鳥取県鳥取市気高町にあるJR西日本の宝木駅は、京都駅から山陰地方の日本海沿岸の各都市を経由して山口県下関市の幡生駅に至る全長673,8kmの国鉄山陰本線の一般駅として、1907(明治40)年4月28日に開業しました。
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線の計2面3線を有していて、列車交換可能な簡易委託駅(窓口の営業は朝と昼間のみ)です。
古い木造駅舎が単式ホーム側にあり、島式ホームへは跨線橋で連絡しています。
2018(平成30)年度の1日の平均乗降人員は347人で、これは起終点駅を含む山陰本線の全160駅中73位です。
この宝木駅は、1970年代の縁起駅ブームの際には最大で一日200枚もの硬券入場券が売れたそうです。
<宝木駅の年表>
・1907(明治40)年4月28日:国鉄の一般駅として開業
・1909(明治42)年10月12日:国鉄線路名称制定により山陰本線の所属となる
・1970(昭和45)年12月1日:貨物取扱い廃止
・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる
・1991(平成3)年4月1日:第2次鉄道部の発足に伴い、米子支社の直轄から鳥取鉄道部の管轄に変更される
・2009(平成21)年3月14日:若桜鉄道若桜線から因美線経由で当駅まで直通する普通列車の設定がなくなる
・2018(平成30)年7月16日:駅構内にあった山陰合同銀行宝木代理店が廃止される
(駅 名 標)
(京都方面を望む)
(駅舎・ホーム側)
(宝木駅駅舎)
(駅 舎 内)