇坂藩5万3千石の城下町であり
今も武家屋敷や白壁の土蔵が残る町並みが広がり、「播磨の小京都」と呼ばれているんですよね


ワタクシは以前、桜が満開の時に龍野の町を訪れ、このブログにも掲載しました
今回は真冬に再訪したのですが、静かな静かな街並みはワタクシ好みなんですよねぇ


関西以外の人には馴染みがないかもしれませんが、ここは「ヒガシマル醤油」という醤油の醸造所です。
ここ龍野は醤油の醸造が盛んで、街中を歩いているとほのかに醤油の香りが漂ってくるんですよ


醤油という調味料はなんとよく出来た調味料かと思います。
ワタクシは世界のどんな辺鄙な場所に行っても、醤油さえあれば生きていけそうな気がします


城下町には和菓子のお店が多いですよね。ここ龍野もそうなんですよ。
ただ悲しいかな、ワタクシは甘いものが苦手なので和菓子には興味がありません


寒い寒い日でしたが、穏やかな冬の日差しが温かさを運んでくれます。白壁が青空に映えますね


決して派手な観光地ではなく、むしろ地味な印象の町ですが、ワタクシはここ龍野の街並みが大好きです。


こういう街を歩いていると地元の人とすれ違う時、ついつい「おはようございます」「こんにちわ」と声をかけてしまいます。
すると必ず返事が返ってくるんですよね。嬉しいのは小学生や中学生が、笑顔で返事を返してくれること。
都会では感じられなくなった暖かな触れ合いが、こういう街には残っています


大阪などでは小学生に「見知らぬ人に声をかけられたら逃げるか、周囲の人に助けを求めなさい」と教えています。
ワタクシが「こんにちわ」なんて声をかけたら逃げられたり、大声を出されたりするのでしょう
なんだか世知辛いというか、寂しいですよね。


ではでは、小京都と呼ばれる龍野の町をもう少し歩きましょうか

使用したカメラ:FUJIFILM X-E1


「○○の小京都」と呼ばれる町にはよく行きました。
戦国時代、京都の戦乱から逃れた貴族たちが、各地の大名に招かれた際に
京都の文化を伝え、京都に似た街づくりをしたからそういう街が出来たのですね。
そう考えると、応仁の乱というのも悪いことばかりじゃないんですねぇ



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