大阪市北区で行政書士・海事代理士・マンション管理士を営んでいる原田行政書士法務事務所の駅ブログ

主に学生時代から撮り続けている全国の駅の写真等をブログで毎日公開しています。

今日は国立公園指定記念日!

2020年03月16日 | 今日は何の日

3月16日は国立公園指定記念日です!

1931(昭和6)年10月1日に施行された国立公園法に基づき、1934(昭和9)年の今日(3月16日)、内務省が瀬戸内海・雲仙(現在の雲仙天草)・霧島(現在の霧島屋久)の3ヵ所を国立公園に指定し、日本初の国立公園が誕生しました
ちなみに、世界で最初の国立公園は、1872年3月1日に第18代アメリカ合衆国大統領のユリシーズ・S・グラントによって指定されたイエローストーン国立公園です。

我が国の国立公園は、日本を代表する自然の風景地を保護し利用の促進を図る目的で、環境大臣が自然公園法第5条1項の規定により指定する自然公園で、2017(平成29)年3月現在34ヵ所が存在しています。 面積の合計は約210万ヘクタールで、日本の国土面積の約5.6%を占めています。

日本の国立公園の特徴は、土地所有に関わらず公園を指定できる地域性自然公園制度を採用していて、多くの私有地が含まれている点です。 これは、日本の場合は、狭い国土に大勢の人が住み、昔から土地を多目的に管理・利用してきたため、アメリカやオーストラリアなどのように国立公園の土地すべてを公園専用とできないからです。 ちなみに、日本の国立公園の面積のうち、国有地は61.6%で、私有地は25.8%です。 従って、国立公園内に住んでいる人も多く、農業や林業などの産業も行われていることから、国立公園の管理は、人々の暮らしや産業などとの調整をしながら進められています。

国定公園が都道府県に管理を委託されるのに対し、国立公園は国(環境省)自らが管理します。

国立公園内において開発行為を行おうとする時は、自然公園法に基づいて環境省などに申請又は届出の手続きが必要となります。