シニアの一人たび

神奈川県大和市の歩行者専用道を紹介したHPを開設してます。
「歩行者専用道」を中心に「北米の旅」、「飛鳥Ⅱ」も併設

熟年夫婦 夫といると妻「寒い」

2007-02-18 15:40:36 | 生活関連ニュース
  ダイキン調査 3年未満なら逆
----------------------------------------------------------------
 熟年夫婦の妻は、夫と一緒にいると寒さを感じる?。エアコン大手のダイキン工業
が、結婚して20年以上たつ男女に、2人で過ごす時の「心理的な体感温度」を聞いた
ところ、妻の4割が気分を害するなどして「下がることが多い」と答えた。夫の方は
約2割だった。

 下がったと答えた妻の理由としては「自分自由時間が減る」「嫌な面が目につく」
「ストレスがたまる」などが上位を占めた。同社によると、体感温度は気温や湿度、
風の外、精神状態も影響するといい、気分が悪くなると、体感温度が下がったと感じ
るようだ。

 一方で、結婚3年未満の男女にも同じ質問をぶつけたところ、ともに約9割が「上
がる」と答えた。アンケートは首都圏と関西圏の、54~62歳と26~33歳の既婚男女、
計400人にインターネットを通じて聞いた。
                     (2007.02.16 朝日朝刊/経済

パーキンソン病 根本治療に道

2007-02-18 12:19:34 | 医学
  京大グループ 「ブレーキ役」解明
-----------------------------------------------------------------
 手足のふるえるなど体の動きが不自由になる難病、パーキンソン病の原因物質が脳
内たまるのを抑えるたんぱく質を、京都大先端領域融合医学研究機構の木下専・助教
授、猪原匡史・特別研究員らのグループが明らかにした。15日付の米専門誌「ニュー
ロン」電子版に発表する。根本的な治療薬開発につながる成果と注目される。

 パーキンソン病は全国に10万人以上のいるとされる難病。中脳の黒質と呼ばれる部
分にある神経細胞に悪玉たんぱく質がたまり、その毒性が細胞を殺し、神経伝達物質
ドーバミンの減って起こる。
 木下助教授らはこれまでに神経細胞内では悪玉たんぱく質とともにSept4とい
うたんぱく質も凝集することを確認、このたんぱく質の役割を調べていた。

 その結果、米国でつくられたパーキンソン病症状を起こすネズミで、Sept4が、
悪玉たんぱく質のブレーキ役になっていることがわかった。Sept4は、ドーパミ
ンをつくるシステムを安定化させる役割もあり、善玉たんぱく質ともいえる。
 木下さんは「パーキンソン病では、Sept4が欠乏している例も見られ、悪化に
拍車をかけているらしい。研究を進めて治療に結びつけたい」と話している。
                     (2007.02.16 朝日朝刊/総合

新型インフルエンザの発生に備えて/大流行想定した対策必要『その5』

2007-02-18 08:19:34 | 医学
  読めぬ被害、悩む移動制限
------------------------------------------------------------------
 都市部を核とした流動人口の問題もある。
東京都は、国に先んじる形で大流行を想定した対策を想定。患者を受け入れる病院の
選定や地域住民へのタミフルの配布方法など、具体的な準備を進めている。だが、そ
れらはいずれも地域住民が対象で、「(通勤者などを含む)昼間人口までは想定して
いない」という。

 埼玉、千葉、神奈川などの周辺県も、東京に通勤・通学している住民が多いため、
都内で患者が出た時に人の移動を制限するか、頭を抱える。
 予測が難しく、手探りにならざるをえない新型インフルエンザ対策。地域の被害を
最小限に抑えようと取り組みを初めている市町村もある。

 東京都品川区は、人口の密集度などから「大流行時には区民の30%が感染する」と
想定。軽症患者には自宅にいてもらい、患者と家族に薬剤師がタミフルを届ける態勢
づくりなどを進めている。1月には区独自の対策訓練を初めて行なった。

 同区の青山キヨミ・保健衛生担当部長兼保健所長は「大流行したら、地震の時のよ
うに国や他の自治体からの応援は期待できない。区民は区が守るしかない。そういう
視点で対策を進める必要がある」と強調する。
          (2007.02.14 朝日朝刊/オピニオン『その6に続く』)