花咲爺やの気まぐれ通信

日々の出来事等を き・ま・ぐ・れ・に発信

古くから馴染みの深い黄色の花が・・・

2013年09月01日 | 季節の花

今年は、今迄に経験した事のない様な猛暑の夏となり
最近迄、暑い暑いと言って暮らしていましたが
ここ数日は、最高気温が30℃を超える日が有るものの
朝晩は以前より涼しくなってきて、眠り易い夜も有って
ようやく過ごし易く成っってきたなぁと思っていたら
本日は9月1日で、はやくも1年の1/3が過ぎてしまい
後4ヶ月すると、またお正月を迎える頃と成ってきましたが
植物の世界では、夏の終わりから秋にかけて
小さな黄色い花を枝の先端に沢山付けて咲く「オミナエシ」の花が
咲いている姿をあちらこちらで見られて
秋の気配が、感じられる様に成って来ました


                   秋の田の 穂向き見がてり 我が背子が
                 ふさ手折り来る、をみなへしかも


                                                                     万葉集・大友家持



上記詩の意味は「秋の田の稲穂の実りぐあいを見回りかたがた
このおみなえしの花はあなたがどっさりと手折って来てくださったのですね」で
爺やの住んでいる地方でも、「オミナエシ」の花と共に
6月上旬に植えた稲に穂が顔を出し、小さな白い花が見られる様に成って来ました








「オミナエシ」はオミナエシ科の多年草で
十五夜(旧8月15日)に飾る
「秋の七草」のひとつであり
上記の様に、万葉集や
源氏物語にも登場する
日本人にとっては
古くから馴染みの深い植物で
根を乾燥させて煎じたものを
「敗醤」と云い、生薬や
漢方として利用されていて
園芸では庭植えの他
鉢植えや切り花として利用され


               ・・・画像のアニメは、「Giam」を使って作成しました。(画像17枚)・・・


毎年夏から秋にかけて、日当たりの良い山地や草原に生え
小さな黄色い小花が一カ所に纏まり円すい状の形を作って咲き
別名ではその花の形から、「粟花」とも呼ばれています



・・・「オミナエシ」の記述に付きましては、一部「季節の花300」様のHPから引用させて頂きました。・・・




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