大阪市北区で行政書士・海事代理士・マンション管理士を営んでいる原田行政書士法務事務所の駅ブログ

主に学生時代から撮り続けている全国の駅の写真等をブログで毎日公開しています。

今日は点字ブロックの日!

2020年03月18日 | 今日は何の日

3月18日は点字ブロックの日です!

1967(昭和43)年の今日(3月18日)、岡山県立岡山盲学校に近い国道2号線(現・国道250号線)の原尾島交差点周辺(現・岡山県岡山市中区)に、世界で初めて点字ブロックが230枚敷設されました

このことにちなんで、社会福祉法人・岡山県視覚障害者協会の申請により3月18日は「点字ブロックの日」と認定されました。

点字ブロックは視覚障害者誘導用ブロックともいい、盲人などの視覚障害者を安全に誘導するために地面や床面に敷設されているブロック(プレート)のことです。
この点字ブロックは、一般社団法人・安全交通試験研究センターの初代理事長だった三宅精一氏が、友人の失明をきっかけに1965(昭和40)年に発案・発明しました。
その後、点字ブロックは岡山・大阪・京都などから徐々に広まっていき、大阪府立盲学校(当時)の教職員からの陳情で1970(昭和45)年に国鉄駅で初めて阪和線我孫子町駅のプラットホームに敷設されました。また、東京都道路局も導入を決定したことで日本全国に普及し、この頃からブロックは弱視者に配慮して黄色が多く用いられるようになりました。

現在では歩道や鉄道の駅・公共施設だけでなく、通常の商店の出入り口近くや横断歩道の手前などにも設置が進んでいます。
その一方で、点字ブロックの突起が段差となって高齢者など足腰の弱い人がつまづきやすくなったり、車いすの障害になることもあり、またブロック自体が雨天時や氷結時に歩行者が滑りやすいなどの新たな問題点も指摘され、改善などが望まれています。