他の選手のために最高のタイムがでるようにペース配分の役割をするペースメーカー
自分のためじゃなく人のために走るんだけど
マノは人生においても弟のペースメーカーなんですよね
早くに両親を亡くし
親代わりとして自分のことは犠牲にして生きてきた
それが正しいと疑いもしなかったのに
弟はそんな兄がずっと負担だった
そこがこの物語の骨子かなぁ
こんなに大切にされてるのにどうして弟が兄を嫌うのか
理由がわからなくて
負担だったと明かされても、それが理由なんだと納得まではいまひとついかなくて
そこにもう少し情が感じられたら良かったかなぁ
国民的人気の女子棒高跳び選手ジウォン(コ・アラ)は選手仲間として励まし合う関係
好きなことと上手にできること、どちらを優先するかとマノに言われた言葉をきっかけに
スランプを乗り越えていく
マラソンのパク監督(アン・ソンギ)とのエピソードは
メダルと取るために冷徹な判断を下す監督とペースメーカーとして期待された選手という関係性以上の広がりを感じなかった
クライマックスのロンドンオリンピックのマラソンが最大の盛り上りなんだけど
ご都合主義的になっちゃいましたね
逆効果よね
シンプルにひたすら走ったほうが素直に感動できたような気がします
マラソンランナーとしてのミョンミンさんの走りは見事
素人目でも綺麗に走っていると思いました
ペースメーカー(原題:??? ???) 2012年
監督:キム・ダルジュン
出演:キム・ミョンミン、アン・ソンギ、コアラ
有望なマラソン選手だったマノは、足にケガを負って以来、ペースメーカーを引き受けてきた。引退後チキンの宅配で生計を立ててきたマノにマラソンの韓国代表監督が再びペースメーカーにならないかと声をかける。マノの任務はロンドンオリンピックで、マラソンの優勝候補ユンギを金メダルに導くこと。足に爆弾を抱えているマノは、そのために30キロまでしか走ることを許されない。大極旗をつけて走る最後のチャンスだとナショナルチームの練習に参加する。
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