よっちんのフォト日記

旅先や日常で感じたことを
写真と文章で綴ってみたい。
そう思ってブログを始めてみました。

潮風吹く町並み-兵庫県たつの市:室津

2013年02月03日 | 兵庫
さてさて、漁港の雰囲気を味わいたくって兵庫県たつの市の室津にやって来たワタクシでありますが
ここ室津は漁港だけではなく、歴史を感じる町並みにも風情があるんですよねぇ
先日も書きましたように、室津は参勤交代の際に西国大名が上陸する港町であり朝鮮通信使が寄港地でもありました。
そのために、当時の雰囲気を伝える町並みが残っているんです。


さりげないことですが、道路が石畳であるだけでいい雰囲気になるんですよねぇ
アスファルトはどうにも無粋ですよね。


町の中にあるお寺の前に、こんな石仏が並んでいました。ずっと長い間、室津の町を見つめてきたのでしょうね。


虫籠窓と青空…参勤交代の侍たちもこの光景を見たのでしょうか。朝鮮通信使たちには日本の町並みはどう見えたのでしょうか。


のんびりとした町中に潮風が吹いてきます。ちょっぴり潮のにおいを感じながら、ワタクシは町を歩きました


ワタクシは古い町を歩くのが大好きです。古い町を歩き、その町の歴史に思いを馳せるのが大好きです
その逆というわけはないのですが、どうにも新興住宅街が苦手です
無機質な同じような造りの家がずらっと立ち並んだ光景は、どうしてもダメなんですよね。
下町で生まれ育った性でしょうか。


町を抜けると立派な神社が海沿いの小高い丘の上に鎮座しております。


この神社は賀茂神社といいまして、祭神は賀茂別雷命(かもわけいかづちのみこと)です。
言うまでもなく賀茂別雷神社(京都の上賀茂神社のことです)の系列であり、平安時代には上賀茂神社の荘園だったそうです。


江戸時代、室津に寄港したシーボルトは賀茂神社から眺める瀬戸内海の風景を絶賛したと伝えられています


神社を出ようとして鳥居を振り返ると「平清盛参拝の社」と書かれてありました。
昨年の大河ドラマの影響で観光客も訪れたのでしょうか。視聴率からすると、さほどのことはなかったのかな

ではでは、もう少し室津の町を歩いてみましょうか。

使用したカメラ:FUJIFILM X-E1


昨年の大河ドラマは平清盛でしたが、どうもドラマの中身よりも視聴率の低さばかりが話題になりました。
私はこのドラマをずっと見ていたのですが、後半になればなるほどドラマとしては面白くなり、
内容的にはここ数年の大河ドラマではけっこういい作品だったと思うんですよね。
テレビというのは内容と視聴率は比例しないものなんですね



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