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商品や図書の管理などに広く使われているICダグをマウスやハムスターなど実
験動物に応用したシステムを、電気機械部品製造業「スターエンジニアリング」(
茨城県日立市)と筑波大、茨城県などが共同で開発した。固体識別や情報管理がし
やすくなるという。
このICタグは縦11.5㍉、横3.7㍉、厚さ0.8㍉の長円形。漢字なら56文字、
アルファベットや数字なら112文字の情報が保存可能な仕様で、実験動物の生年
月日や性別、遺伝情報などを記録できる。
現在、実験動物の管理は、耳につけた識別表の数字や記号を、研究者が目で確認
してノートに記録する方法が一般的。このシステムでは読み取り機をかざすだけで
情報の読み取りや、変更・追加が簡単にできる。
このICタグは、ペットの固体識別に使われるマイクロチップよりも記憶容量が
大きく、値段も安いのが特徴。1個100円程度で、管理システム全体は150万
円程度になる見通しだ。
(2006.11.26 朝日朝刊/総合)
商品や図書の管理などに広く使われているICダグをマウスやハムスターなど実
験動物に応用したシステムを、電気機械部品製造業「スターエンジニアリング」(
茨城県日立市)と筑波大、茨城県などが共同で開発した。固体識別や情報管理がし
やすくなるという。
このICタグは縦11.5㍉、横3.7㍉、厚さ0.8㍉の長円形。漢字なら56文字、
アルファベットや数字なら112文字の情報が保存可能な仕様で、実験動物の生年
月日や性別、遺伝情報などを記録できる。
現在、実験動物の管理は、耳につけた識別表の数字や記号を、研究者が目で確認
してノートに記録する方法が一般的。このシステムでは読み取り機をかざすだけで
情報の読み取りや、変更・追加が簡単にできる。
このICタグは、ペットの固体識別に使われるマイクロチップよりも記憶容量が
大きく、値段も安いのが特徴。1個100円程度で、管理システム全体は150万
円程度になる見通しだ。
(2006.11.26 朝日朝刊/総合)