大阪市北区で行政書士・海事代理士・マンション管理士を営んでいる原田行政書士法務事務所の駅ブログ

主に学生時代から撮り続けている全国の駅の写真等をブログで毎日公開しています。

関西本線 柘植駅!

2016年05月31日 | 

三重県伊賀市にあるJR西日本の柘植駅は、名古屋駅から亀山、奈良を経てJR難波駅に至る全長179.6kmの関西本線の駅で、草津線の接続駅でもあります。
もともとは関西鉄道の一般駅として、1890(明治23)年2月19日に開業しました。

単式ホームと島式ホームの2面3線を有していて列車交換可能な簡易委託駅です。
古い木造駅舎が単式ホームの1番のりば側にあり、島式ホームの2・3番のりばへは跨線橋で連絡しています。

2014(平成26)年度の1日の平均乗車人員は341人です。

この柘植駅は、三重県内で最初に開業した駅です。 また、2006(平成18)年3月18日のダイヤ改正で廃止された急行「かすが(名古屋~奈良間)」の停車駅でした。

  <柘植駅の年表>

 ・1890(明治23)年2月19日:関西鉄道の一般駅として開業
 ・1907(明治40)年10月1日:鉄道国有法により関西鉄道が国有化され、国鉄の駅となる
 ・1909(明治42)年10月12日:国鉄線路名称制定により関西本線となり、同線の駅となる
 ・1972(昭和47)年4月1日:貨物取扱い廃止
 ・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる
 ・2001(平成13)年4月1日:駅の簡易委託化

 
(現在の駅名標)

 
(かつての駅名標、1997年7月31日撮影)

 
(奈良方面を望む)

 

 
(駅舎・ホーム側)

 
(柘植駅駅舎)

 
(駅 舎 内)

 
(駅舎西側にある1890(明治23)年に建てられたレンガ造りの危険品庫(ランプ小屋)


 撮影年月日:かつての駅名標のみ1997(平成9)年7月31日、その他は2016(平成28)年4月3日


南海電鉄加太線 八幡前駅!

2016年05月29日 | 

和歌山県和歌山市にある八幡前駅は、紀ノ川駅から加太駅までを結んでいる南海電鉄加太線(9.6km)の駅です。 もともとは加太軽便鉄道の駅として、1912(明治45)年6月16日に開業しました。

相対式ホーム2面2線を有していて列車交換可能駅です。
駅舎は下りホーム(加太方面行きホーム)の加太寄りにあり、上りホームへ行くには構内踏切を渡ります。

2012(平成24)年度の1日の平均乗車人員は1,698人で、これは南海電鉄の全100駅中68位です。また、加太線の駅では8駅中2位です。

  <八幡前駅の年表>

 ・1912(明治45)年6月16日:加太軽便鉄道の駅として開業
 ・1930(昭和5)年12月22日:全線電化に伴って社名を加太電気鉄道に変更したことにより、同鉄道の駅となる
 ・1942(昭和17)年2月1日:会社合併により南海鉄道の駅となる
 ・1944(昭和19)年6月1日:戦時体制下の陸上交通事業調整法に基づき、南海鉄道と関西急行鉄道が合併して近畿日本鉄道となり、同鉄道の駅となる
 ・1947(昭和22)年6月1日:近畿日本鉄道が旧・南海鉄道の路線を南海電気鉄道に分離譲渡したことにより、同鉄道の駅となる
 ・2006(平成18)年7月1日:ICカードPiTaPa・ICOCAの利用が可能になる
 ・2011(平成23)年4月1日:駅構内終日全面禁煙化
 ・2012(平成24)年4月1日:駅ナンバリングの導入
 ・2013(平成25)年3月23日:IC乗車カード全国相互利用開始で Kitaca、PASMO、Suica、manaca、TOICA、nimoca、はやかけん、SUGOCAが利用可能になる

 
(駅 名 標)

 
(加太方面を望む)

 
(紀ノ川方面を望む)

 

 
(八幡前駅駅舎)

 


 撮影年月日:2015(平成27)年12月20日


根室本線 落合駅!

2016年05月26日 | 

北海道空知郡南富良野にあるJR北海道の落合駅は、函館本線の滝川駅から帯広、釧路を経て根室駅までの443.8kmを結んでいる全線単線非電化の根室本線の駅です。
もともとは北海道官設鉄道十勝線の一般駅として、1901(明治34)年9月3日に開業しました。

単式ホームと島式ホームの2面3線を有していて列車交換可能な無人駅です。
開業前の1901(明治34)年5月に建てられた木造駅舎が、改修されているものの今も健在です。

2012(平成24)年度の1日の平均乗車人員は0人です。

根室本線は1966(昭和41)年9月30日までは狩勝峠回りの急勾配ルートだったため、その狩勝峠を越えるために機関車が落合駅に配置されていました。

  <落合駅の年表>

 ・1901(明治34)年9月3日:北海道官設鉄道十勝線の一般駅として開業
 ・1905(明治38)年4月1日:国鉄の駅となる
 ・1909(明治42)年10月12日:国鉄線路名称制定により釧路線となり、同線の駅となる
 ・1913(大正2)年11月10日:釧路線が釧路本線に改称されたのに伴い、同線の駅となる
 ・1921(大正10)年8月5日:釧路本線が根室本線に改称されたのに伴い、同線の駅となる
 ・1966(昭和41)年9月30日:新狩勝信号場経由の新線開業
 ・1982(昭和57)年11月15日:貨物・荷物取扱い廃止
 ・1986(昭和61)年4月1日:駅の無人化
 ・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により北海道旅客鉄道(JR北海道)の駅となる

 
(駅 名 標)

 
(滝川方面を望む)

 
(跨線橋から根室方面を望む)

 
(駅舎・ホーム側)

 
(落合駅駅舎)


 撮影年月日:2002(平成14)年5月20日


福知山線 新三田駅!

2016年05月25日 | 

兵庫県三田市にあるJR西日本の新三田駅は、尼崎駅と山陰本線の福知山駅とを結んでいる福知山線(106.5km)の旅客駅として、1986(昭和61)年11月1日に開業しました。

島式ホーム2面4線を有する直営(有人)駅です。
三角屋根の駅舎があります。

2013(平成25)年度の1日の平均乗車人員は15,020人で、福知山線内では利用客が5番目に多い駅です。

この駅にはかつてキヨスクとコンビニのハートインがありましたが、キヨスクは2014(平成26)年12月28日に閉店し、ハートインはセブンイレブンへ改装されました。

  <新三田駅の年表>

 ・1986(昭和61)年11月1日:福知山線の旅客駅として開業
 ・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる
 ・1992(平成4)年11月:みどりの窓口の営業開始
 ・2003(平成15)年10月1日:コンコースの喫煙コーナーが廃止
 ・2003(平成15)年11月1日:ICカードICOCAの利用が可能となる
 ・2006(平成18)年1月21日:ICカードPiTaPaの利用が可能になる
 ・2009(平成21)年7月1日:ホーム上の喫煙コーナーを廃止し、駅構内終日全面禁煙化
 ・2013(平成25)年3月23日:IC乗車カード全国相互利用開始により、PASMOなども利用可能になる

 
(駅 名 標)

 

 
(新三田駅駅舎)


 撮影年月日:2015(平成27)年1月2日 


紀勢本線 紀和駅!

2016年05月24日 | 

和歌山県和歌山市中之島にあるJR西日本の紀和駅は、亀山駅から新宮駅、紀伊田辺駅を経て和歌山市駅までの384.2kmを結んでいる紀勢本線の駅です。
もともとは紀和鉄道の終着駅である和歌山駅として、1898(明治31)年5月4日に開業しました。

かつては単式ホームと島式ホームの2面3線を有していて列車交換も可能でしたが、1985(昭和60)年3月14日のダイヤ改正で島式ホームが廃止されてからは、単式ホーム1面1線のみの無人駅でした。 そして、駅周辺の立体交差化に伴い2008(平成20)年10月に単式ホーム1面1線の高架駅となりました。
1920(大正9)年3月に建てられた木造モルタル造りの大きな駅舎は、駅の高架化工事により解体されました。

2013(平成25)年度の1日の平均乗車人員は102人です。

開業当初は和歌山市の玄関口であり、最盛期には構内に和歌山機関庫もあって広大な用地を有していました。 しかし、1903(明治36)年3月に大阪市と直結する南海鉄道が和歌山北口駅から南進するのに合わせて紀和鉄道も当駅から西進して和歌山市駅が開業してからは当駅の重要性も低下し、太平洋戦争後は和歌山の中心駅としての地位を完全に失いました。

  <紀和駅の年表>

 ・1898(明治31)年5月4日:紀和鉄道の終着駅である和歌山駅として開業
 ・1903(明治36)年3月21日:紀和鉄道が和歌山市駅まで延伸したことにより中間駅となる
 ・1904(明治37)年8月27日:紀和鉄道が関西鉄道に譲渡され、同鉄道の駅となる
 ・1907(明治40)年10月1日:鉄道国有法により関西鉄道が国有化され、国鉄の駅となる
 ・1909(明治42)年10月12日:国鉄線路名称制定により国鉄和歌山線となり、同線の駅となる
 ・1924(大正13)年2月28日:紀勢西線が当駅から箕島駅まで開業したことにより、分岐駅となる
 ・1959(昭和34)年7月15日:紀勢西線が紀勢本線の一部となり、同線と和歌山線の駅となる
 ・1968(昭和43)年2月1日:駅名が紀和駅に改称される
 ・1972(昭和47)年3月15日:和歌山線の紀和駅~和歌山市駅間が紀勢本線に編入される
 ・1984(昭和59)年10月1日:和歌山駅~和歌山市駅間が電化される
 ・1985(昭和60)年3月14日:駅の無人化、交換設備の廃止
 ・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる
 ・2008(平成20)年10月4日:高架化工事が完成し、高架駅となる

 
(左は現在の駅名標:右はかつての駅名標)

 
(左は旧駅舎:右は現在の紀和駅)

 
(旧駅舎内)


 撮影年月日:2000(平成12)年8月19日、2013(平成25)年9月8日