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プレートの蓄積は大震災前に戻り、首相は9条改憲に意欲的

2015年02月06日 | 脱原発
東日本大震災の震源地、あれほどのエネルギーが放出したのだから、次に起こるのはずっとずっと先だろうと素人なりに思っていたのですが、再び元に戻った、という地震学者からの警告。ちょっとショックですね。
そういえば、2004年に起こったスマトラ島沖地震。2007年にも、M8.5の地震が重ねて起こり、前ほどの被害はでなかったにしろ、17人以上の死者が出た。(ウィキペディアより)



切り抜きだけど。読みにくいので、下に書き起こしてます。


プレート蓄積 大震災前に戻る 東北沖、筑波大など分析
(東京新聞2015年2月4日)

 東日本大震災の震源となった東北沖のプレート境界周辺では、断層面などにかかる力の蓄積状態が、震災前の水準に戻った可能性があると、筑波大などのチームが3日付の英科学誌電子版に発表した。巨大地震の原因になり得るという。
 境界周辺の長さ約1000キロの地域で、過去約15年に発生した地震の規模(マグニチュード)と発生頻度の関係を分析し、これから計算できる数値から力の蓄積状態を推定できることを突き止めた。
 地震の原因となる蓄積状態は、大震災で一時的に力が放出されたものの、2~3年で元の水準に近づいていることが判明。筑波大のボグダン・エネスク准教授は「力の蓄積は、いつ巨大地震が発生しても不思議ではないレベルまで回復している」と話した。
 力の蓄積状態を注意深く観察することで、将来起きる地震の推定に役立つかもしれないという。分析では、巨大地震の震源になることが多い深さ100キロ未満で力が蓄積していたが、次にどこに巨大地震が起きるかは特定はできなかった。

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地震国日本、しかも今は、列島の地面の下も、周辺の海の下も、活動期に入っているようですから、今後なお一層の自然災害の備えをしなければならない。

ところがこの新聞記事を裏返すと、ちょうど同じスペースで「9条改憲に首相が意欲」って…
人質救出を理由に、9条改憲しようぜって安倍さんを煽る次世代の党。石原さんがいなくなっても、あいかわらずベタですね。
人質救出は、あの米軍ですら成功したことがない難しい仕事だというのに、どうしていきなり、事情も鑑みないまま自衛隊出動になってしまうのか。


 
国民の生命と財産を守るというなら、自衛隊は、異国まで出向いて無関係の人々と命のやり取りをして殺し殺されるより、災害救助活動に出動して、国民の命を救う仕事のほうがよほど前向きで現実的ではないか。

安倍政権は、もっぱら改憲に異様に執着するあまり、それ以外のことに、本気さを感じない。
喉元すぎればなんとやらなのか、今後再び起こるかも知れない大きな自然災害は想定外。原発事故もすでに想定外。
戦後70年、平和憲法の元、先進国の中でも特別の存在、特別のやり方で、日本人が倦まずたゆまず、丁寧に築いてきた世界各国との友好関係と平和への構築を、なし崩しにしようとしています。・・・本当に悪い夢を見ているような現実。
次の大災害が起こる前に、どうか気づいてほしい。

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