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毎日がどうでしょう

「水曜どうでしょう」&ミスター・鈴井貴之さんが大好き♪
そんな私の日常とCUEさんを綴るゆるゆる日記でございます☆

ロス:タイム:ライフ~スキヤキ編~

2008-02-18 | [ミスター]鈴井貴之さま♪



第1節「カメラマン編」から面白くて毎週楽しみにしていた
「ロス:タイム:ライフ」。


今回の「スキヤキ編」は鈴井さん演出、リーダー出演、
そして顕さんが解説で声の出演…ということで本当に
楽しみにしていました


もちろん、鈴井さんのお願い通り録画した上で
オンタイムで見ましたよぉ~



…いやぁ…ホロッとして、クスッと笑い、胸が苦しくなって
最後涙が出ました…



多分、自分が独身だったら「残される立場」としてまた
違った見方をしたのかもしれません。
でも今自分はリアルに妻で、主婦で、子供がいて"母"で
あって…今回の友近さん演じる井原淑子と同じような
場面に遭遇したとき、まさに「家族を残して死ぬ立場」
となる。
そう考えたら…もう最初のナレーションで実はグッと
来てしまいました。
自分がいい母であるかどうかは別として、ね(苦笑)


もし自分に死の間際にロスタイムがあるとしたら。
…何をするかな?

やっておきたいこと、したいことはいっぱいある。
北海道に行きたい、一度はCUEさんのイベントに参加
してみたい。
死んだあと見つけられたら困るアレやコレやを始末したり(笑)
大好きな友達に会いたい。


…でもきっと、何もしないのだと思う。
いつもと同じように過ごし、家族で家で温かいご飯を食べ、
テレビを見たり遊んだりして、最後の時を迎えるのだろう、と。


多分、特別な思い出はいらないのだろう。
最後に見たいのは、家族の笑顔。
自分だったら、夫の笑顔、息子の笑顔を胸に死を受け入れる
のだろう。
最後に見たいのは、一番好きな2人の笑顔。


淑子も、そうだったのかもしれない。
最後だから特上のスキヤキを食べたい、家族に食べさせたい
という気持ちもだけど、そのスキヤキを通して家族の笑い声が
絶えない団欒が最後に欲しかったんだろうな…と。
そして、自分の死を受け入れる前に何かと自分に頼りがちな
家族に自分がいなくなってもやっていけるように、家族の中
での自分の役割を全うしてもらったり、助言や励ましをする。
「味噌汁ぐらい作れる女になりなさい」
「自分のパンツぐらい出せるようになって」
おそらくそれは今までも何度も何度も言ってきて、でも
聞き流されたり、あるいは何も言わずに自然に自分が
フォローをしてきたことかもしれない。
同じ言葉が死を目前に控えた今の淑子から発せられると、
さりげない言葉の中に家族を残して死ぬことへの心残りと
深い愛情が込められていて余計グッときます。

もうロスタイムも終了直前。
死に場所まで連れ戻された淑子が「大事なことを忘れてた」
と最後に送ったメールもやっぱり家族あて。
「ぬかどこにはれぎ」…節約に励み、家族からケチと
呼ばれながらもこれまで貯めてきた170万ほど入った預金通帳
を最後に家族に残し、淑子は自分の運命を受け入れていったの
でした。


これまでの「カメラマン編」「刑事編」と違って今回は
誰もが身近に感じるテーマ。
今まで当たり前のように存在し、一緒に暮らしてきた母(家族)
がある日突然いなくなってしまうことの違和感と寂しさが
よりリアルに感じられて…見終わって2日たつ今も色々と
考えさせられる回でした




以下、CUE&ロスタイムライフ・ファン的私の感想↓


☆いきなりの顕さんナレにビックリ
(てっきり実況場面の解説だけだと思ってました)
 でも顕さんのステキボイスでなお導入からグッとさせられ
 ました…

☆今回は今までの中で一番サッカーネタが盛り込まれていた回
 だったなと。元々の脚本がそうだったのか、それとも鈴井監督
 のアイディアなのか…ニヤリ
 「同葉学園」(ドーハの悲劇、だね)「グリーンピッチストア」
 「ジダンのマルセイユ・ルーレット」「ブラジル戦後の中田」…
 中田はあのスーパーの絨毯の色で余計ピッチに横たわる雰囲気
 出ててナイスでした

☆顕さんの解説もグッドでしたねぇー
 ちょっとテンションあがった感じが聞いててニヤリ

☆リーダーの院崎店長…ふふふ
 リーダーのあの大声をもってしても、主婦パワーの前に
 かき消されるほどの勢いでしたね
 でも主婦軍団の後ろでメガホン持って飛び跳ねてたり、
 特選牛を大人買いする淑子にちょっとひっくりかえったような声
 で応対するのがとっても可愛い店長さんでした

☆娘にスキヤキの作り方を伝授する場面以降でうるる…
 夫に対して最初は「ま、いっか」と言う淑子、何かわかるなぁ。
 子供に対してはきっと言いたいことはいろいろあるんだろう
 けど、夫に最後に何かを言い残すとしたら…なんか上手く
 出てこないような気がする。
 でも何もないわけじゃなく、ただただ"感謝"なんだよね。

☆この辺のカット割りに鈴井さんらしさを感じました。
 「river」の時のような、家族それぞれの目線から見た"家族の姿"。
 細切れのカットだから賛否は分かれるかもしれないけど、あの
 カット割りで私は「この家族から淑子が抜けることの寂しさ」
 を余計に感じました。

☆家族団欒の場面に流れてきた「上を向いて歩こう」。
 …あ!と気づきました。この曲、確かアメリカで
 「スキヤキ」という曲で発売されたんですよね。
 うわぁ~…さすが、鈴井さん(笑)

☆もうとにかくね、あの4つ並んだ歯ブラシの場面が切なさ倍増
 面と向かって言えなかった、口紅で描いた"ありがとう"。
 落ちた口紅がとけて流れ、血のようにたまり…いつも「直接の
 死の場面」は描かれないこのドラマだけど、今までの3話の中で
 一番せつないラストでした。
 …でもあの"口紅のありがとう"で思わず「東京ラブストーリー」
 が浮かんできた私は…バカですなぁ(笑)

☆今週も審判団がかわいすぎますもうすっかりファンです、
 彼らの。
 ロスタイム開始早々走らされて疲れ切っちゃうわ、店先で4人
 並んでちっちゃく座ってるわ、主審が副審にイエローカード出すわ、
 井原家の玄関での居場所は…下駄箱の上??
 「死という逆らえない運命」の中で、無言で主人公に付き添う
 彼らは話が重くなりすぎるのを抑えているいいスパイスなんだな
 と思いました。
 今や、本物のサッカーの審判があの4人組に見えて仕方がないです(笑)

☆唯一、不満があるとすれば…とにかくCMが多くて(涙)
 前に第1節のCMをカットしたら50分の枠なのに正味40分なかった
 ような…(苦笑)
 いいところでブツブツ切れてCMに入っちゃったのがちょっと不満。
 もしかしてテレビドラマの監督は初、という鈴井さんの不慣れな
 部分もあるのかな?



鈴井さん演出、リーダーと顕さんが出演ということで
楽しみにしていた今回でしたが、もう予想以上にいいものを
見せていただきました。
真夜中からの撮影や時間の少なさなど、このドラマの苦労は
ダイアリーなんかで見てきましたが、友近さんの素朴な演技も
あの家族もいい雰囲気だったし、コミカルな部分からしんみり
部分への流れも自然でよかったと思いました。
鈴井さんはじめスタッフ、キャストの皆さん本当にお疲れ様
でした!そしていいドラマをありがとうございました


さ、この後第6節で鈴井さん声の出演(解説かな?)
そして最終節(第9節)で洋ちゃん登場
この2つの回もだけど、普通に次回も楽しみです。
次回の「看護婦編」上野樹里さんは初の"自殺"ですよね。
自ら命を絶った人が主人公…ということでどう展開が変わるのか
楽しみでございます。


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