大阪市北区で行政書士・海事代理士・マンション管理士を営んでいる原田行政書士法務事務所の駅ブログ

主に学生時代から撮り続けている全国の駅の写真等をブログで毎日公開しています。

小浜線 青郷駅!

2020年03月01日 | 

福井県大飯郡高浜町にあるJR西日本の青郷駅は、北陸本線の敦賀駅と東舞鶴駅とを結んでいる全線単線の小浜線(84,3km)の旅客駅として、1940(昭和15)年11月1日に開業しました。

敦賀方面に向かって左側に配置された単式ホーム1面1線のみを有する簡易委託駅です。
開業時の1940(昭和15)年11月に建てられた木造駅舎(旧駅舎)は、2003(平成15)年3月にログハウス風の駅舎に建て替えられ、観光振興施設「ロッジ青葉」という名称が付けられています。

2018(平成30)年度の1日の平均乗降人員は242人で、これは起終点駅を除く小浜線の全22駅中9位です。

この青郷駅は、福井県最西端の駅です。

青郷駅が属する小浜線は、、若狭湾に沿って敦賀市・小浜市・舞鶴市の各都市を結んでおり、沿線には海水浴場が多く、三方五湖や名勝蘇洞門、国宝明通寺、若狭彦神社などの社寺といった観光地を控えていることから行楽・観光路線となっています。しかし、並行する国道のバイパス建設や高速道路の開通によってマイカーに利用客が流れており、近年は学生を中心とした地域住民の足として利用されています。

  <青郷駅の年表>

 ・1940(昭和15)年11月1日:国鉄小浜線の旅客駅として開業
 ・1973(昭和48)年3月15日:駅の無人化(簡易委託)
 ・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる
 ・1991(平成3)年4月1日:小浜鉄道部が発足し、同鉄道部の管轄になる
 ・2003(平成15)年3月:駅舎改築
 ・2010(平成22)年6月1日:組織改正により、小浜鉄道部から金沢支社敦賀地域鉄道部の管轄に変更される

 
(左は現在の駅名標:右は国鉄時代の駅名標)

 
(敦賀方面を望む)

 
(東舞鶴方面を望む)

 
(左は旧駅舎:右は現在の駅舎)

 
(硬券乗車券)


 撮影年月日:2016(平成28)年12月4日、1988(昭和63)年11月28日