虹色オリハルコン

命にエネルギーを与えるパワーの力

命からエネルギーを奪うフォースの力

どちらを選ぶかは自分次第

弱者の代弁者としての政治家 #まっとうな政治

2018年04月02日 | 枝野幸男を応援

立憲民主党の地方議員選では、どの候補者も上位当選という結果がでていますが、気づくのは女性の候補が多いということです。
男性だからだめ、女性だからいい、と言う意味ではないですが、人口の半分は女性なのだから、議員だって女性、男性、半分半分でないと物事の見方が偏ってしまうのではないでしょうか。


菅直人前総理の「最小不幸社会」という言葉。
過去には「最小」とか「不幸」という言葉が批判の対象になり、政治家なら「最大幸福社会」というのが本当だ、と、叩かれる時は何でも叩かれる、みたいな時期がありました。
だったら「最大幸福社会」は、言葉のイメージだけが優先した中身が伴わない単なる言葉遊びに過ぎないのではないか、と私は思ったものです。

幸せのあり方は個人個人違うものだから、その感じ方は個人に任せる、そこに政治の出番はない。
でも病気とか不慮の事故とか、人生には思わぬ落とし穴があって、どうしようもなくなる時がある。
政治の役割は、そういうときこそ必要なのだ、国民一人ひとりの不幸を最小限小さくするにのが政治の役割だ、それが菅さんの「最小不幸社会」。
その精神は、今の枝野さんや立憲民主党に受け継がれている。

立憲民主党の1年生議員二人。生活保護を受けていたことがある国会議員なんて、もしかしたら前代未聞ではないのか。
苦しい思いをしたからこそ、苦しい人の気持ちがわかる。
立憲民主党の議員は、私たちなんだと思う。


菅直人前総理のブログから



貧困家庭を経験した質問者の迫力
NEW!2018-04-02


池田真紀議員



 3月30日の衆院本会議での生活保護に関する質疑は迫力がありました。野党提出法案の趣旨説明と質問に立憲民主党の二人の1年生議員、池田真紀さんと中谷一馬君が立ちました。




中谷一馬議員



 池田真紀さんはシングルマザーで貧困状態に陥り、一時生活保護を受給した経験を話しました。また、中谷君も小学生の時両親が離婚し、3人の子供を養うために無理をして働いていた母親が体を壊して生活保護を受けるようになった経験を話しました。壇上で話を聞いていたのはいずれも二世議員の安倍総理、麻生財務大臣、加藤功労大臣でした。生活保護は運用によっては人の命が奪われる危険性があることを述べ、政府の生活保護基準の見直しで生活保護を受けている子育て家庭のうち4割以上で生活扶助が減額されると、子供の貧困対策に逆行すると訴えました。


 自民党は大半の議員が比較的裕福な家庭に育った議員で構成されています。立憲民主党は自民党に比べれば育った環境も幅広い議員が集っています。子供の貧困は本人の責任ではありません。社会の責任です。貧しい環境で育った議員が、声を出せない子供に代わって、総理を相手に子供の貧困を促進するような政策をやめるように迫力ある質疑を展開してくれました。




生活保護を受けることが、悪い事のような風潮、弱いものは弱きがゆえに悪いのだ、自己責任だ、と嵩にかかったような態度が見える政治家は嫌だ。
また多数派は偉くて、少数派の人達が排除されるような社会も嫌だ。
困っている時、政治が手を差し伸べてくれるそんな国でありますように。


【衆院本会議】「生活困窮者自立支援法改正案」「子どもの生活底上げ法案」が審議入り(立憲民主党HP)


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5 コメント

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原発は民意がどうであれ、無くさないといけないもの。 (私は少数派)
2018-04-09 13:26:04
このところ立憲民主党のツイッターの数が日に日に減少していますが、
京都府知事選と無関係ではない気がします。立憲民主党に失望した人もいるようです。「よりによってなぜ安倍直系の自民党系現職京都府知事を推薦するの?」という疑問を持つのは当然かもしれません。
<京都府の立憲民主党の人たちが選択したものを党本部から「それはやめろ」とは言えない、そういうのは下から上へという今の党のあり方に反するし、民主的ではない。>ということなのかもしれませんが、その論理は理解しにくいとも思います。
なぜなら、原発問題はたとえ国民の意思が原発支持であってもこれは無くさないといけないものだと思うから。その意味で、民主主義より上に来ると私は考えています。
私も京都府知事選の問題を消化できていません。
残念でなりません。
返信する
私は少数派さんへ (金木犀)
2018-04-09 22:31:26
このニュースですね。
https://www.asahi.com/articles/ASL457QFVL45PLZB02G.html
>西脇隆俊氏(62)=自民、立憲、希望、公明、民進推薦=が、弁護士の福山和人氏(57)=共産推薦=を破り、初当選を果たした。いずれも無所属。
>政策面では、河川改修などによる防災・減災対策の強化、高速道路網や北陸新幹線などのインフラ整備を進めると主張。全国知事会長を務める山田知事と共に遊説に回り、「この発展の流れを止めてはならない」と訴えた。一方、福井県に立地する原発の再稼働については立場を明確にしなかった。

今回の候補者お二人のエネルギーレベルをはかりました。
西脇氏は212。パワーの領域に踏み込んでいます。ギリギリセーフで。
共産党候補は残念ながら50・・・ほとんどエネルギーがありませんでした。
暗黒フォースではないから、まだ良かったです。

今、なぜか、フォースの人たちが、勇気を持ってパワーに踏み込んだり、そうできなかった人は50という数値に集まってきています。
今回、脱原発をはっきり言わなかったにしろ、どちらを選ぶかと言えば、多分私も、西脇氏に投票しただろうと思います。
西脇氏は、パワーの領域とは言え、まだ弱いので色々なしがらみを気にして言葉には言えなかったのでしょう。
大飯原発の再稼働をGOしたのはほかならぬ経産大臣だった枝野さんでした。各方面から脅されて、電力不足が危惧されていたので、死人が出たらどうするのか、責任問題があったから。
枝野さんが脱原発派であることはわかっていましたが、再稼働が許せない人たちは、批判の矛先を向け、当時の民主党は、自民のみならず、リベラルからも総叩きにあっていましたね。
結果として、当時の民主党はあっけなく選挙で破れ、脱原発ははっきりと遠のきました。

政治家は誰でも言葉ではいいことをいいます。
でも言葉は嘘をつきます。
かつて自民は段階的に脱原発と言っていましたし、維新の橋下さんや、希望の小池さんも脱原発と明言していました。
でも、意識のエネルギーを調べると、本気で取り組むとは思えませんでした。
西脇氏は、パワーの領域ですから、嘘を付きたくなかったために、今現在ではっきりと脱原発を言えなかったのでしょう。

立憲民主党を守り育てていくのは、国民だと思っています。意見があれば、どんどん言えばいいし、それを受け止めてくれる政党だと思っています。
やっとできた政党なので、何があっても私は守っていきたいです。小異にこだわって潰してほしくない。
返信する
あと、数%変われば・・・ (私は少数派)
2018-04-10 23:38:05
共産党の候補者が50というのはびっくりです。そのあたりの数値の方が共産党から立候補する気になったことが不思議です。現在の日本共産党の政策ではなく、「中国や北朝鮮の様な国を目指したいという考え」ならば判らなくもないですが・・。

だとしても、パワーかフォースかの数値は普通は誰もが判らないので今回の知事選は脱原発をはっきり主張する人を支持する、という形の方が判りやすかったのは事実です。
実際のところ、立憲民主党支持者で共産党候補に入れた人はかなり多かったのではないでしょうか?
私が京都府民だったらやはり共産党候補に入れたと思います。
もちろん数値が50の人にはエネルギーがないのかもしれず、当選しても
府民のためにならない政治家だったかもしれませんが・・。
「政治家は誰でも言葉ではいいことを言うものの、言葉は嘘をつく。」と私も思います。
だから国民は騙されてばかりいるのです。
でも、立憲民主党が原発断固反対派の人たちを少なからず失望させてしまったことは事実だと思うのです。
それを私はとても残念に思います。
そういう人たちの信頼を取り戻すのは簡単ではない様な気がします。
「立憲民主党を守り育てていくのは、国民」という意識をしっかり持っている人は多くはないかもしれません。好みのメニューを選ぶ様な感覚で「気に入らなければすぐ次へ」という人が多いと思います。
だから浮動票が多いのです。
そういう国民性なのでしょう。
まさに「日和見菌」ですね。
前の記事のコメントでひろみさんも言っておられましたが、日和見菌の数がもう少しだけ善玉菌に変われば
この国の状況は圧倒的に変化(私にとって喜ばしい方向へ)すると思います。


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パワーかフォースかは一般人には判断できない現実 (私は少数派)
2018-04-11 00:05:52
追伸です。
私が得た情報では立憲民主党支持者の6割以上が共産党候補に投票したとのこと。
また「自民・公明と相乗りした立民は
信頼を失った」との声も多数とのこと。
今回の選択はやはり多くの立民支持者には判りにくかったと思います。
返信する
少数派さんへ (金木犀)
2018-04-11 16:40:16
私も、キネシオロジーテストがなかったら、共産党に入れていたかも。
共産党集合意識は、かつて175のプライドだったので私は昔は支持してませんでした。
175は選民意識、異質なものの排除や侮蔑、どこかに差別があったかも知れません。
実感より頭で考えたことが勝っていたのか。
でも、個人的にパワーの議員さんもいらしたので、地方選では共産党議員に入れたりしてました。

それが2015年の安保法制反対の運動が起こった頃から、完全にパワーの領域に踏み込みました。
安倍政権への危機感からだと思いますが・・
意識の二極分化は共産党内にもあり、パワーかフォースかの変化の波があったのではないかと思います。
変化できなかった、プライドを手放せなかった人たちが、50に集まってきているのではなかろうか。
この現象は、あらゆるところにあり、共産党内だけのことではありません。
50は、希望がない状態。「今が良ければいい、自分が良ければいい」と惰性で生きているところがありますから、責任感もありません、社会全体でも、そういう人が多くなっているような感じです。

今回の府知事選は、確かに、わかりにくい選挙だったかも知れませんね。
立憲民主党がどうしてこういう形をとったのか、支持者に対しては、より細やかな説明があってしかるべきだったでしょう。
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