ドラバラ鈴井の巣＃14

時々


1日（土）のCSテレ朝チャンネル・ドラバラ鈴井の巣は、
「マッスルボディは傷つかない」第1夜でございました～。


ついに登場！「平成の怪物」安田顕の企画・脚本ドラマ！！
果たしてどんな「安田ワールド」が展開されるのでしょうか？


2002年3月10日。
「ホワイトストーンズCD」発売記念の握手会が行われたまさにこの日―。

まだ興奮と熱も冷めやらぬまま、出演者全員がHTB会議室に集合。

実はまさにこの日、第2回作品の発表が行われようとしていたのです。
注目の第2弾は！？

コの字型に全員着席・・・しかし、真ん中のひとつだけ席が空いています。
そして、今回の企画・脚本は、この真ん中に座る人が担当です。
その方は、平成の怪物・安田顕さん。

早速、作家先生の入場。
安田さん・・・バスローブ着用、下の肌が何故かてっかテカ。
やがておもむろにバスローブを脱ぎ始めた安田さん、パンツ一丁
になると、いきなりポージングを取ります。
それに対し、「ナイスポーズ！」「切れてまーす！」と掛け声を
かけるスタッフの方々。

「裸で出る」ことを予想していたのか、洋ちゃんが「やっぱりじゃない・・・」
という他は、あっけに取られている出演陣・・・。

今回の企画内容、それは熱血スポ根学園ドラマ、ボディビル
そしてタイトルは「マッスルボディは傷つかない」でございます

ボディビルを通して真実の愛と友情を描く、"熱血スポ根"青春
学園ドラマという今回の作品。

まずはキャストの発表から。
定時制高校に通いながらボディビルに青春のすべてを賭ける
主人公・安原剛に、企画者ご本人様（＝安田さん）。
続いて、主人公とともにボディビルを志す好青年・
仲音浩二にCUEきっての肉体派・音尾さんが。
いきなり次に呼ばれてしまった音尾さん、困ってます
最終的には安田さんと同じパンツ一丁＆このテンションにまで
もっていかなければ、だもの。
そして15分後、早くも熱が入ってきた安田さん、音尾さんにも本格的
な役作りを求めて「着替えてみようか・・・？」と一言。
スタイリストさんに手招きされ（笑）、音尾さん着替えに入ります。
もう残りの全員はただ爆笑。

やがてスタンバイ完了し、再び登場した音尾さん・・・
キャラ激変しちゃいました
全てを吹っ切ってしまった音尾さん、すっかり安田さんと同じ
テンションになってます。

さて、裸2人（笑）以外のキャスティングの続きをば。
主人公・安原の行く末に大きな影響を及ぼすキーマン・
学校の用務員に鈴井さん。
安原の幼なじみでありながら敵役、大手製薬会社の御曹司・
真池龍（マイケリュウ）に大泉さんが。

ここで洋ちゃんが気づきます。
真池龍＝マイケル、つまりはマイケル・ジャクソンだと（笑）。
なので読みあわせでもマイケルばりの台詞回しを披露。
ずっとこれが続くのでしょうか・・・？

更に。
台本の中で、真池龍を中心としたミュージカルシーンが
あることが発覚
ということで大泉さん、ミュージカルに挑戦決定です。

その他のキャスティングは・・・
主人公の通う定時制高校の、情に厚い熱血教師役に
森崎さん。
クラスメートで元レディースのヤンキー娘・アッキーに
小橋さん。
そして最後に残った佐藤さんは・・・アッキーの燃えるような恋のお相手・
不良少年ジョーに決定。
佐藤さんとの恋人同士の設定に大喜びの小橋さん
「チュ―もガンガンする」と気合
入ってます（笑）。
（ラブシーンもないわけではなさそうです）
果たしてこの2人の恋の行方はどうなるのか・・・？

そして今回も、別枠でマドンナを募集するとのこと。
役名は「小百合」で、なんと主人公が恋する女の子とのこと。
さすが企画者安田さん、やりたい放題です（笑）。

そのマドンナオーディションが意外にも難航。
なかなか設定にピタリとあう候補が見つからず、結局3回繰り返し
やっとの思いで決まったのが、片山くみこさんという札幌在住の女性。
「教育実習生」というイメージにぴったりの雰囲気が決め手だった
ようです。

さて、今回安田さんがこだわったテーマは、「唐突さの美学」。
奇抜な台詞の連続と、唐突にして意味不明なシーン展開
が作品最大の見所となるのですが、いきなりの「安田ワールド」で
他の出演陣は完全なパニック状態に・・・。

読み合わせ終了後、出演陣から不満が大噴出。
早くも総スカンを食らってしまった安田さん。
台本は無事仕上がるのでしょうか・・・？？
更に読み合わせの段階で、重大な事実が発覚します。
なんと、第1話に鈴井さん（用務員）が登場しないことが発覚。
この番組名は「ドラバラ鈴井の巣」、そして本編に登場
しないということはメイキングにも登場しない。
これはまずい・・・安田さんの心にはこの事実が
重くのしかかりました。

そんな中で行われた、ミュージカルシーンのバックダンサーのオーディ
ション。
ここで安田さんは、ふとある名案を思いつきます。
参加者の中にいた1人の小学生の男の子に近づき、サルのまねをさせて
つれて歩きます。
・・・あっ！！
そうなんです、マイケル・ジャクソンはいつもバブルスという名の猿を
つれて歩いていました。
ということで、この台本にはない「サル」の役が急遽鈴井さんに与えられる
ことになりました。
さてどんなことになるのでしょうか！？

変わって、ストーリーのカギを握る主要キャストの4人
（安田・音尾・鈴井・大泉）は、ボディビルの基礎を学ぶべく、
市内にある「アイアンジム」へ。
このジムは世界チャンピオンを輩出するなど、数々の輝かしい実績
を誇る名門ジム。
会長さん自身も世界チャンピオンになったことがあるそうです。

ここで早くもボディビルの真髄に触れる4人。
番組の冒頭で、安田さんにむかってスタッフが言っていた、
「ナイスポーズ！」「切れてまーす！」という不思議な掛け声。
これはボディビルの大会で実際に使われている応援方法なのだそう。
客席から大きな声を送ることで審査員の目を選手に注目させることが
狙いで、掛け声が勝負を左右する場合もあるとか。
これ以外にも「大きい！」「デカイ！」という事もあるようです。
（これは筋肉を賞賛する言葉なんだとか・・・面白い）

ここで、ボディビルの基本というべき、規定ポージングの紹介が。

ダブルバイセップス・・・両腕の上腕二頭筋（バイセップス）
　を強調するポージングで、ボディビルで最もポピュラーなポージング。
サイドチェスト・・・横から見た胸（チェスト）の厚みを中心に、
　腕や脚の太さも強調するポージング。
サイドトライセップス・・・上腕三頭筋の大きさとシェイプを
　強調する、ちょっといじらしい感じが何とも言えないポージング。
モスト・マスキュラー・・・自分が最も力強くみえるように自由に
　ポージングをとる。一流選手になるほどその迫力は増す。
ラットスプレット・・・羽を広げるように背中の広がりを
　強調するポージング。
アブドミナル・アンド・サイ・・・腹筋（アブドミナル）
　と脚を強調するポージング。

これらの主要なポージングを見せられていくうちに、すっかり
ボディビルの虜になってしまった4人。

次回、さらにその不思議な世界へと足を踏み入れることに。
彼らを待ち受けている仰天世界とは一体

次回もこうご期待でございます～