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よっちんのフォト日記

旅先や日常で感じたことを
写真と文章で綴ってみたい。
そう思ってブログを始めてみました。

小さな山小屋-長野県諏訪市:「コロボックルヒュッテ」

2023年06月16日 | 信州(南信)
“Korobokkuru Hutte”, Suwa City, Nagano Pref.

さてさて、乗鞍のキャンプ場を後にしたワタクシ達なのですが、この日(5月21日)は蓼科にある宿に泊まることにしていました。
ですので、蓼科に向かって行ったのですが、まず最初にお気に入りの場所に立ち寄ることにしたんです


ワタクシ達が立ち寄ったのは霧ヶ峰にある「コロボックルヒュッテ」という可愛い山小屋です


山小屋の前にはこんな風景が広がっています。向こうに見える台形状の山は、美ヶ原の稜線ですね


このコロボックルヒュッテですが、元々は霧ヶ峰を登る登山者のための山小屋でした。
しかし、ビーナスラインと呼ばれる自動車道路が開通し、霧ヶ峰は手軽にトレッキングできる山になったので、
わざわざ山小屋に宿泊する人はごくわずかになったんですよ。その代わりに、コロボックルヒュッテは観光客が立ち寄り、
土産物を買ったりカフェを楽しむ場所として人気になったんです。
ワタクシはテラスから見る景色が好きで、この場所で何度もコーヒーを飲んだりランチを食べたりしているんです


家人は「チーズケーキとアイスコーヒー」を、ワタクシは「ジャムトーストとコーヒー」をオーダーしました。
本当はサンドイッチを食べたかったのですが、ワタクシの直前で売り切れてしまったのです


そうそう、皆さんは「ゆるキャン△」というアニメ、そして実写版のドラマをご存知でしょうか。
キャンプを楽しむ女子高生を描いたドラマなのですが、そのドラマの中で主人公の「志摩りん」という女の子がキャンプに向かう道中で、
ここコロボックルヒュッテに立ち寄り、ボルシチを食べるシーンがあるんです。
実写版では朝ドラでも主役を務めた福原遥さんが主人公役で、美味しそうにボルシチを食べていました。
その影響でコロボックルヒュッテを訪れる人が大きく増えたそうですから、アニメやドラマの影響って大きいですね


紋クン、ここに来るのは5度目か6度目だと思います。記憶力のいい彼のことだから、覚えているのかも知れません


霧ヶ峰のたおやかな山並みを眺めながら、ヒュッテのテラスで過ごす時間は至福の時間です。
何度も訪れている場所ですが、やっぱりここはいいなぁ


さあ蓼科に向かうとしましょうか。車で少し先に進むと、ワタクシが大好きな八ヶ岳の山並みが見えてきました

「コロボックルヒュッテ」…長野県諏訪市上諏訪霧ケ峰車山肩

使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2


ここコロボックルヒュッテもそうですが、これまで何度か旅先でアニメの「聖地巡礼」と呼ばれる場所に行きました。
別に「聖地」を意図的に行ったのではなく、訪れてみたらそこがアニメの「聖地」だったということなのですが、
その度にアニメの経済効果ってすごいな、アニメの影響力ってすごいなって痛感します。
考えてみたら私なども「巨人の星」「あしたのジョー」などの台詞なんかをしっかり覚えてますものねぇ。



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キャンプ場の朝-長野県飯島町:千人塚公園オートキャンプ場

2022年11月23日 | 信州(南信)
Senninzuka Park Camp Site, Iijima Town, Nagano Pref.

さてさて、千人塚公園オートキャンプ場に泊まったワタクシ達は、グッスリと眠って目覚めのいい朝を迎えました。
よく「枕が変わると眠れない」「ベッドでないと眠れない」「環境が変わると眠れない」などという人がいますが、
ワタクシはどんな場所であってもすぐに眠りにつき、しっかりと熟睡出来るのです。そして、紋クンもそうなんですよ


紋クンの散歩を済ませ、朝食の準備に取りかかります。この日の朝食は超カンタン。
昨夜の夜のキノコ鍋の残りの出汁を使った「キノコリゾット」を作ろうという魂胆です。
残っていたご飯、細かく切ったキノコを出汁の中に投入します


出汁がグツグツしてきたら、大量のパルメザンチーズを投入。我が家はチーズ好きなんですよねぇ


これも見た目は映えません。リゾットと雑炊の中間くらいのビジュアルになりましたが、味はバッチリでありました


そして、食後はコーヒー豆をミルで挽き、挽きたてのコーヒーをいただくのでありました


ではでは、紋クンを連れてキャンプ場をグルリと朝の散歩に行くとしましょうか


中央アルプスの稜線には残念ながら雲がかかっていました。雲が無ければ空木岳の秀麗な姿が見えるんですがねぇ。
とはいえ、朝の冷気の中の散歩は心地いいものでありました


キャンプ場にあるこの池ですが、夏場はSUPなどが楽しめるそうなんですよ


紋クンは家人の寝袋の中でグッスリ眠ったようです。いつものように朝の5時には目が覚めていたようですが、
鳴いたり吠えたりすることもなく、ワタクシ達が起きるまでジッと待っていたんですよねぇ

この後、ワタクシ達はテントの撤収、キャンプ道具の撤収に取り掛かり、大阪への帰路につきました。
晴天に恵まれ、楽しい三日間でした。次はいつ信州に行こうかなぁ

使用したカメラ:6〜8枚目はFUJIFILM X-T30、他はFUJIFILM X-Pro2


気がつけば11月も後半になりました。今年も残すところは僅かになってきましたね。
今年もコロナウイルスは収束することなく、以前の日常を取り戻すことが出来ませんでした。
そして、ウクライナの紛争を筆頭に、国際情勢が極めて緊張を高めた一年だったように思います。
自由、民主主義、国際協調、そして平和というものが脆弱なものだという事実を突きつけられた一年でした。



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映えないけど…美味かった-長野県飯島町:千人塚公園オートキャンプ場

2022年11月22日 | 信州(南信)
Senninzuka Park Camp Site, Iijima Town, Nagano Pref.

さてさて、千人塚公園オートキャンプ場でキャンプを楽しむワタクシ達ですが、
日が沈むと夕食を楽しむ時間となりました。食事もキャンプの大きな楽しみですねぇ


この日、ワタクシ達は農作物直売所で旬のキノコを買い込んできたんです。
マイタケ、ブナシメジ、ヒラタケ、そして手前の大きなナメコ。
この日は、これらのキノコを使ってキノコ鍋を楽しもうというのがワタクシ達の計画です


ワタクシの仕事はコメを炊くことでした。クッカー(コッヘル)に米と水を入れて、2時間ほどおいておきました。
そして、火加減を調整しながらコメを炊いたのですが…
どーですか。見事にコメが炊きあがりました。最高の炊け具合で、美味しい美味しいご飯が出来上がったのです


家人はキノコ鍋の調理です。たっぷりのキノコ、豆腐、白菜、白ネギ、豚肉を入れたキノコ鍋です。
美味そうに見えますねぇ。旨いに決まってるじゃないですか。実にウマかったのですよ


今回の料理は全く映えません。映えませんが美味いのです。もちろんビールも進みます


夕食が終わると夜も更けてまいりました。ビールタイムからワインタイムに突入ですな


焚き火の炎を眺めながら、ワインをチビチビ…いや、グビグビ行くのが至福の時間です。
楽しいなぁ、キャンプ。暖かいなぁ、焚き火。美味いなぁ、ワイン。幸せやなぁ、ワタクシ


ストーブの火でテントの中は暖かく過ごすことが出来ました。ストーブの上でお湯を沸かし、
沸かしたお湯は湯たんぽに入れて寝袋の中で使うのです


家人と紋クンは一足早く寝袋の中に入りましたが、ワタクシは一人で焚き火を楽しみました。
イスに深く腰掛けて、ふと空を眺めると、そこには満点の星空が広がっていたのでした

千人塚公園オートキャンプ場…長野県上伊那郡飯島町七久保3017−124

使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2


紋クンは家人の寝袋の中に潜り込み、スヤスヤと眠っていました。
あんなに小さな身体のくせに、結構大きなイビキをかくんですよ。
身体の割にイビキとウンコは大きい紋クンです。



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アルプスの麓でキャンプを-長野県飯島町:千人塚公園オートキャンプ場

2022年11月21日 | 信州(南信)
Senninzuka Park Camp Site, Iijima Town, Nagano Pref.

さてさて、駒ヶ根高原で紅葉を楽しんだワタクシ達は、この日宿泊するキャンプ場へ向かいました。
キャンプ場は駒ヶ根高原から車で30分ほどの場所にある、飯島町の千人塚公園オートキャンプ場です。
中央アルプスの山麓に広がる公園にあるキャンプ場で、ここを利用するのは初めてです


まず管理棟に手続きに行ったのですが、管理棟やトイレの綺麗さにビックリ。
特に女性はトイレや水回りが気になるのでしょうが、ここは全く問題ありませんわ


コールマンの2ルームテントを購入して2度目のキャンプとなりました。
前回はこのテントを張るのが初めてだったので、「あーでもない、こーでもない」とかなり悪戦苦闘しましたが、
今回は2度目なのでさほど苦労することはないだろうと思っていたんです。
ところが、キャンプ場に着いた頃から風が強くなり、テントを張るのに結構苦労しました。
風にテントが煽られないように、先にペグ打ちをしておくべきだったんですよねぇ


テントの内部です。奥に見えるのはインナーテントで、寝室になるわけですね。
手前はリビングスペースになるのですが、今回はかなり寒くなることが考えられたのでストーブも持ってきました。
このストーブがあれば朝晩の寒さもしのぐことが出来るでしょう。もちろん寝る時は消火しますけどね


向こうに見える稜線は中央アルプスの山並みです。キャンプ場はAサイト、Bサイト、Cサイトと3つのサイトがあるのですが、
ワタクシ達がテントを張っているのはCサイトで、このサイトだけがペットOKなんですよ。
そして一区画が12m×12mなので、とてもゆったりとキャンプを楽しむことが出来ました


秋の日は釣瓶落とし…午後5時には太陽は中央アルプスの向こうに沈んで行きました。


ではでは、そろそろ夕食の準備に取りかかるとしましょうか。
この日のワタクシの役割は、クッカー(コッヘル)でコメを炊くことです。美味しいご飯を炊かねば夕食が台無しです


この日の夕食は和食です。ではでは、ワタクシはコメ炊きに専念するとしましょうか

千人塚公園オートキャンプ場…長野県上伊那郡飯島町七久保3017−124

使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2


この日、Cサイトに泊まったのは私たちを含めて3組でした。私たちの隣のサイトは、私たちより年配のご夫婦。
まるでキャンプ雑誌から抜け出てきたかのような、キャンプ道具の数々に目を奪われました。
もう1組はワンコを連れた年配の男性のソロキャンプでした。軽トラで乗りつけたこの男性ですが、
「キャンプの達人」というような雰囲気を醸しだしていました。さて、私たちはどんな風に見えたのでしょうね。



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「湖」と「池」-長野県駒ヶ根市:駒ヶ根高原

2022年11月20日 | 信州(南信)
Komagane Highland, Komagane City, Nagano Pref.

さてさて、駒ヶ根高原にやって来たワタクシ達ですが、駒ヶ池から10分ほど歩いたところに
大沼湖という小さな湖がありました


この湖も駒ヶ池と同じで、雪溶け水を貯めて温めてから農業用水に使用する目的として作られた人工湖なんです


ズームレンズを望遠にすると、中央アルプスを大きく切り取ることが出来ました。
鋭く尖った山が宝剣岳で、その下に広がる開けた場所が千畳敷カールなんです。
写真の左の方に、千畳敷カールのロープウェイの駅があるのがわかるでしょうか


ところで、ここは大沼湖と呼ばれる湖沼なのですが、昨日のブログでは駒ヶ池を紹介しました。
ワタクシにはどちらも「池」にみえるのですが、こちらは「湖」なんですよ。
そうなると、「湖」と「池」、さらには「沼」の違いってどこにあるのかなぁって思ってしまうんですよね


定義でいえば湖とは「水深が深く、植物は湖岸に限られ、中央の深いところには沈水植物が見られないもの」、
沼とは「湖より浅く、最深部まで沈水植物が繁栄するもの」。
池とは、「通常、湖や沼の小さなものをいい、特に人工的に作ったもの」を指すのだそうです。なるほどねぇ


ただ、実際に呼ばれている呼称は必ずしも上記の区分にはよらないそうです。
地域の資源としてイメージアップするために、厳密には「沼」だけれど「湖」に名前を変えたものもあるみたいです。
確かに「沼」と言われるよりは「湖」と言われたほうが水が澄んでいてキレイなイメージがありますね


信州でいえば白樺湖、蓼科湖なんて人工的に作ったものですから「池」と呼ぶべきなのでしょうが、
もう「湖」という言葉が定着しているので、それはそれでよしとすべきなのでしょう


紅葉を求めて駒ヶ根高原に来たのですが、素晴らしい青空の下、鮮やかな紅葉を愛でることが出来ました。
それではこの日の宿泊地であるキャンプ場へと向かうとしましょうか

使用したカメラ:1、3枚目はFUJIFILM X-Pro2、他はFUJIFILM X-T30


水谷豊さんが杉下右京という警部を演じる「相棒」という人気シリーズがありますが、杉下右京には口癖があるんですよ。
それは「細かいことが気になるのが僕の悪い癖」っていう言葉なのですが、私は大雑把な人間で日常生活では細かなことは気になりません。
ただ、地理好きなので地形、地名、その土地の歴史などは細かなことが気になるのです。
「池」と「湖」の違いなんて、気にならない人が大半だとは思います。



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