

猫の国のえらい人がいったんだ
「この国を愛すること。これを今日から決まりにする。」
「猫の国のこどもたち、1番だいじな猫の国。
お国のためになる猫に、これからきみらを教育する」
「さてさて、となりのわんこの国が、攻めてくるやもしれぬから
たたかうじゅんびをするのだぞ」
だけどぼく、
猫の国もすきだけど わんこの国もすきなんだ
らんぼうわんこもいるけれど ともだちわんこもいるんだよ
「猫の国を愛すこと」
こんなきまりができたって
あの子はにゃーにゃー走るのがすき
この子は、にゃーにゃー木登りがすき
ぼくはにゃーにゃーつめとぎがすき
ぼくらが愛するのは「自由」だとみんなそろって昼寝する
だって、ぼくらはみ~んな、猫だもん!
■教育基本法改正案、衆院特別委で可決(読売新聞) - goo ニュース
★写真は「 だから東京が好き 」さんより
という恐ろしい話です。
どんなペットでも、どんな色でも、飼い主にとってはかわいいのに、心の中の色、形まで、国から強制される教育基本法改正案のある世界は、とっても生きにくいに決まっている。子供たちは、さらに追い詰められるでしょう。政権のおとなたちに、格差をつけられ、希望のない若者を生む改正。
猫だって、犬だって好きなのに、個人個人で選べないそんな窮屈で、恐ろしい世界が、教育の世界で始まろうとしています。
この寝転んでいる猫ちゃんは、自由で幸せそうです。猫の自由気ままで、飼い主の言うことも聞かないところも、猫の素敵なところです。だから、そんなの全部ひっくるめて、猫が好きなのに、飼い主の言うことを全部聞けーなんて無理な話ですよね。それに、茶色になんか、猫の毛を染めませんよね。それをやれって言っているような改正。猫君も反対です。
「茶色の朝」知らなかったけど、象徴的なお話ですね。政府は言葉をいろいろごまかしながら、法律を変えようとしてるけど、もともとの発想が国民統制だから、感のいい人たちに、見透かされてしまうのです。
きっと政府にとって国民は政治に無関心でいてくれたほうがいいのでしょうけど。
マザーテレサが、「愛の反対は憎しみではなく、無関心」と言ったのは、ちょっと意味が違うかもしれないけど、なんにつけても無関心は愛のない社会を作る土壌になってしまうと感じます。
憲法と合わせて、読むと何だか 背筋がピ!っとなるんです。
背筋がピ!・・・私も今背筋が伸びましたよ。
私は8月まで別のブログを書いていたのですが、そのときimacocoさんには、何回かコメントいただいたことがあります。またご縁ができ、とてもうれしいです。
どうもありがとうございました。