大阪市北区で行政書士・海事代理士・マンション管理士を営んでいる原田行政書士法務事務所の駅ブログ

主に学生時代から撮り続けている全国の駅の写真等をブログで毎日公開しています。

草津線 寺庄駅!

2020年03月11日 | 

滋賀県甲賀市甲南町にあるJR西日本の寺庄駅は、東海道本線の草津駅と関西本線の柘植駅とを結んでいる全線単線の草津線(36,7km)の駅として、1959(昭和34)年12月25日に開業しました。

草津方面に向かって左側に配置された単式ホーム1面1線のみを有する簡易委託駅(窓口の営業は日中時間帯のみ)です。
開業時に建てられた駅舎は、2010(平成22)年12月に新しい駅舎に建て替えられました。

2018(平成30)年度の1日の平均乗降人員は1,509人で、これは起終点駅を含む草津線の全11駅中10位です。

寺庄駅が属する草津線は、主に杣川(そまがわ)・野洲川沿いの甲賀地域を走り、かつて東海道新幹線の開業前は関西本線と結んで東海道本線のバイパス的役割も担っていたため、関西本線と東海道本線を結ぶ貨物列車も多数運転されていましたが、現在、貨物営業をする駅も貨物列車の運転もありません。 沿線はモータリゼーションが進展しており自動車依存度の高い地域ですが、この地域の動脈である国道1号の道路事情が片側一車線とよくなかったこともあり、2008(平成20)年2月23日にに新名神高速道路が開通したとはいえ、利用者数が減少するまでには至っていません。 また、地域の自治体が草津線の各駅を始終端とするコミュニティバスを多数運行し、草津線は地域の足として位置づけられています。

  <寺庄駅の年表>

 ・1959(昭和34)年12月25日:国鉄草津線の駅として開業
 ・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる
 ・2003(平成15)年11月1日:コンコースの喫煙コーナーを廃止
 ・2010(平成22)年12月1日:組織改正により、京都支社の管轄から近畿統括本部の管轄に変更される
 ・2010(平成22)年12月4日:新しい駅舎が竣工
 ・2011(平成23)年4月1日:駅の簡易委託化
 ・2018(平成30)年3月17日:IC乗車カード「ICOCA」の利用が可能になる

 
(駅 名 標)

 
(草津方面を望む)

 
(踏切上から柘植方面を望む)

 

 
(寺庄駅駅舎・南口)

 
(駅 舎 内)

 
(寺庄駅北口)