延命処置 患者へ希望確認15%/厚労省 中小病院調査
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全国の中小規模の一般病院で、余命が半年以下と思われる「終末期」の患者本
人に病名を告知している割合は45.9%、延命処置の希望確認はさらに低く15.2%
だったことが、厚生労働省の研究班の調査で明らかになった。一方で、患者家族
には病名告知で95.8%と高い割合で伝えており、終末期医療の現場で、患者本人
の意向より家族の意見を重視する実態が浮かび上がった。
調査は04年10~11月、全国にある中小規模の一般病院(50~300床)から1
千病院を無作為抽出して質問表を郵送し、145病院回答を得た。(回答率14.5
%)。終末期患者の多くが、ホスピスや緩和ケア病棟ではなく、中小規模の病院
で死亡しているため、対象を絞った。
(2006.05.04 朝日朝刊/総合(その2に続く))
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全国の中小規模の一般病院で、余命が半年以下と思われる「終末期」の患者本
人に病名を告知している割合は45.9%、延命処置の希望確認はさらに低く15.2%
だったことが、厚生労働省の研究班の調査で明らかになった。一方で、患者家族
には病名告知で95.8%と高い割合で伝えており、終末期医療の現場で、患者本人
の意向より家族の意見を重視する実態が浮かび上がった。
調査は04年10~11月、全国にある中小規模の一般病院(50~300床)から1
千病院を無作為抽出して質問表を郵送し、145病院回答を得た。(回答率14.5
%)。終末期患者の多くが、ホスピスや緩和ケア病棟ではなく、中小規模の病院
で死亡しているため、対象を絞った。
(2006.05.04 朝日朝刊/総合(その2に続く))