きゃらめるぽっぷこーん

きっかけは韓国映画、今は興味の赴くままに観ます。mottoは簡潔に。radiotalkでラジオ配信始めました。

冬の小鳥

2011年02月03日 | 韓国
静かないい映画でした
原題は「旅行者」
たった9才の女の子が人生のひとつの旅を終えて
新しい世界に旅立つようなそんな映画
彼女のまっすぐな瞳の強さが印象的でした

冬の小鳥


冬の小鳥(原題:여행자)  2009年  ☆☆ヽ(*^ω^*)ノ
監督:ウニ・ルコント
出演:キム・セロン、パク・トヨン、コ・アソン、パク・ミョンシン

監督自身が韓国に生まれ9歳の時にフランスの家庭の養子となった経験を持つ
自身の体験を元に作られた映画なのね

キム・セロンちゃんを続けて見たけど
「アジョシ」のセロンちゃんはそんなに思わなかったけど
この映画のセロンちゃんは可愛い
映画によって表情まで変えちゃうんでしょうか
恐るべし名子役です

物語は孤児院に預けられてから、養子縁組が決まるまでの話なんだけど
幼くて可愛いくて人懐っこい子から養子に貰われていくんですよね
足が不自由で年長のコ・アソンは引き取り手がないまま
養子というより雇用されるような関係で引き取られていく
彼女のその後の人生を考えると切なくなっちゃう
それが現実なんだろうなぁ

感傷的に描かれてないんですよ
監督自身が経験してきたことだからか、冷静で、現実的
淡々と、、静かに、、
そんな中で自分は孤児じゃない、お父さんのところへ行くって主張するセロンちゃんが
現実を受け入れていくんだよね
仕方ないよね、9才の子になにができる?

大事にしていた小鳥が死んでしまって
土の中に埋めてあげる
明確に死を意識した行為じゃなかったかもしれないけど
今の受け入れられない現実と一緒に
土の中に自分を埋めて葬ってしまおうと思ったんでしょうか

新しい人生を歩もうとする彼女だけど
思い出したのはお父さんの背中
切ないよね~

お父さん役、ソル・ギョングでした

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親に捨てられた少女ジニ(キム・セロン)。父親(ソル・ギョング)は、ある日突然9歳の彼女をソウル郊外にあるカトリックの児童養護施設に置いて去ってしまう。ジニは受け入れがたい現実に心を閉ざすが、年上のスッキ(パク・ドヨン)とは次第に打ち解け、共に傷ついた小鳥を世話し、養子として一緒に外国へ行く約束をする。やがて小鳥は死にスッキとも別れる日がやってくる。


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