昭和・私の記憶

途切れることのない吾想い 吾昭和の記憶を物語る
 

ひまわりの小径 ・ 「 セーラー服の後ろ姿 」

2021年07月05日 04時38分16秒 | 4 力みちてり 1970年~


あなたにとっては、突然でしょう

ひまわりの咲いてる径で 出遭ったことを
わたしの夢は おわりでしょうか
もう一度 愛のゆくえをたしかめたくて
恋は風船みたい だから離さないでね
風に吹かれ 飛んでゆくわ
立止まる二人には 交わす言葉もなくて
恋はいつも消えてゆくの
 ・
チェリッシュ
ひまわりの小径
昭和47年 ( 1972年 )

悦ちゃん・・・の
かぼそい声、可愛い声、可愛い容姿に、
一目惚れ

「 こんな  可愛いい 女性ひと に出逢いたい 」
・・・と、そう想った。

昭和47年 ( 1972年 )
私は、
徒歩で通学していた。
そして、必ずや善源寺楠公園内を横切ったのである。

セーラー服の後ろ姿

夏休み
軟式野球部員の私は
高校最後、夏の大会に向けて
日々、練習に精を出した。
されど、真夏の炎天下である。
練習を終えて、くたくたになっての下校は、しんどかった。
その日も快晴・・・暑かった。
私は、いつもの様に、善源寺楠公園内に入ると、
偶々
前方を行く、セーラー服の後ろ姿 を、認めたのである。
ライトグレーのスカートに白い上着、ライトグレーの襟には白いライン。
「 何処の女子高やろ?」
「 クラブ ( 活動 ) の 帰りかな?」

セーラー服の後ろ姿 に
淡い想いを抱いた私
なんて女性は、偉大哉
それまでの、くたくたな私の心身は、
俄然元気に変わった

♪ あなたにとっては、突然でしょう
ひまわりの咲いてる径で 出遭ったことを♪

一度っきりの
『 セーラー服の後ろ
姿 』
の想い出は、
チェリッシュの悦ちゃんの歌声と、
その歌詞が、オーバーラップする。
・・・のである。


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