京都府京都市右京区常盤馬塚町にある常盤駅は、北野白梅町駅から帷子ノ辻駅までを結んでいる京福電鉄北野線(3.8km)の駅です。 もともとは京都電燈が経営していた嵐山電鉄北野線の駅として、1926(大正15)年3月10日に開業しました。
2両編成対応の相対式ホーム2面2線を有する無人駅で、北側の新丸太町通側に主要な出入り口があるほか、南側にもそれぞれのホームにもうひとつの出入り口があります。
2018(平成30)年度の1日の平均乗降人員は1,399人で、これは起終点駅を含む北野線の全10駅中2位です。
常盤駅が属する京福電鉄北野線は全線が専用軌道で、住宅街の中を走っているほか、沿線には名刹が多く駅名にもなっています。 また、宇多野駅~鳴滝駅間の線路両側には桜並木があって桜のトンネルになっており、春の開花時には夜間ライトアップが行われます。
<常盤駅の年表>
・1926(大正15)年3月10日:京都電燈が経営する嵐山電鉄北野線の駅として開業
・1930(昭和5)年 :鳴滝駅~当駅間が複線化される
・1942(昭和17)年3月2日:戦時中の配電統制令により、京都電燈が解散して鉄軌道事業を京福電気鉄道に譲渡したことに伴い、同鉄道の駅となる
・2007(平成19)年3月19日:駅ナンバリングの導入
・2008(平成20)年4月1日:発車メロディーの導入
・2016(平成28)年4月1日:当駅~帷子ノ辻駅間に撮影所前駅が開業
(駅 名 標)
(北野白梅町方面を望む)
(帷子ノ辻方面を望む)
(北野白梅町方面行きホーム)
(帷子ノ辻方面行きホーム)
撮影年月日:2019(令和元)年12月22日