兵庫県神戸市須磨区一ノ谷町にある須磨浦公園駅は、西代駅から山陽姫路駅までを結んでいる山陽電鉄本線(54,7km)の臨時駅として1947(昭和22)年10月1日に開業し、その後、通常駅に昇格しました。
6両編成対応の相対式ホーム2面2線を有する無人駅です。
駅舎は下りホーム(姫路方面行きホーム)側にあり、上りホームへは地下通路で連絡しています。
2018(平成30)年度の1日の平均乗降人員は1,066人で、山陽電鉄の全49駅の中で最も利用客が少ない駅です。
当駅は阪神電鉄のの大阪方面からの特急の終着駅でもあり、須磨浦ロープウェイの駅が隣接しています。
須磨浦公園駅が属する山陽電鉄本線は、神戸と明石・姫路間の都市間輸送を行っていますが、JR西日本の山陽本線(JR神戸線)とは全線で、特に山陽須磨駅~山陽明石駅間では完全に並行しており競合状態にあります。
<須磨浦公園駅の年表>
・1947(昭和22)年10月1日:山陽電鉄本線の臨時駅として開業
・1948(昭和23)年9月30日:津城駅に昇格する
・1957(昭和32)年9月18日:300m東の現在の位置に移築
・1968(昭和43)年2月 :駅の西側に折り返し線を設置
・1968(昭和43)年4月7日:神戸高速鉄道の開業により、阪急電鉄・阪神電鉄からの乗り入れ列車の終端駅となる
・1995(平成7)年1月17日:阪神・淡路大震災により山陽電鉄本線が不通となり、営業休止
・1995(平成7)年4月19日:山陽須磨駅~当駅間の運転再開に伴って営業再開
・1998(平成10)年2月14日:阪急電鉄神戸線からの列車が新開地までとなり、当駅への乗り入れを休止
・1999(平成11)年10月1日:「スルッとKANSAI」対応カードの取り扱い開始
・2006(平成18)年7月1日:ICカード「PiTaPa」の利用が可能になる
・2011(平成23)年3月1日:駅構内の喫煙コーナーを廃止し、駅構内終日全面禁煙化
・2014(平成26)年3月21日:IC乗車カード全国相互利用開始によりKitaca、PASMO、Suica、manaca、TOICA、nimoca、はやかけん、SUGOCAが利用可能になる
・2014(平成26)年4月1日:駅ナンバリングの導入
(駅 名 標)
(姫路方面を望む)
(西代方面を望む)
(須磨浦公園駅)
(駅 舎 内)
撮影年月日:2016(平成28)年7月18日