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よっちんのフォト日記

旅先や日常で感じたことを
写真と文章で綴ってみたい。
そう思ってブログを始めてみました。

チェコ旅行記:最終日(その1)-「最後の朝」:プラハ

2012年10月27日 | 海外旅行-チェコ
さてさて、しばらく中断しておりましたチェコ旅行記でありますが、またまた再開させていただきます
いよいよチェコ旅行も最終日を迎えました。昼過ぎには空港に向かい、プラハ発の飛行機に乗らねばなりません
「毎日朝早くから行動していたので、最終日くらいゆっくりホテルで寝ていようか」…
そういう話に普通はなるのかもしませんが、ワタクシ達にそんな話は断じてありませぬ

「最後の日やで、どこに行く」「午前中はどこか行けるよなぁ」…という会話をしたワタクシ達の結論は
「もう一度プラハ城やカレル橋に行こう」ということでありました

チェコに来て3日目に、ワタクシ達はプラハ城やカレル橋、旧市街広場へ足を運び、心から感動しました。
しかししかし、その時は曇天だったのです。この日も朝から素晴らしい青空
抜けるような青空の下で、プラハ城やカレル橋を歩こう…それがワタクシ達のチェコ滞在最後の行動としたのです。


毎日堪能したホテルの朝食もこれが最後となりました。
ワタクシは海外旅行に行くと、宿の朝食を撮らずに近隣の屋台や食堂に行くことが多いのですが
今回はホテルのパンやチーズがあまりに美味しいので、連日ここの食事に満足でありました。
あぁ、名残惜しいなぁ


再びやって来たプラハ城。前回とは違って、今回は裏口ともいうべき東側の入口から入場しました。


同じ場所でも天候が違うと印象が変わるものですねぇ。
曇天の日に訪れたプラハ城はどこか重厚かつ陰鬱な印象すら受けたのですが、この日は爽やかな印象でありました。


ふと足下を見ると、マンホールのデザインすら可愛いんですよねぇ。ああ、チェコを去りがたいです


プラハ城の入り口前から、プラハの街を見下ろしてみました。


プラハには「百塔の街」というニックネームがあるのですが、「なるほどなぁ」と思いますよね。
高層ビルディングが無いだけで、聖堂や教会の尖塔がこんなに美しく見えるんですねぇ。
大阪城の天守閣なんてすぐ近くに高層ビルが出来たせいで、ずいぶん貧相に見えるんですよ


高層建造物が無い大都会…ワタクシには初めて見る光景でした。
石畳の道路を残すことも、電線をすべて地中に埋めることも、高層建造物を建てないことも経済効率を考えれば無駄なことが多いのでしょう。
でも、文化というのは時として経済効率だけでは割り切れない無駄な投資も必要なものだと思うのです


いつの日かワタクシは、この国を再訪したいと思っていますが
その時にも、きっと同じ光景がワタクシの目の前に広がっていることでしょう。
それが10年先であれ、20年先であれ…それが「文化」だと思うのですよね

使用したカメラ:Canon EOS7D


チェコ最終日。青空の下の美しいプラハの街を目に焼き付けたい…そんな思いでいっぱいでした。
「黄金の街」を筆頭に、 「北のローマ」「魔法の街」「百塔の街」「宝石の街」「建築博物館の街」「欧州の音楽院」などなど
プラハには様々なニックネームがあることも、初めてこの街に来て知りました。
ワタクシはたかが一週間だけ滞在した旅人ですが、この街の魔法に魅入られてしまった旅人です。
ワタクシにかけられた魔法は「あなたはもう一度必ずこの街を訪れる」という呪文でしょうね



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チェコ旅行記:6日目(その7)-「チェコ最後の夜」:プラハ

2012年10月14日 | 海外旅行-チェコ
さてさて、予想以上に素敵な街だったターボルからプラハに戻って来たワタクシ達ですが
プラハ本駅から15分ほど歩いた下町へと向かいました


ワタクシ達はどこに向かったのかと言いますと…


目的地は 『ウ・ドゥヴォ・コチェク』 というホスポダ(居酒屋)でありました。
いよいよワタクシ達のチェコ滞在も最期の夜となりました。
当初、「最後の夜くらいはちょっとリッチなレストランに行こうか」と話していたのですが
あまりにもホスポダのビールと料理が美味しいので「やっぱり最終日もホスポダへ行こう」とあいなりました


ここウ・ドゥヴォ・コチェクは地元の人に勧めてもらったホスポダで、店名は「二匹の猫」という意味だそうです。
なるほど、店内には猫の置物や猫の壁画がありました。
それにしても1678年に開店というのがすごいですね。日本でいえば将軍綱吉の時代ですよ


どーですか。ここのビールは「ピルスナー・ウルクェル」でありました。あぁ、このビールも飲み納めかなぁ。辛いなぁ。
向こうに見える女性の素足が艶めかしい気もしますが、実際は妙齢のおば様でありました


どーですか。この日もまたまたいただいたのは「チーズフライ」なのであります。
ワタクシ達はすっかり味覚がチェコ人化しておりました


どーですか。この日のメインはこの「鴨肉のロースト」なんですよね。
豪快にガッツリいかねばなりませぬ


身の締まった鴨肉が絶品。これはこれは美味くて美味くてたまりません。ビールもグイグイ進みます
かくしてチェコ最後のディナーは満足満足大満足でありました。

しかししかし、ワタクシのビールはこれだけでは終わりませぬ


いつものようにホテル近くのスーパーで缶ビールとスモークチーズを買い込みました。
この缶ビール、日本円で70円。スモークチーズは100円なんですよ

しかししかし、ワタクシのビールはまだまだ終わりませぬ

チェコ最後の夜なので、ホテルの屋上にあるバーに行こうかということになったのですな。


おお、よっちん氏の登場でありますが、相当ご機嫌のようですね。
ただ、この日の夜の気温は10℃以下まで下がっておりまして、後ろにいる人たちを見たら寒さは一目瞭然ですな。
それでもよっちん氏はビールを手放しません。アホとしか言いようがないですな

かくしてチェコ最後の夜は、ビールとともに更けていったのでありました
いよいよ明日はチェコ最後の日になります。

この日のビール摂取量=朝にターボルでビール1本。午後にターボル駅前でビール1本。
           夕食の時に生ビール4杯。ホテルに戻って部屋で缶ビール2本。
           ホテルのバーで生ビール1杯。

使用したカメラ…1枚目と2枚目はCanon EOS7D 他はFUJIFILM X10

PS.土日と信州に行ってきます。皆さんのブログにコメントが出来ないかもしれません。
 日曜日の夜には皆さんのブログは訪問できると思います。


チェコ最後の夜。プラハの夜景を眺めながら私たちの口から何度も出た言葉は
「もう一度チェコに来たいなぁ」「必ずもう一度は来ようや」「今度はアパート借りて一か月くらい生活したいな」
というような言葉ばかりでした。
最後の夜は本当に名残惜しく、あっという間に過ぎていきました



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チェコ旅行記:6日目(その6)-「世界の車窓から」:ターボルからプラハへ

2012年10月13日 | 海外旅行-チェコ
さてさて、予想以上に素敵な街だったターボルの街を満喫したワタクシ達ですが
そろそろプラハへ戻る時間が近づいてまいりました


ターボルの駅舎はなかなか瀟洒な洒落たデザインでありました。


ターボル駅は複数の路線が接続する交通の要所です。多くの旅人達がホームにいました。
ターボルから南に向かえば、1時間半ほどでオーストリアとの国境です。
国境を越えて旅をする旅人も多いことでしょう。


プラハ行の快速列車は嬉しいことに比較的すいておりました
写真の左側が6人乗りのコンパートメントなのですが、プラハへの帰路はコンパートメントにワタクシ達2人だけでした。


比較的新しい車両でしたので乗り心地も良く、何よりも同乗者がおりませんので気を使う必要がありません。
となりますと、ワタクシの鉄道好きの血が騒ぎます。窓を開けずにはいられません


窓の外には長閑なチェコの田園風景が広がっています。
ところでところで、列車の中から写真を撮るというのはけっこう難しいんですよね
まず電化されている路線ですので架線を支える支柱が数10mおきにはありますから、それを避けて撮らねばなりません。
次に列車がけっこう揺れますので、写真がブレるのに注意せなばなりません。
それでも撮りたくなる風景が車窓に広がっておりました。


ワタクシの頭の中には『世界の車窓から』のテーマソングが流れておりました。
思わず「ターボルからプラハに向かう列車の外には、のんびりとした田園風景が広がっていました。
その田園風景の中を旅人達を乗せて走る快速列車は、定刻通りにプラハ本駅へと到着するのでありました」などと
小さな声でアナウンスを真似てしまうワタクシでありました


プラハ本駅からワタクシ達はヴァーツラフ広場へと向かいました。


ヴァーツラフ広場を抜けて、ワタクシ達には行きたい場所があったのです。
それはどこかと言いますと…明日のお楽しみということで

使用したカメラ:Canon EOS7D

PS.土日と信州に行ってきます。皆さんのブログにコメントが出来ないかもしれません。
 日曜日の夜には皆さんのブログは訪問できると思います。 


何度か書きましたが、チェコの国内を鉄道で移動するのはとても快適でした。
日本ほどではないにせよ時間はかなり正確ですし、駅に行けばインフォメーションがわかりやすく表示されています。
ただ一つ、もしチェコで鉄道に乗る機会があれば(他の欧州の国もそうだと思います)注意してほしいのは
日本のように「次は○○駅」「××線には次の駅で乗り換えてください」というような車内放送は一切ありません。
まあ、日本の場合は車内放送し過ぎだとは思いますがね



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チェコ旅行記:6日目(その5)-「路地裏を往く」:ターボル

2012年10月12日 | 海外旅行-チェコ
さてさて、ターボルの街にやって来たワタクシ達はワタクシが大好きな路地裏に向かいました。
前にも書きましたように、ターボルの街はフス戦争の軍事拠点となった街なので
街の路地は敵の侵入を防ぐために複雑に入り組んでいるのですね


ワタクシは自分が生まれ育った場所が大阪の下町の路地裏だったからでしょうか、路地裏を歩くのが大好きです


アジアの国々の路地裏のような、体臭までも匂ってきそうな生活感はありませんが
それでもワタクシには路地裏を歩くことは刺激的な楽しみです


花で飾られた素敵なお家を見つけたり…


木陰のベンチでしばしの休息を楽しんだり…


ワタクシ達はターボルの街を心から楽しむことが出来ました


ではでは、そろそろプラハに戻るとしましょうかね。
となると、ターボルの駅まで戻らねばなりませんな。


旧市街地からターボル駅までは歩いて20分程度。町並みを眺めながら歩いているとあっという間の20分です。


ターボル駅に着くとプラハ行の快速列車の出発時間まで約30分の待ち時間です。
ビールを飲むのにはちょうどいい時間ですね
(向こうに見えているのがターボル駅の駅舎です)
ではでは、美味しいビールをグイッと飲んでホームに向かうとしましょうか

使用したカメラ:8枚目はFUJIFILM X10  他はCanon EOS7D


プラハから列車で1時間半、たまたま訪れたターボルの街でしたが
私たちの予想以上に魅力のある素晴らしい街でした。
駆け足の観光旅行なら、絶対に訪れることのなかった街だったでしょう。
やっぱり私には、団体旅行は向かないようですね



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チェコ旅行記:6日目(その4)-「青空にときめいて」:ターボル

2012年10月11日 | 海外旅行-チェコ
さてさて、ターボルの旧市街地を歩くワタクシ達でありますが
ジシカ広場から南西の方向に10分も歩くとコトノフ城という小さなお城にたどり着きました。


中に入れるようなので、せっかくですから入ってみるとしましょうかね。
と、さほど大きな期待もせずにこのお城に入ったのでありますが…


お城の見張り塔の上に立つと、かくも素晴らしき光景が目の前に広がっていたのです


青空の下に広がるターボルの街はこの上なく美しく、ワタクシはおとぎ話の世界にいるような気持ちでありました
さほど有名とは言えないターボルの街ですが、ワタクシ達は本当にこの街を訪れてよかったと思いました


お城のすぐ横には大きな煙突がある建物があったのですが、これはビールの醸造所ということです
お城と醸造所が隣り合わせにあるあたりが、なんともチェコらしいですねぇ。

ではでは、お城を出てターボルの街を歩いてみるとしましょうか


このあたりは普通の生活道路です。家々ではごく普通に人々が生活してるのです


前にも書きましたように、ターボルはフス戦争の時の軍事拠点でありました。
そのために敵の侵入を防ぐために、道路はいたるところでカギ状に曲がっているのですね。


そんな入り組んだ道路を曲がるたびに、素敵な光景が目の前に広がるんですよね。
そしてそして、小さな広場のような場所にたどり着きますと…


『聖母マリア生誕教会』 という、小さくも魅力的な教会が静かに佇んでいたのです。
もっともっと歩いてみたい…そう思わせるターボルの街なんですよね。

使用したカメラ:Canon EOS7D


迷路のような路地を歩いているとベランダに洗濯物が干してあったり、玄関先に農具が立てかけてあったり
人々の生活感を感じ取ることが出来ました。
私はこういう場所を歩くのが大好きだということを、再認識したターボルの街でした



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