シニアの一人たび

神奈川県大和市の歩行者専用道を紹介したHPを開設してます。
「歩行者専用道」を中心に「北米の旅」、「飛鳥Ⅱ」も併設

携帯で「日本語力」全国一斉判定/初回は70万人参加

2006-12-09 15:31:39 | 生活関連ニュース
 来年1月にも ジャストシステム
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 ケータイであなたの「日本語力」が分かります__。ワープロソフト「一太郎
」のジャストシステム(徳島市)は来年1月にも、携帯電話で参加できる「全国
一斉!日本語テスト」を実施する。専用サイトに接続すれば、どこでもいつでも
挑戦でき、自分の得点や、得点が全体のどのくらいに位置するかが、すぐに公表
される。

 受験料は無料。漢字や慣用句、敬語の使い方などの問題に挑む。その時点での
参加者の平均点も分かり、詳しい解説も読むことができる。パソコンでも参加でき
る。「初開催」の今年1月はパソコンのみだったが、約70万人が参加。「ケータイ
でも」との要望に答えて2回目の今年から導入した。

すでにサイト(http://atok.mobi/)を開設。
12問の練習問題を並べている。たとえば「『カツを入れる』の漢字は?」(答えは
「活」)。同社は「若い世代が正しい日本語に興味を持つ機会になれば」と話す。
                    (2006.12.07 朝日朝刊/経済)

火星の表面に今も水?/NASAが痕跡発見

2006-12-09 12:53:46 | 天文関連
  「微生物が存在する可能性強まる」
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 米航空宇宙局(NASA)は6日、火星の表面に、過去7年以内に水が流れたと
考えられる痕跡を発見した、と発表した。
 水が流れたような痕跡はこれまでにも見つかっているが、できた時期がこれほど
詳細に特定できたのは初めて。NASAは、火星にいまも微生物が存在する可能性
が強まったとしている。

 火星探査機マーズ・グローバル・サーベイヤーが99年から05年にかけて撮影した
火星表面の画像を詳しく解析。火星の南半球にある二つのクレーターの内側に、
それぞれ水が流れたと考えられる新たな痕跡を見つけた。

 一つは、99年の撮影時にはなかった痕跡が、05年の撮影でくっきりと写っていた。
もう一方も、01にはなかった痕跡が、05年の撮影で確認された。NASAは、いず
れも撮影の合間に水が流れて形成されたと考えられる、と結論できた。火星には現
在も極域の地下などに水があると考えられている。この水が地表を覆う堆積層の割
れ目を通り、地表にしみ出た可能性があるという。
                       (2006.12.07 朝日夕刊)

「潜在患者」掘り起こせ/来院促し、販売増へ『その2』

2006-12-09 11:06:31 | 医学
  製薬会社、ネットで病気解説
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 ぜんそく治療薬をもつ英系のグラクソ・スミスクラインは、スピードスケートの
清水宏保選手がぜんそくの体験を語るインタビュー映像を自社HPに掲載。この映
像をネットを通じ、「iPod」などの携帯端末に配信する「ポッドキャスト」の
サービスも開始した。

 視野が欠けていく緑内障の「簡易チェック」ができるのは、米系ファイザーのサ
イトだ。
 10月に40~60代の600人に、サイト上で3種の視野チェックを体験してもらっ
たところ、いずれかで「正常に見えなかった」と答えた人が7%いた。体験後の評
価で、「心配になり眼科で検査を受けた、または受けようと思っている」という答
えが2割あった。「視野チェックの体験は、受診意欲を高めるきっかけになる」と
同社。

 日本では薬事法で、医師の処方箋が必要な医薬品の一般広告は規制されている。
医師による親切な治療ができなくなるとの判断からだ。製薬会社にとっては病気の
危険性を訴える手法では他社の薬が処方される可能性もあるが、それでも販売増に
つながるとの目算がある。費用が少なくてすむネットは格好の媒体だ。
 一方、治療の必要のない軽度の患者の来院につながるのではないか、といった指
摘もある。会社側はドラマやサイトの内容について専門医の監修を受けるなど配慮
していると説明している。
                 (2006.12.07 朝日朝刊/経済『完』)

「自宅で最期」支援急務/年間死亡者 100万人超時代の在宅医療

2006-12-09 09:08:04 | 医学
  「家族の負担」「急変」に不安
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 どうしたら病院から自宅に戻り、安心して最期を迎えられるか__。半世紀前に
は普通だった自宅での看取りが、難しくなっている。その主な原因は、「介護する
家族の負担」や「症状が急変したときの不安」だ。厚生労働省は医療費抑制のため
に「病院死」を減らそうとやっきだが、受け皿がないまま進めれば「医療難民」や
「介護難民」を生み出しかねない。30年後には死亡者が03年に比べ1.7倍の年間
170万人となる「大量死時代」を迎える。地域を巻き込む態勢づくりが早急に
必要だ。

 手や足にアロマオイルを塗ると、バラの香りが漂う。末期がんの男性は落ち着い
た表情を見せた。千葉県松戸市の「島村トータル・ケア・クリニック」のボランテ
ィアが男性宅に出向き、ケアを続ける。
 介護する妻も世間話をしながらアロマオイルを塗る。介護の悩みを聞くこともあ
る。メンバーにはがんで夫を失った人の気持ちがわかるという。
 「患者を支える会」代表の森田吟子さん(58)は「患者はもちろん、家族を支え
ることも大事。医師や看護師に言えなくとも、私たちには言えることがある」と話
す。

 自宅で最期を迎える人の割合が減り続けている。05年には12.2%まで下がった。
一方で厚労省が04年、一般の人に「終末期をどこで過ごしたいか」聞いたところ、
6割が「できるだけ自宅で」と答えた。
 だか、「最期まで自宅」を希望する人は1割と少ない。理由で多かったのが、
「介護してくれる家族に負担がかかる」と「症状が急変した時の対応に不安がある
」だ。安心して自宅で最期を迎えるためには、家族を支える仕組みと在宅医療の充
実が欠かせない。
          (2006.12.07 朝日朝刊/オピニオン『その2続く』)