伝承館を見ようと、久しぶりに帰還困難区域へ。
600円の入場料を払って入場すると、映画の開始時刻まで待たされた。
5分ほどの映画を見てから、円形の天井の高い大きな映画室の壁面のスロープを、ぐるぐる回りながら登って展示室へ。
津波や原発事故のビデオ、写真、展示物などを見て屋上へ。広い祈念公園の向こうには太平洋。
屋外に展示された原発推進の標語が書かれた看板と津波で破壊された消防車を見て、見学終了。
通れるのは6号線だけで、ほとんどの脇道は閉鎖されている。10年たっても昔のままだ。
原発事故からの回復の難しさを、あらためて思い知った老夫婦だったとさ(泣)。