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よっちんのフォト日記

旅先や日常で感じたことを
写真と文章で綴ってみたい。
そう思ってブログを始めてみました。

思わずニヤリ、思わずニンマリ-大阪市浪速区:新世界

2024年02月04日 | 大阪(大阪市内)
Shinsekai, Naniwa Ward, Osaka City

さてさて、真っ昼間からビールを飲んで上機嫌なワタクシは、新世界の散策を続けました。
この町を歩いていると、何かと面白いものに出くわすんですよねぇ


昔懐かしいスマートボールのお店ですが、「1回100円」という昭和価格が嬉しいですな


「巨乳すぎるガチャガチャ」「エロ過ぎるガチャガチャ」…一体どんなものが出てくるのかと思いますが、
そのために500円を使おうとは思いませんでした。ただ、「たった500円で人生最高のエロい笑顔が生まれます」の言葉にニヤリ。
エロい笑顔とはどんな笑顔なのでしょうなぁ


「49円の串カツ」…安いのは嬉しいのですが、この値段だと「どんな材料使ってるねん」「ちゃんとした油で揚げとんのか」などと
余計な心配をしてしまいます。新世界というと串カツが有名なのですが、最近は美味しくない串カツ屋も多いんです。
特にアルバイトのような若い兄ちゃんがやっているお店はハズレも多いんですよ


「レスカ」…昭和の時代、大阪では「レモンスカッシュ」をこう呼びました。
「冷コー」…昭和の時代、大阪では「アイスコーヒー」をこう呼びました。
今の若い人は、どちらの言葉もまず使わないでしょうねぇ


古びた食品サンプルに哀愁を感じます。「フルーツポンチ」「プリンアラモード」「クリームソーダ」なんてのが、
昭和の喫茶店には必ずありましたよねぇ。あ、「ホットケーキ」もね


観光客で賑わう新世界ですが、表通りから路地に入ると観光客の姿は激減します。
かつてはこういう路地に入ると、立ちしょんべんをしてるオッサン、ポン引き風のオバハンなどがいたものでした


そんな路地裏に佇む「グリル梵」。ここは隠れた洋食の名店でしたが、最近はメディアに取り上げられて有名になりました


「ぼうず700円」にニンマリ。せめて坊主頭と書けばいいのにと思いますが、このストレートさが潔いといえば潔いかなぁ

使用したカメラ:FUJIFILM X-T30


大阪は「お笑いの町」と言われてきましたが、最近はどうも「笑いの質」が気になるんですよ。
特に「イジる」という言葉で、人を侮蔑、侮辱するようなことが「笑い」とされることに不快感を感じるんです。
夢路いとし・喜味こいし師匠は漫才をする時に「相方を叩かない」「下ネタを言わない」「客をいじらない」の三つを約束事していたそうです。
なぜならその三つの行為をすれば、素人でも笑いを取れる。それをするのはプロではないという芸人の誇りです。
そんなことを思うのも、私が歳をとったからでしょうねぇ。



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美味くて安おまっせ-大阪市浪速区:新世界・「大興寿司」

2024年02月03日 | 大阪(大阪市内)
“Daikou Sushi”, Shinsekai, Naniwa Ward, Osaka City

さてさて、新世界に来て昔ながらの居酒屋で軽くお酒を飲み、軽く食事を済ませたワタクシなのですが、
まだまだお腹には余裕があり、もう一軒何か食べに行こうと思ったのでありました


ワタクシ、「ちょっと寿司をつまみたいなぁ」という気持ちになったんですよ。
ですので、ジャンジャン横丁にある「大興寿司」に行くことにしたのです


ここは回転寿司ではなく目の前でお寿司を握ってくれるのですが、価格は回転寿司並みなんですよ。
ですので、店内はいつも多くのお客さんで賑わっております


まずはビールをいただきます。ビールを飲みながら、何を食べようか考えます。幸せな時間ですわ


どーですか。まずは「煮穴子」をいただきました。フワッとしたアナゴが美味しゅうございました


どーですか。続いては「さば」です。ワタクシ、メニューにサバがあるとついつい頼んでしまいます。
しめ鯖はもちろん、サバの塩焼き、サバの味噌煮、サバの煮付けなどが居酒屋でメニューにあると、どれかをオーダーしてますわ


この頃からはビールから焼酎に代わります。まあ、いつものパターンですな


どーですか。大好きな「カンパチ」もいただきました。はまちもブリも好きなのですが、お刺身だとカンパチが一番好きです。
昼間からカウンターに座って寿司をつまむ…贅沢な時間ですなぁ


どーですか。最後は「生しらすの軍艦巻き」です。ワタクシ、子どもの頃からしらすはよく食べていたんですよねぇ。
久々に訪れた「大興寿司」ですが、リーズナブルな価格で美味しいお寿司をいただくことが出来ました


ではでは、もうちょっと新世界の散策を続けるとしましょうか

「大興寿司」…大阪市浪速区恵美須東3-2-18

使用したカメラ:FUJIFILM X-T30


今や「寿司」というとカウンターに座り、職人さんが握っているのを眺めながら食べるようなお店よりも
「くら寿司」「スシロー」「魚べい」のような回転寿司の方が一般的になりましたね。
その回転寿司なのですが、元祖となるのは「元禄寿司」という大阪にあるお店でして、昭和33年に第1号店が開店したそうです。
大阪の商売人というのは、昔からアイデアに長けてるんですよ。



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食べ歩きに行こか-大阪市浪速区:新世界・「酒の穴」

2024年02月02日 | 大阪(大阪市内)
“Sakenoana”, Shinsekai, Naniwa Ward, Osaka City

さてさて、ワタクシは新世界にやって来たのですが、時刻はちょうどお昼頃でした。
となれば、昼食を食べに行きたいですな。いや、食べに行かねばなりませんな


「酒の穴」…なんともわかりやすいネーミングですなぁ。酒飲みがはまり込んで抜けられなく穴なんでしょうかねぇ。
ワタクシ、数十年前から何度か訪れたお店なので、懐かしさもあってこの居酒屋にまず入ることにしました


お品書きを見ると「ここは昭和か?」と思うような価格帯ですな。
嬉しい反面、海外との経済格差がどんどん開いているんだろうなぁって思ってしまいます


ワタクシの隣に東京から観光に来た若いカップルが来ました。「どうして牛串カツがウインナーより安いんだろうね?」
「紅しょうがってたこ焼きやお好み焼きに入ってる小さなショウガでしょ。どうやって串カツにするの?」
「うずらと玉子があるでしょ。玉子ってまさかゆで卵のわけないよねぇ」などと、
言われてみたらそういう疑問を持つのは当然で、ワタクシ、答えられる疑問には説明してあげたのでした


真っ昼間から飲むビールは、ひとしお美味しい気がします。お天道様が輝いているうちから酒を飲む背徳感、
世間の人が働いているうちに酒を飲む優越感、そういったものがビールの味を一層美味しくしてくれるのでしょうな


まずは「きずし」をいただきました。きずしは「生寿司、生鮨」という漢字が当てはまるそうですが、
関西以外では「しめさば」と呼ぶのが一般的でしょうねぇ


「ねぎま」には一味をふりかけていただきました。価格も昭和ですが、味も昭和のままですわ


これ、なんだと思います。メニューの名前は「八宝菜」なんです。まるで小学校の給食を思い出すビジュアルですよね。
そして値段は200円。20年くらい前に来た時も200円だったと思います。ああ、ここにまだ昭和がありました

「酒の穴」…大阪市浪速区恵美須東2-4-21

使用したカメラ:FUJIFILM X-T30


頻繁に一人で居酒屋などに行くわけではありませんが、一人でお酒を飲むのも結構好きなんですよ。
コロナ禍の3年間って様々なことがありましたが、ありがたかったのは不要な宴会、飲み会がなくなったことです。
一緒に飲みたくもない人と、飲み会に行かねばならないのは最悪ですからねぇ。



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今も残る猥雑さ-大阪市浪速区:新世界

2024年02月01日 | 大阪(大阪市内)
Shinsekai, Naniwa Ward, Osaka City

さてさて、かつての「怖い街」というイメージから、今ではすっかり観光地となった新世界ですが、
大阪府民以外の人には「ギョッ」とするような光景もまだまだ残っているんですよ


トラのTシャツ、トラのリュックですが、「こんなもの誰が買うの?」と思われるかもしれません。
しかし、「需要あるところに供給あり」というのが経済の大原則です。需要があるということでしょうなぁ


新世界のシンボル、いや、大阪のシンボルとも言える通天閣です。この通天閣なのですが、年々小まめにリニューアルされてるんです。
昨年には通天閣南側の看板が大きくリニューアルされたんですよ


このように南側の看板がデジタルサイネージ(電子看板)に変更されました。看板の文字をスクロール表示するようになったんです。
多言語表示も可能になったので、外国人観光客にはありがたいでしょうね


何の番組かわかりませんが、テレビ局が取材に来ていました。ここはよく「秘密のケンミンショー」のロケがあるんです。
ただ、あの番組は「やらせ」が過ぎる気がしますね


今も残る大衆演劇場です。ワタクシの実家近くにもかつては大衆演劇場がありました。
チンドン屋さんが芝居の宣伝をしていたのを覚えていますわ


「ビデオ旅館って何やねん?」と思いましたが、アダルトビデオ見放題みたいな旅館なんですかねぇ


いまだにこんな映画館が残っているんですよ。ネットでアダルトサイトが自由に見ることができる時代に、
こういう映画館が残っていることって、ある意味では奇跡じゃないかと思いますわ


「因果応報」「血の号泣」「地獄の順番待ち」…なんとも刺戟的な言葉が並びます。
まだまだ「古き時代の新世界」を見ることが出来ました

使用したカメラ:FUJIFILM X-T30


通天閣って大阪のランドマークの一つなのですが、その高さは108mしかないんですよ。
634mのスカイツリーはともかくとして、札幌のテレビ塔や名古屋のテレビ塔よりも低く「タワー建築」としては全国で17位なんです。
ですので、大阪に来た観光客の中には「この程度の高さなの?」と驚く人もいるようですね。



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ネーミングの妙-大阪市浪速区:新世界

2024年01月31日 | 大阪(大阪市内)
Shinsekai, Naniwa Ward, Osaka City

さてさて、今日からはちょっと「広島旅行」はお休みさせていただきます。
ワタクシ、昨年の10月末に仕事で大阪の天王寺に行くことがあり、お昼で仕事が終わったんです。
このまま帰宅するのも勿体ないと思い、天王寺からほど近い場所にある「新世界」をブラブラしようと思いました


「新世界」とは、大阪市浪速区にある繁華街です。1912年に「通天閣」を中心とした遊園地が建設されたのが始まりなんです。
新世界という名前は、旧世界(徳川時代)には存在しなかった新しい文化や技術を取り入れて、
近代的なエリアにしようという意味合いで名付けられたと聞いた記憶があります


この商店街が「ジャンジャン横丁」でして、ワタクシが子どもの頃はオッサンやオッサンみたいな顔をしたオバハンが
真っ昼間から酒を飲んでいるし、浮浪者が道端に寝ていたりしているのが当たり前の光景でした。
しかし、今ではすっかり人気の観光地になり、若いカップルや女性グループ、さらには外国人観光客が訪れるようになり、
かつての新世界を知っているワタクシには隔世の感がありますわ


「最新式遊技場」…何かICT機器を使ったゲームセンターか、あるいはeスポーツの会場かと思います。
でも、昔ながらの「射的」のお店でした


「モーニングサービス」といえば名古屋の喫茶店が有名ですが、新世界には居酒屋のモーニングサービスがあるんですよ。
ワタクシ、ここでモーニングサービスをいただいたことがあります


この居酒屋も何度か訪れました。もちろん生ビールをサービスでいただきましたよ


「ぜにや」…もちろん「銭屋」でしょうな。なんともわかりやすい、どストレートなネーミングです


「きてやこうて屋」…「来てや、買うて屋」ですな。これまた大阪らしいネーミングです


「おたべ屋」…「お食べ屋」となると、「もうちょっとひねりなさい」と言いたくなるワタクシなのです

使用したカメラ:FUJIFILM X-T30


1970年、大阪で開催された万国博覧会は、今にして思えば大阪のピークというか、一番幸福だった時代のように思います。
その後、オイルショックによって大阪を支えてきた中小企業(町工場)は大打撃を受け、大阪の低迷が始まりました。
もう大阪がかつてのような賑わい、繁栄を取り戻すことは無いと思いますが、
来年に予定されている大阪万博が失敗に終わり、大阪にさらなる低迷をもたらすのではないかと危惧します。


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