1970年代 左翼思想全盛の頃、こんな光景もあった
時代は進化する
果して
令和御代の日本人は
この光景を、如何に観るのであらうか
21歳(1975年)昭和50年頃、
友・平野との会話
「 ソ連が攻めてきたら、どうする?」
「 戦争反対、唱えるしかないな 」
「 北海道に攻め入ってきて、
日本人が殺されているんやで、それでも、戦争反対唱えるのか ? 」
「 俺は戦いに行く 」
「 勝ち目ないで、ソ連には敵わん 」
「 日本人が殺されるのを、手を拱いて視とけ、言うのか ?
占領されたら、どうするんャ 」
「 白旗挙げて降伏する。
戦ったら死ぬデ、死んだら終わりヤ、死んで、残った家族どうなるんャ
降伏しても、命までは取らんヤロ 」
「 ソ連の奴隷になれ言うのかァ 」
「 死ぬよりましヤデ 」
「 お前、本当に、そう思っているのか ?・・・」
視点が違う二人、話が咬み合わない。
「 ヒューマニズム 」 と 「 大和魂 」
・・難しいことは、分らないが
家族、同胞の生命を守るため、己の生命を懸ける
家族、同胞の為に生命を懸けた先達の歴史の上に、今の吾々の生命が存在しているとしたら
「 白旗を挙げて降伏する 何よりも、己の生命が大切 」
などとは、いってられないだろうに
・・・その頃の私の意見
右翼的だと批判され、異端視扱いをされた。
どうして、批判されるのか、分らなかった。
1991年、ソ連は崩壊した。
共産ソ連は民主ロシアに変わった。
ソ連が攻めて来る事はない
・・・が
『 歴史は繰り返す』
がしかし
人も国家も、
根本は
少しも変っちゃあいない
変らないもの
・・・と、
私はそう想う