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きゃらめるぽっぷこーん

きっかけは韓国映画、今は興味の赴くままに観ます。mottoは簡潔に。radiotalkでラジオ配信始めました。

私たちの生涯最高の瞬間

2010年10月13日 | 韓国
私たちの生涯最高の瞬間(原題:우리 생애 최고의 순간)  2008年  
監督:イム・スルレ 
出演:ムン・ソリ、キム・ジョンウン、オム・テウン

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ハンドボールって生で見ると迫力あるスポーツなんですよね
中学の部活で見てもすごい迫力だった
飛びながら体を投げ出してボールを投げるから凄いの迫力なの
スポーツものはやっぱり本物の選手に見えないと楽しめないから難しいよね

この映画はアテネ五輪で銀メダルを獲得した韓国女子チームの話だったんですね
最後に本当の試合後のインタビューが流れて驚きました
そしてさらに驚いたことに
たった数秒のインタビューの方が単純に感動しちゃうってこと、、、
そこがスポーツものの難しいとこだよなー

代表選手の苦悩をリアルに描いてます
ベテラン選手をアジュンマと呼び、若手と対立したり
ミスク(ムン・ソリ)が練習に子供を連れてきたり、、
正直ママさんバレーかいっ!って思いましたけどね
練習中に子供に神経が行くのって、私がママさんバレーしてた時だって嫌だったもん(笑)

ミスクが旦那の借金で苦労しながら代表選手を続けるというところを軸に物語が進むんだけど、正直なところそれと代表チームが強くなる過程が結びつかなくて
スポ根もののように単純に熱くなって試合で感動するという話ともちょっと違う気がするんですよね

デンマーク戦で「誤審」で怒るシーンがあったけど
現実にオリンピックで銀メダルを取った話なら、そこはいらないと思う
(現実の試合でそういうものが会ったかどうかは知らないですけど)

映画ではコメディ女優のイメージがあったキム・ジョンウンが
コーチ代行までするベテラン選手の役がピッタリでしたね
今までとイメージがガラッと変わったので驚きました

あっ、それからハ・ジョンウですが
彼が出てるっていうからこの映画を観ようと思ったんですけど
ほんとにチョイとだけ出てました
彼はこういう映画の出演の仕方多いですね
この勢いだとそのうちボムス兄さんを数で上回っちゃいそうです(笑)

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オリンピック2連覇の主役である最高のハンドボール選手ミスク(ムン・ソリ)。しかし所属チームが解散し、彼女は人生の全てだったハンドボールを捨て生計のために大型マートで働き始める。日本のプロチームの監督として活躍していたヘギョン(キム・ジョンウン)は、危機に陥った韓国国家代表チームの監督代行として帰国する。チームの戦力を補強するために彼女は自分の長年の仲間と同時にライバルであるミスクを含めた過去の光栄を再現する老長選手たちを代表に呼び戻す。


I am Sam

2010年10月13日 | アメリカ・イギリス
I am Sam アイ・アム・サム  2001年
監督:ジェシー・ネルソン
出演:ショーン・ペン、ミシェル・ファイファー、ダコタ・ファニング

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面白かった~
子供を育てるために必要なものはなんだろう、、って話よね

「一番大事なのは子供の話を聞くこと、わからなくてもいいから一生懸命に聞くこと」
7歳の知能しかないサムが7歳の娘を育てながら、ちゃーんと考えてるもんな~

何がいいって映画で流れる音楽がすべてビートルズだってこと(カバーですが)
サムはビートルズが大好きで、娘の名前もLUCY IN THE SKY WITH DIAMONDRING からルーシーと名づけたの

私が一番好きな場面は
ルーシーが里親の所に引き取られた後、学校に通うルーシーのところにどこからか紙飛行機が飛んできて、それをルーシーが大事そうに服の中にしまう
ルーシーが通りすぎた後、木の上にはサムがいてルーシーのこと見てるの
そのとき流れてたのが「Blackbird」
いいですね~☆

そこからラストにかけてがスカッとする楽しさ
里親もルーシーを本当の娘のように大事に思ってて
サムも里親から娘を引き離したいんじゃなくてただそばにいたいだけで
何が娘にとって一番幸せかをみんなで考えてて

娘と取り戻すために裁判で争う話だったのに
そんな小難しいことをスパッと切り離して幸せなエンディングで
これぞハッピーエンドだわ~☆

ショーン・ペンが見たかったんだけど
知的障害者の役、本当に素晴らしいのひと言です

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7歳くらいの知能しか持たないサムはコーヒーショップで働きながら、ひとり娘ルーシーを育てている。しかしサムの養育能力に疑問が投げかけられ、ルーシーが7歳の誕生日を迎えた日、サプライズパーティーをしようとしていたサムの家に児童福祉局のソーシャルワーカーがやってきて娘を取り上げられてしまう。サムは敏腕女性弁護士に助けを求めるが彼女は夫と息子との関係に悩んでいた。


息もできない

2010年10月08日 | 韓国
息もできない(原題:똥파리)  2009年  ☆☆☆☆☆
監督:ヤン・イクチュン
出演:ヤン・イクチュン、キム・コッピ 

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シアターキノで映画「息もできない」観てきました
すでに鑑賞済みでしたが、主演・監督のヤン・イクチュンさんとキム・コッピさんのゲストトークがあるというのでもう一度観てきました
映画の中で壮絶に死んじゃったサンフンが映画終了後に目の前に現れるなんて感激(笑)

ヤン・イクチュンさんは暴力的で怖い雰囲気のサンフンとは全く違って、酒好きな(たぶん、笑)で煙草をポケットに入れてる(たぶん、笑)、気さくなちょっとやんちゃな好青年風
作品について話す時も、気取りがなく等身大の自分をありのままに見せる人という印象でした
キム・コッピさんもとっても可愛くて親近感の持てる素敵な方でした

撮影禁止だったので写真はないですけど、こんな感じの帽子をかぶってやっぱりチェックのシャツでした
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ゲストトークの時間は30分弱くらい
映画を作るきっかけは個人的に抱えていた家族の問題があってそれを吐き出したかった
という話をされてました
それと韓国という国が抱えている問題、父親の辛い立場についてもお話してました

この映画を作ったことで家族でいろんな話ができたけど
お父さんはいまだに「悪かった」とは言ってくれないそうです(照れくさいんでしょうね)
でも今は家族がすごくいい関係になったそうです

映画の中で怯えて泣いている子供がヤン・イクチュン監督自身で
この映画は彼の人生そのものだったんですね

彼の出演作品を調べてみたら、けっこう私が観た映画に出てるんだけど
あまりにもチョイ役で全然記憶にない(笑)
味のある脇役さんになりそうな俳優さんです
今年上映したチ・ジニの映画「家出した男たち」に出てるのね、是非観たいです

サンフンとヨニの関係について監督さんは
例えて言うなら「ハイエナのような二人」だったって言ってました
飢えて孤独に獲物を探すハイエナ、同じ匂いを感じた二人だったからお互いの目を見たんだと思いますって
愛かもしれないけど、愛だと言いきれない二人の関係がこの映画の面白さよね



☆以下は初回鑑賞時の感想です☆

原題は「糞バエ」
映画は暴力と汚い言葉のオンパレードです
セリフのほとんどが、シー○...とチョッ○...(笑)
冒頭の映像はずっとアップが続いて
リアルな感じはあるんだけど頭クラクラしました
抑制され押さえつけられてたものを吐き出すような映画

社会の底辺で暮らす取り立て屋のサンフンは監督自身が演じてるのね
もともとインディーズ系の俳優で、監督志向はないけれど心のモヤモヤを吐き出して前に進むために、財産を投げうってこの映画を作ったそうです
彼自身が家庭内暴力の経験とそれに対するトラウマがあって
インタビューで「父親の暴力は、この国の歴史的な背景がからんでいる。それに愛=執着ゆえに、親はなかなか子どもを手放そうとしない。私は家族のしがらみから精神的に独立したかった」と答えてます

一緒に観にいった友達と、「私なら(日本人なら)あんな家族だったらとっくに家を出てるよね」とあっさり共通認識したけど
儒教の国の韓国は家族の結びつきは、日本とは比較できないくらい濃密で、かけがえのないものだけど、足枷と感じる部分も強いんだろうなぁということは映画を観る前から常に感じていたことでした
そういう怒りや抑圧されたエネルギーが韓国映画のパワーになってたりもするかもしれない

ヤン・イクチュン、キム・コッピがすごくよかった
2人が去年の映画祭で新人賞をとったこと、納得です
こういう作品がこうして日本で観られるってことがとても嬉しいのでした

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母と妹の死の原因を作った父親に対して強い憎しみを持っている借金取りのサンフン(ヤン・イクチュン)は、ある日女子高生のヨニ(キム・コッピ)と知り合う。サンフンは強権的な父親や暴力的な弟との関係に悩むヨニに惹かれ、それぞれの境遇から逃避するかのように何度も一緒に過ごすうちに互いの心に変化が訪れる。

強力3班

2010年10月08日 | 韓国
おまえを逮捕する(原題:강력3반)  2005年
監督:ソン・ヒチャン
出演:キム・ミンジュン、ホ・ジュノ、チャン・ハンソン、キム・テウク、ナム・サンミ

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ツッコミたいところは山のようにありますが
ま、いっか (きりがない、苦笑)
だいたい「おまえを逮捕する」ってタイトル、なによ (←突っ込んでるし、笑)

なんといってもこの映画の主役は健忘症の強力3班刑事ホ・ジュノでしょ
健忘症っていうか痴呆症ってこと?
すごくよかったんだけど、やぱり現実としてそういう人が刑事するのは無理でしょって思っちゃうからストーリに入りきれないんですよね
でも見所はそこなんですけどね(っていうかそこだけなんですけどね)
ナム・サンミが中途半端に事件に入り込んでくるのもねぇ

直感で何故か犯人(事件の匂い)がわかってしまう刑事キム・ミンジュっていうのは面白いよね、焼肉屋に来る途中でも窃盗犯を吸殻を拾うように捕まえてくる
キム・ミンジュは「愛 サラン」でどーしたの?って思うくらいにムチャムチャ卑劣で怖い人相だったけど、意外にアクの少ない普通にカッコいい人だったのね

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新米刑事キム・ホンジュ(キム・ミンジュン)は偶然出会った人間から即座に犯罪の匂いを嗅ぎ取る特殊能力の持ち主。しかしそのため仕事に追われ恋人のテセとの仲もうまくいかない、不規則で不安定な生活が嫌で辞める機会を伺っていた。ある日、ホンジュは、張り込み捜査をさぼって出かけたガールフレンドの同窓会で犯罪のにおいを嗅ぎ付ける、どうやら事件の背後には国際麻薬組織が存在しているようだ。大規模な麻薬組織の存在をつかんだ強力3班の彼らだったが、組織のトップはエリート実業家でなかなか尻尾を出さない。


オー!スジョン

2010年10月08日 | 韓国
秘花~スジョンの愛~(原題:오!수정)  2000年  
監督:ホン・サンス 
出演:イ・ウンジュ、チョン・ボソク、ムン・ソングン

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邦題って納得できないのが多いけど
 (そりゃぁ原題では日本で意味が通じないってこともあるとは思いますけど)
それにしても「秘花」って、、、酷すぎる!
「イ・ウンジュがヌードと大胆な濡れ場を披露した初主演作」って
パッケージもまるでアダルトビデオみたいだし、正直怒りさえ感じます!

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「主人公の女性が想いに揺れながら処女を失うまでを描いた恋愛映画」って

そーだけど、、それも違うよな~


全編モノクロで古い映画のようだけど2000年だからそれほど古いわけじゃなくて
イ・ウンジュの出世作といわれている作品
五つのエピソードで構成されてて、同じ出来事を男女の視点でオムニバス形式で描いている

というのは、映画を観終わってから、あっ、そーなの?って知った私(笑)
ってことは観てる間はさっぱりわからなかったってことです、あらら~

なんかの実験??? とは思ったけど

確かに、最初の方はスジョンが無口で暗い雰囲気だったのが
最後のほうはちょっと明るい雰囲気で
キスの途中でスプーンが落ちるかフォークが違ってたりとか
そっか、観る人の視線でイメージ(記憶)が違うって事だったのね

面白かったら実験かと思いつつでもそれなりに観るんだけど
ご飯食べたりキスしたり、仕事したりキスしたり、そのキスも音つきでリアルに長いし
兄弟関係も変だし(気持ち悪いよ~)
それで結局処女を失いました、、って話って、、
だから、なに?

もどかしいのとあまりの退屈さで
かなりの忍耐を強いられた映画だったのでした

この作品は記憶に関する実験のような映画だと知った上で観たら面白かったのかな?
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妻の叔父が経営する弱小プロダクション会社のPDクォン・ヨンス(ムン・ソングン)は家庭持ちだが、同じ会社のケーブルTV構成作家のヤン・スジョン(イ・ウンジュ)と親しい仲だ。ヨンスは映画制作の金銭的な援助を受けるため、画廊を経営する金持ちの独身後輩キム・ジェフン(チョン・ボソク)の美術展をスジョンと共に見に行く。ところがジェフンは初めて会ったスジョンに惹かれ頻繁に会うようになり、遂には真剣に交際したいと告白する。情けなくて無能なヨンスに失望したスジョンは心変わりしたのか、ジェフンに酒を飲む時だけの恋人になると提案し二人の距離は縮まる。二人はますます近づきセックスを試みた瞬間ジェフンは、スジョンが処女であることを知って感激する。

地球を守れ!

2010年10月06日 | 韓国
地球を守れ!(原題:지구를 지켜라!)  2003年  ☆ヽ(*^ω^*)ノ 
監督:チャン・ジュナン 
出演:シン・ハギュン、ペク・ユンシク、ファン・ジョンミン、イ・ジェヨン、イ・ジュヒョン

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こ、、、これはすごい映画だ~
ビックリした

なんと説明したらよいのかわからないですけど
最初はおバカなブラックコメディかなって思ったんですよね
そのうち犯罪サスペンスモノ?って思ってたら
シン・ハギュンがだんだん狂気を帯びてきてサイコ映画?
スリラー映画?
ホント怖かったんだから~~~
拷問シーンが強烈なエグさで
途中で、ちょっ、、ちょっと待ってください!って言いそうだった
心の準備させてよー(そんな映画だと思わず観始めたから、、、)
社会風刺的な部分もあって
復讐劇のようでもあり
呆然唖然奇想天外
最後はSF????
ちょっとだけ泣けて
えっ、やっぱり「地球を守れ!」だったんだ。。。。。

何を言ってるのかわからないですよね
観なきゃわかんないけど、苦手な人は絶対ダメな映画だと思うので
知りたい人は観てください、、とは簡単に言えない映画です

シン・ハギュンは目ヂカラのある人だとは思ってたけど
しばらく彼を見るだけで怖い~~~!って思いそうです
彼は本当に迫力ある

さらにすごいのがペク・ユンシク氏
早々に丸坊主にされちゃって、ほとんど赤いパンツだけでご出演
最後のほうはキリストのようにボロボロになりながら
女の子の服着て
それが怖いけど可笑しくて可笑しくて

チャン・ジュナン監督、ムンソリさんと結婚されてるんですね
「ドラマとしてのアプローチもトコトンまでいってある意味では極端なドラマをつくることになりました」ってインタビューで答えてました

確かにあらゆる思いがギューギューに詰まってて
伝えたいものがたくさんあったのね
俳優さんたちもすごい上手いから全部の部分でちゃんと見せてくれる
だからすごいパワーなんだけど
逆に言うと、それがこの映画の魅力であり欠点というか
1本の作品にそんなにてんこ盛りに詰め込まれてもーって感じたりするだけど
正直言って詳細な部分になるとストーリを理解しきってないもん(笑)

でも、すんごく面白かった(*^。^*)
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独自の研究からアンドロメダのエイリアンが秘かに地球に潜入して人類を滅ぼうとしていると確信した青年ビョング。そんなビョングに一途な想いを寄せる太めの少女スニ。製薬会社のカン社長がエイリアンであることを見抜いたビョングは、スニの助けを借りてカン社長の拉致に成功、そのまま山奥の隠れ家に監禁する。次の皆既月食までにアンドロメダの王子に会わなければならないと主張するビョングは王子の居場所を教えろと迫るが、カン社長はビョングの話がまるで理解できず困惑する。カン社長の失踪は大きく報じられ警察も捜査に乗り出す。

悪い男

2010年10月06日 | 韓国
悪い男(原題:나쁜 남자)  2001年  ☆☆☆☆☆
監督:キム・ギドク
出演:チョ・ジェヒョン、ソ・ウォン

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キム・ギドク監督の第7作目

すべてのものを捨てて、そぎ落とした先にたどり着く純愛
運命の愛を受け入れた話だと言われて
否定しきれない部分がないでもないけど
それでもやっぱり許容できない、納得できない、嫌

それでも
正直言うと、否定しつつもキドク作品の中で一番好きかもしれない

今まで何本かのキム・ギドク監督作品を観て
「受取人不明」が強烈だったし
他の作品も独特な表現の仕方で面白いと思ったけど嵌るほどではなかったんですよね
でも、この「悪い男」を観たらキドクワールドに嵌る人の気持ちがわかる気がしました

なんでしょ、、
この否定しつつも受け入れちゃう気持ちって、、

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チョ・ジェヒョン、怖かったですね~
ほとんど無言で、唯一発した言葉が
「ヤクザに愛なんて」
それもすごい高くて変な声で驚いたんだけど
首にすごい切り傷があって、それと辛い経験ばかりしてきたから
声を出さない男っていう設定だったんだんって

チョ・ジェヒョンすごくよかったですけど
最初はチェ・ミンシクにアプローチしてたそうです
この役をミンシク氏が演じたら、、、想像するだけで鳥肌たちそう

監督がこの映画のプロモーションで来日した時のインタビューを見たら
なるほどなぁ、、監督の意図したどうりに作られてるなぁって感心しました
ラストのシーンで赤い幌のトラックで身を売るソナとそして男が
穢れのない純真無垢な姿に見えるように描きたかった、、って

こんなに強烈なものを経験しちゃうと、、クセになりそうだな

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孤独なヤクザ、ハンギ(チョ・ジェヒョン)は街で見かけた女子大生ソナ(ソ・ウォン)に一目惚れするがソナに侮蔑的にあしらわれてしまう。ハンギは自分が仕切る売春宿にソナが売り飛ばされるよう画策する。そしてソナは本屋で落ちていた財布をカバンに入れたのがきっかけで娼婦街に売られてしまう。彼はマジックミラー越しに娼婦になったソナをずっと見つめていた。


ワイルド・アニマル

2010年10月04日 | 韓国
ワイルド・アニマル(原題:야생동물보호구역)  1997年  
監督:キム・ギドク
出演:チョ・ジェヒョン、チャン・ドンジク 

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キム・ギドク監督の第二作品
なんと言っても印象的なのはこのポスターでしょ
冷凍鯖で殺人、そして後ろの女性(石像ではないのです)
たしかなんかの映画でこれをパロってましたよね、、なんだったかなぁ?
ストーリー的にはここの部分はものすごい重要というのではないんだけど
ともかく強烈なインパクトよね

舞台はパリ、住んでいる舟を自分のアトリエにして好きな絵を描くことがチョ・ジェヒョンの夢で、様々な小道具が登場して芸術の香りが漂うけど
ストーリとしてはごくありきたりで
わかりやすくて普通に楽しめました
キム・ギドク作品の独特さや難解さはなかった
でも邦題はワイルド・アニマル、原題は野生動物保護区域
タイトルは難解でわかりにくい

チョ・ジェヒョンが姑息でいきあたりばったりで、若くて、憎めない感じが妙に可愛いくて
チャン・ドンジクが若い頃のチェ・ミンスばりの渋さとカッコよさでした
最後はこの二人に凸凹コンビでパリで幸せに暮らして欲しいと思ったけど
無理よね、、、最初からこうなるなぁって思ってた結末で終わり
二人の血がパリの石畳を雨に混じって流れるのよね
そんな結末なのに何故か辛い感じが残らない不思議な終わり方でした

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フランス外人部隊に入隊しようとパリに来た北朝鮮特殊部隊脱走兵ホンサン(チャン・ドンジク)は到着そうそうチョンヘ(チョ・ジェヒョン)に騙されて荷物と金をネコババされそうになる。チョンヘを追いかけて叩きのめそうとするホンサンだったが、彼の口車に乗せられて奇妙な友人関係を結ぶ、チョンヘは韓国からフランスにやってきた画家の卵だったが落ちぶれて同僚の絵を盗んで売って生計を立てていた。二人はフレンチマフィアのボス(リシャール・ボーランジェ)の下で働くことを決める。チョンヘはボディ・ペイントで生計を立てている女性コリンヌ(Sacha Rvkavina)と出会い恋に落ち、ホンサンは密入国の際に手助けをしてくれたローラ(チャン・リュン)のことが忘れられない。


ハーピー

2010年10月04日 | 韓国
ハーピー(原題:하피)  2000年  
監督:ラ・ホボム
出演:イ・ジョンヒョン、キム・レウォン、キム・コッジ、イ・ジョンヒョン 

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いやぁ、もぉ、面白いもの観た!!?

高校の映画サークルでホラー映画を作るんだけど
撮影が始まると人里離れた山荘で次々と不思議な事が、、、だったっけ?
本当にこれ自体が高校の映画サークルが作ったみたいな、、
いやいや、それにしては上手過ぎます(笑)

状況説明するナレーションがあちこちで入るんだけど
それがムチャムチャおかしくて
カルト的ホラー映画風なのに、なんで笑わすの????
さらにたびたび入る効果音が変で、それがたまんないおかしさで
ストーリーよりそっちの方が気になっちゃう
ホラーとコメディと青春学園ものを合体させようとした?
観たことないジャンルで、これからも観ることのなさそうなジャンルの映画でした
そこは狙って作ったの?(ですよねぇ)
いやーー、参った、、、

2000年ってこういう雰囲気の映画多かったのかぁ
アン・ソンギとハ・ジウォンの「真実ゲーム」も女子高生の話でテイストが似てる
あっ、ナレーションとか効果音とか、そういう変な部分じゃなくて暗さっていうか客観視したようなっていうかそんな感じがです
もちろん、比較できないくらいあっちの方が完成度は高いですけど

たぶん、キム・レウォン君の映画初主演映画(初出演は「男の香り」よね)ということで、日本で発売された映画なんでしょうね
そうでなかったらなかなかお目にかかれないような映画でした
私的には観て損はしなかった映画です☆

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高校の映画サークルのメンバー達は準備中の短編恐怖映画「Harpy」のクランクインを控えて映画で使う残酷な殺人方法の研究に熱中する。サークルのシナリオ作家スヨン(イ・ジョンヒョン)はヒョンウ (キム・レオン)が好きなのだが、イェリム(キム・コッジ)と付き合っている彼に迫るのは容易ではなかった。しかしヒョンウがスヨンに次第に好感を見せはじめるとイェリムは露骨的にスヨンを困らせ始める。いよいよ撮影が始まりスヨンの大胆な想像が作りだした残酷なシナリオの死が映画よりもっと恐ろしく現実に姿をあらわす。


アラハン

2010年10月04日 | 韓国
ARAHAN アラハン(原題:아라한 장풍대작전) 2004年  
監督:リュ・スンワン
出演:リュ・スンボム、ユン・ソイ、アン・ソンギ、ユン・ジュサン、キム・ジヨン

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アン・ソンギ、ユン・ジュサン、キム・ジヨンたち“七仙”の面々が出てきて
真面目に相談する場面で始まったとき、、なんかおかしくてね~
そこだけでくすくすと笑いが止まらなくなりそうで
これは私のベストオブB級映画がついに交代する日がやってきたか!と思いましたが
 (現時点でマイベストオブB級映画は「木浦は港だ」です

残念。。。。
早々とその期待は消えました

香港映画みたいでもあり、武侠アクションのようでもあり、コメディのようでもあり
「血も涙もなく」で「オレが作りたい映画を作る文句あるかー!」って感じだって書いたけど
今回も「オレの好きなことしてますけど、なにか?」って印象よ、リュ・スンワン監督(笑)
それはぜんぜんいいんだけど
「血も涙もなく」ほどのパワーは感じなかった
ストーリはわかりやすかったんだけど
全体としてちとゆるい、、というか
修業する場面とか、もうちょっとビシッとキレて欲しい

アン・ソンギって間違いなく韓国映画の重鎮と言われる方で
すごい俳優だと思うんだけど
こういう若手の勢いありそうな監督の映画にでるのね
見れば見るほど好きになる
キム・ジヨンもほんの少しの役でも、彼女が出るとすごくいい
二人ともコミカルな役も本当に上手で楽しいよね
正直、このベテラン俳優陣が出てなかったら、全然つまんない、、助けられてました

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若き警察官のサンファン(リュ・スンボム)は、仕事熱心だが要領が悪くドジばかり踏んでいる。ある日、ひったくり犯を追いかけているうち拳の達人イジン(ユン・ソイ)と出会う。拳の修行中である彼女は誤ってサンファンを倒してしまう。気絶した彼が連れて来られたのは“七仙”と呼ばれるカンフー・マスターたちの道場、サンファンはそこで修行することになる。


血も涙もなく

2010年10月01日 | 韓国
血も涙もなく(原題:피도 눈물도 없이)  2002年 
監督:リュ・スンワン
出演:チョン・ドヨン、イ・ヘヨン、チョン・ジェヨンリュ・スンボム 





リュ・スンワン監督、オレが作りたい映画を作る、文句あるかー!って感じですかね
男同士の殴りあいならともかく
男と女も殴りあうからねー
男が女をグーで殴るからねー
スゲー、、、スゲーーとしか言えない(苦笑)

最初のうちはこれは前フリよね?っていうシーンが延々と続いて
登場人物も次々と出てくるけど誰が主人公なのかもわからないし
散漫で、何がしたいのかわからなくて
どこで物語が動き出したのかわかんなかった
さらに、喧嘩のシーンや車のアクションシーンが始まるとしばらく続くから
正直、早回ししたくなったんですよね
でも、意欲っていうか楽しんでる感が伝わってくるからつい見ちゃう

最後の方は面白かったわ~
これは女性二人が主人公だったのね(最後にやっと理解、笑)

ボクサー崩れのヤクザを演じるチョン・ジェヨンがね
8年前の映画だから若いし、風貌が今と全然違うんですよね
彼はこういうどん底の人間の役もやれちゃうからね
頭悪くて女をガンガン殴る男の役
でも最後はキョンソンのことは拳で殴ったけど、恋人のスジンは平手で殴ってた
そこがちゃんと伝わってくるところです

チョン・ドヨンもコケティッシュな風貌で今まで見たことない雰囲気なの
どん底から這い上がろうと男を裏切るけど
最後まで裏切れないいい女だわ

キョンソンを演じてたイ・ヘヨン
どっかで見たことあるけど誰だっけーってずっと考えてたんだけど
「ごめん愛してる」でジソプの産みの親だった女優の役をしてた人でした
華奢な感じで声に特徴のある女優さんだけど
彼女がこんなにバイオレンスな役をするとは意外でした
迫力あったわ
こんなにボコボコにされる女優さん初めて見ました
それと、リュ・スンボムがちょっと存在感薄めな気がしましたね

イ・ムンシクがスケベな酔っ払い親父でゲスト出演
それからあれ?まさかポンジュノ監督?って思ったけど
本当に監督さんでした
こうやってちょっとだけ登場する友情出演みたいなものは
映画の内容と関係ないけど監督さんの交流関係を想像してちょっと楽しいです

女にも容赦無しの映画って思ったけど
最後は女二人で、、ちゃんとおでん屋をする資金を残してくれてるから
監督さん、本当は女性に優しい人なんじゃない?、、なーんて(笑)
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元金庫破りの女性タクシードライバーキョンソン(イ・ヘヨン)は猛烈なスピードで突っ走る1台の車と衝突!運転席にいたのは黒いサングラスで顔を隠したセクシーな女スジン(チョン・ドヨン)だった。幼い娘との生活を手に入れるためタクシードライバーをしながら借金返済に追われるキョンソン、セクシーな元ラウンドガール・スジン。スジンの彼氏で闘犬場のボディガードをするヤクザ・ドクブル(チョン・ジェヨン)。ドクブルが行きつけのキャバレーでボーイをしつつマッチョなヤクザ世界に憧れるチンピラ、ミンス(リュ・スンボム)。賭博闘犬場から持ち出された現金入りバッグの行方を追って弱肉強食の戦いが始まる。

シルミド

2010年10月01日 | 韓国
シルミド/SILMIDO(原題:실미도)  2003年  ☆☆ヽ(*^ω^*)ノ
監督:カン・ウソク
出演:ソル・ギョングアン・ソンギ、ホ・ジュノ、チョン・ジェヨン
   イム・ウォニ、カン・ソンジン、カン・シニル、オム・テウン、キム・ガンウ

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まだ観てなかったの?って言われそうだけど
はい。今頃観ました!
そして今更ですが、すごい面白かった
いや~~、シルミド!いい映画だ! 韓国映画は面白い!

31人の訓練兵が「任務を果たせば国の英雄になれる」としてシルミドに集められる
684部隊は(19)68年4月の創設年月からとられた


これが実話に基づく話だということに驚きましたが、そこは当然ながら映画と現実になんらかの距離はあるわけで、映画は映画として充分楽しみました

まず最初に飛び上がりそうに喜んだのが俳優陣
ソル・ギョング、アン・ソンギ、チョン・ジェヨンが出てるのはなんとなく知ってたけど
あらーー
キム・ガンウがいるー
オム・テウンがいるー
イム・ウォニがいるー
カン・ソンジンがいるー
そして、カン・シニルがむっちゃ渋くてカッコいい~☆

訓練に明け暮れ、ひたすら重く、結末に光も見えなさそうなそんなストーリをここまで楽しめた理由は俳優陣の魅力じゃないかとさえ思います

カン・ウソク監督の作品って、いつもこの世に女なんて存在しない?(笑)かのような
ひたすら男ばかりの映画が多いけど
究極の作品だわ(笑)
たぶんものすごい過酷な撮影だったろうと想像できる中
これだけの俳優さんたちが集まってこういう作品を作ったってことは
やっぱり監督さんの魅力(力量)なんでしょうね

最初から最後までものすごいパワーを感じる映画でした
これぞ The 韓国映画☆

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北朝鮮特殊部隊によるソウル大統領府襲撃事件をきっかけに極秘の特殊部隊が結成されたそれが“実尾島(シルミド)”に集められた31人の男たち。刑務所に入れられ住民登録を抹消された彼らは、政府から<684部隊>として『金日成暗殺計画』を任される。3年以上にわたる過酷な訓練を耐えぬき、見事立派な精鋭部隊へと生まれ変わった彼ら。そんな“殺人兵器”となったメンバーが北朝鮮への潜入を目指して出発した直後、南北の対立が緩和へ向かった。計画の変更により一転、機密を知る彼らは韓国政府の抹殺対象となる。