三重県伊賀市にあるJR西日本の柘植駅は、名古屋駅から亀山、奈良を経てJR難波駅に至る全長179.6kmの関西本線の駅で、草津線の接続駅でもあります。
もともとは関西鉄道の一般駅として、1890(明治23)年2月19日に開業しました。
単式ホームと島式ホームの2面3線を有していて列車交換可能な簡易委託駅です。
古い木造駅舎が単式ホームの1番のりば側にあり、島式ホームの2・3番のりばへは跨線橋で連絡しています。
2014(平成26)年度の1日の平均乗車人員は341人です。
この柘植駅は、三重県内で最初に開業した駅です。 また、2006(平成18)年3月18日のダイヤ改正で廃止された急行「かすが(名古屋~奈良間)」の停車駅でした。
<柘植駅の年表>
・1890(明治23)年2月19日:関西鉄道の一般駅として開業
・1907(明治40)年10月1日:鉄道国有法により関西鉄道が国有化され、国鉄の駅となる
・1909(明治42)年10月12日:国鉄線路名称制定により関西本線となり、同線の駅となる
・1972(昭和47)年4月1日:貨物取扱い廃止
・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる
・2001(平成13)年4月1日:駅の簡易委託化
(現在の駅名標)
(かつての駅名標、1997年7月31日撮影)
(奈良方面を望む)
(駅舎・ホーム側)
(柘植駅駅舎)
(駅 舎 内)
(駅舎西側にある1890(明治23)年に建てられたレンガ造りの危険品庫(ランプ小屋)
撮影年月日:かつての駅名標のみ1997(平成9)年7月31日、その他は2016(平成28)年4月3日