愛ーエステ

長年のエステティシャンとしての経験を生かし正しいスキンケアをお伝えします。

本物?偽物?3

2018年05月19日 | 美容

ブランド品は見る所を見れば、偽物、本物は簡単に区別は出来る。

 

 

 

それが化粧品となると簡単には見分けられない。一流と言われているメーカーの商品を疑う人がどれだけいるのだろうか?

 

 

私の20代から30代にかけては化粧品との闘いだった。化粧品メーカーに勤務し始めてから肌がボロボロになった私は、一体化粧品とはなんぞや?から始まり、自己流ではあるけれど、あらゆる書籍を読み漁り、ドクターズコスメのドクターに会いに行き、色々な話を収集し・・・その結果、化粧品がとことん、嫌いになった。嘘ばかりの、この化粧品業界とオサラバしたかった。

 

 

 

40代、通販会社の化粧品事業部に勤務していた頃も、実につまらない化粧品を販売していたけれど、サバサバと割り切って、顧客の為ではなく、会社の利益の為に、ひたすら販売を続けていた。

 

 

そして、10年前、サロンを開業する際に一番困ったのが化粧品選び。

 

 

これ!!っと言う化粧品が見つからない。必死で探したけれど、見つからない。

 

 

そして結果、安易にオーガニックコスメに決めてしまったものの、どうしても好きになれず、コスメジプシーの様に、彷徨っていた時期があった。

 

 

でも当初から美容機器は使わずにハンドのみの施術であることは徹底していた。

 

 

何故か?答えは簡単。結果が出ないから。

 

 

その当時も美容機器の営業はすさまじかった。

 

 

フォトフェイシャル用の機器に始まり、炭酸ミストの機器、水素の美容機器やらコスメやら・・・。

 

 

本物は流行に左右されず、生き残ると信じているけれど、エステ業界は余りにもめまぐるしく、その時期の流行りの機器が出ては消え、出ては消え~の繰り返し。

 

 

もちろん、実際に試しもせずに、頭ごなしに機器が要らないと言っているわけじゃない。一応、何でも試してから、必要なもの、そうでないものを判断している。

つづく

 

シミ、シワ、タルミ専門店

SOU創顔

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待望の新製品登場!!

2018年05月18日 | ドクターピュールボーテ

昨日、春のドクターピュールボーテ春の研修in大阪に参加。

 

 

以前から楽しみにしていた新商品!!

 

 

「健寿のしずく」「スーパーゼロックス」

 

 

社長が熱く語ること2時間!!

 

 

私は自分の懐にストンと入るまで結構、時間を要するタイプなので、これから本も読みながら、飲みながら、この商品の素晴らしさを、お客様に伝えていこうと思っている。

 

 

 

「健寿のしずく」・・・これは屋久島の紫ウコン(ガジュツ)屋久島の秋ウコン、屋久島の春ウコン、高千穂の日本山人参、そしてCPL(環状重合乳酸)が配合され一滴のしずくの中に、7%ウコン、3%山人参、90%CPLが配合されているもの。

 

 

サプリなので何に効果があるとは謳えないが、美容面では、確実に美白、キメが整う、髪の毛が黒くなる、量が増える、艶がでる・・などなどが期待出来そう。

そして「スーパーゼロックス」

 

 

これは私が以前から何度もブログに書いている「香害」の一つである、除菌剤や消臭剤の害を無くしたものと呼ぼうか・・・。

 

 

 

私は、お客様の肌に触れる前に自分の手をアルコールで除菌はしない主義。

 

 

だって大切な素肌に触れるのに失礼だと思うので一切使った事は無い。

 

 

この新商品は「食品成分」と「化粧品成分」で出来ているので肌に触れても安心でしかも、肌触りも抜群だし、それでいて強力な消臭、除菌効果がある。

 

 

 

天然素材であるCPL(環状重合乳酸)とエクセルキトサン&エクセルグルコサミンを配合したもので、これほど、安心、安全な除菌、消臭剤は無い。

 

 

 

大切なペットや、大切な旦那様、これからは遠慮なくシュッシュッっと振りかけて除菌してあげてね~( ゚Д゚)

 

 

大切な、お客様の役に立つ商品が発売されて、本当に嬉しく思う。

 

 

それもこれも、社長の意気込みと言うか、常に「本物」を追求するという揺るがない姿勢を信じているから。

 

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SOU顔について

2018年05月16日 | ドクターピュールボーテ

昨年の1月から、ずっとピュールボーテをフルラインで使って下さっている、お客様が化粧品を買いに来店された。

 

 

その方の、お悩みは「赤ら顔」・・・調子が良くなったり、悪くなったりの繰り返しで一年使って頂き、ようやく艶が出て来たと言う、クリニックのレーザー光線で徹底して肌を痛めつけて来た方。

 

 

ピュールボーテを使い始めて頂いて、一度もフェイシャルをお薦めした事は無い。何故なら刺激を極力避けた方が良いのと、フルラインで使って頂いてるという相手の懐を考慮していたから。

 

 

 

でも今日、その方に「スーパーミネラル&ゼオライト活性水素マスク」を体験して頂きたくて、Sou顔90分¥16000の、お話をした。

 

 

 

サロン価格は16000円だけれど、ピュールボーテを使って下さっている方には¥8000で提供している旨をお話すると是非、して欲しいとのこと。

 

 

№2の泡パック→№1ラップパック→筋膜リリース→水素パック→リカバリーマッサージ→ヘッドマッサージ→仕上げ

仕上げの段階で、その方が突然、笑い出された~!!

 

 

「もう笑いが込み上げて来たわ~一体、どこまでフルハンドで行くのか~!!??」

 

 

そして「こんなハンドのみのフェイシャルって初めて!!肩周りも首も頭も軽くなったし、何より、顔が上がってる!!何で、今まで、奨めてくれなかったの!!」「これで¥8000って安すぎるよ!!¥16000の価値あり過ぎだよ~」

 

 

メッチャ嬉しかったけれど、メッチャ怒られもした。

 

 

あぁ、これが先日、山梨社長が言ってられた、「人の懐を考えるな、相手の悩みをどうすれば改善出来るのか?を考えろ」・・・まさに、この事なんだと深く深く実感した。

 

 

 

「こんな長時間、フルハンドで施術ってヘロヘロになるのでは?

 

だから先生は太られないんだわ~」・・・「いえいえ、そんな事ないですよ」・・・とは言ったものの、実はヘロヘロ( ;∀;)

 

 

このSou顔は指先に神経を集中させるので体力がと言うより、神経がすり減って疲れる。しっかり覚えようと集中してるから余計そうなのかも??

 

 

でも、その方は今までに見た事の無い、溢れんばかりの笑顔で「来月から必ず、このフェイシャル受けに来るから」っと言って下さった。

 

 

~ったく、人には偉そうに言ってるのに、自分のこととなると、わかっちゃいない自分・・・幾つになっても日々勉強!!

 

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本物、偽物1

2018年05月15日 | 美容

ブランド品に憧れた事は無いけれど、30代から40代の頃、海外旅行に行くと必ずブランド品の偽物を堂々と売っている店があった。

 

 

 

日本人観光客に人気があるらしく、相当賑わっていたような記憶がある。

 

 

 

確かに、良い物は良い。グッチやエルメスのバッグ、シャネルのスーツ、プラダの財布、フェラガモの靴。

 

 

 

フェラガモで思い出した・・・30代の頃、家にゴールデンを飼っていて、香港から帰って来た翌日、買って来た、フェラガモの靴を履こうと玄関に置いておいた。出掛ける直前に、お腹が痛くなり、トイレに駆け込んだ。

 

 

 

スッキリ爽やかな気分で出かけようと思ったら・・・玄関先でゴールデンが何やら、口に咥え、ブルンブルン自慢気に振り回している。

 

 

 

げっーーーーーーーー!!!フェラガモの靴を!!振り回しているーーーー!!

 

 

こらーーーー!!っと怒ったものの、時すでに遅し・・・・当時何万円もしたフェラガモの靴は見事に噛みあとがつき、履けたものでは無かった( ;∀;)

 

 

 

犬にブランド品の良さがわかるわけじゃなし、怒っても仕方がないし、むしろ笑いが込み上げて来たのを今でも覚えている。

 

 

 

お土産に貰った、グッチの財布にも当時の飼い猫に、オシッコをかけられ、超臭いので捨ててしまった。

 

 

今では規制が厳しくなっているので日本への持ち込みは相当な覚悟が必要だけれど当時はユル規制だったので幾らでも持ち帰りが出来た。

 

 

我が娘は今でもブランド志向。

 

 

先日も、おニューのジーンズを3本も持って来て「これ、要らんし、履いて~」

 

「なんでーー??新品なのに、何で?」と聞いたら、「私はブランド品が好きやねん、これネットで買ったし、ブランド品違うし、あげる」

 

 

幸いにも下半身のサイズは同じなので私としては超嬉しかったけれど、貧乏人の癖にブランド志向とは、困った奴だと、つくづく思ってしまった。

 

 

有名ブランドの本物、偽物は見る人が見れば簡単に判断は出来る。

 

でも、流行りの美容機器の本物、偽物はどうやって判断するのだろう??

 

つづく

 

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フルラインか?単品か?

2018年05月14日 | ドクターピュールボーテ

化粧品販売に何十年と携わっていると、化粧品の購入方法やら、使い方に、それぞれ、個性があって面白い。

 

 

大きく、二つに分けるとフルラインで揃えて使っている人、それぞれのメーカーの良い所だけを取り入れ、単品使いの人・・・っと分けられる。

 

 

 

以前の私は後者の方で、様々なメーカーの良いと言われる評判になっている物を使ってみて効果が無ければ、又、探す~これの繰り返しだった。

 

 

 

もちろん、テレビ宣伝しているようなものとか、誰でも知っている様なコスメは一切、手を出さず、隠れた名品のような物を探すのが大好きだった。

 

 

 

・・で今、全てドクターピュールボーテのフルライン使いhttp://www.dr-pur.com/

 

 

2年前、サロンに導入した際には、お客様にフルラインを、お薦めはするものの、高額になってしまうので躊躇される方も多く、じゃあ、単品使いで・・・と弱気の販売をしていた。

 

 

 

ところが、単品使いをされている方は、思うような結果が出ない。そりゃあ、そうだ・・・・ドクターピュールボーテの一番の売りは特許成分である、エクセルキトサン&エクセルグルコサミン・・・この乳化技術を持っているからこそ、「補うコスメから改善するコスメ」と大きな謳い文句が言えるのだ。

 

 

例えば、基礎化粧品はフルラインで揃えて頂いていても、毎日使うUVやファンデーションが合成界面活性剤で作られたものを使っていては、効果の出方が断然遅くなる。

 

 

 

日々、体に優しい、害の無いものをと思い、食品選びもキチンとされてる方が、食後にコーラを飲んでるようなもので、たった、これくらい・・・たったUVくらい、たったファンデーションくらいと思って使っていると全く、効果が出なくなる場合も多くある。

 

 

 

そんなこんなが3年近く、自分自身も使い、今、ようやく、解ってきた。

 

 

№1,2は当たり前の様に使って頂いている方で、他の物は安い市販品を使われてた方や、フルライン使って頂いていてもUVとファンデーションは他社の物を使われている方・・・こういった方々に、再度、フルラインで使うメリットをお伝えしている。

 

 

 

何故なら、それが一番の近道だから。

 

 

美肌になる為に、化粧品を選んで頂いているのに、結果が出なければ、失礼だから。

 

 

私のサロンに通って頂いてる、お客様は、もう私の性格を見抜いておられるので

私が自分の利益の為に、無理やり、販売をしたりはしない事は重々、おわかりだと思っている。

 

 

 

ラインで揃えると高額になると言われても、効果の出ないものをアレコレ使う事を考えると、どちらが得なのか?結局は、ラインで揃えることの方が近道だ。

 

 

うーーーん、これって男性と付き合う事と似てるのかも?

 

 

何人もの男性と、良いとこ取りして付き合うよりも、一人の男性と深く関わって行く付き合いの方が本物がどういうものなのか?わかるのではないだろうか?(笑)

 

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ハンドテクニックとは?

2018年05月13日 | ドクターピュールボーテ

昨日、ハンドに勝るものは無いと書いた。

 

 

実は私の30代は様々な美容機器に翻弄され、騙され続けた時だった。

 

 

美容機器の大手で有名な会社が、いい加減な物を販売するとは夢にも思わなかったし、知識が無いのも並行して、様々な美容機器を使って来た。

 

 

美容機器だけに留まらず、良いと言われる化粧品も様々なメーカーの物を試してみた。

 

 

 

その結果・・・痩身にしろ、フェイシャルにしろ、結果が出るのはハンドのみと言う結論に達した。化粧品に関しては失望の連続で、何も信じられなくて、自分で化粧品を作っていた記憶がある( ;∀;)

 

 

 

10年前、サロンをオープンした時のチラシが残っている。そのうたい文句は〰

 

「当店のフェイシャルは全て「手」で行う理由は・・・??

肌には動かせない事実があります。自然の摂理を考えると肌奥に無理に機械を使い、化粧品を浸透させるのは理に反しているのです。その点、「手」のパワーは無限大・・・手の温もりにより、疲れを癒し、リンパマッサージにより「気」の流れを整え、肌が必要としているものを届けるハンドテクニックこそが美肌つくりへの道」

 

 

 

例えば、オーソドックスな毛穴をシュポッシュポッと吸引する機器なんかも、毛穴をゴミ箱に例えたなら、ゴミ箱の容量を大きくするだけだし、スチーマーを肌に当てても水分補給になるわけじゃない。

 

 

ハンドだけで勝負をしようとなると、化粧品の力が偉大となる。

 

 

 

その点、ドクターピュールボーテはアーク光線以外の機器を一切持たないし、これからも機器には見向きもせず、必要な化粧品やサプリは、開発していくのだろうと思っている。http://www.dr-pur.com/

 

 

美容機器は利益が大きいので、どこのメーカーも、こぞって販売に力を入れているけれど、ハッキリ言って、不要!!!お金の無駄!!

 

 

ただ、ハンドのみの施術は難易度が高い。切磋琢磨し、日々の努力が結果を導いてくれるので気が抜けない。

 

 

 

何でもテキトーに考える私が、これだけ練習を重ねているのを見て、友人が感心して先日言っていた。「ハンドって、お金はかからないけれど、しんどいなぁ~」・・・・「はぁ??修得するのに、費用はかかってるけど?」

 

 

 

タダで教えてくれる所は逆に怪しいし、人から人へとマンツーマンで教えてくれる内容をタダで受けようなんて心があさましいと思う。

さっ、今日も練習れんしゅう~(^^♪

 

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ハンドに勝るもの無し

2018年05月12日 | ドクターピュールボーテ

東京ビューティワールドが始まろうとしている。

 

何年か前に仕事で東京出張に行った時にビューティワールドに行くハメになり、

 

 

高いヒールを履いていたのに、クタクタになるまで、展示された化粧品やら、美容機器を見て回り、酷い靴擦れした事を思い出してしまった・・。

 

 

このエステ業界には流行があり過ぎると、いつも見ていて思う。

 

 

小学生の理科学程度の知識があれば、判断が出来るであろうと思うものの、毎年の様に、流行の機器やら、化粧品が登場してくる。それが一年から2年、流行ると次の機器が発売されて~この繰り返し。

 

 

私は20代から、この業界に携わっているので、この繰り返しを見て来ている。

 

 

そして・・・いつも思うこと。「ハンドに勝るものは無い」

 

 

エステティックサロンをオープンするのに莫大な資金が必要だと思って居る人も多いと聞いている。勿論、何の知識も無く、お金儲けの虜になっている人にとっては機器は絶大たる味方にはなってくれるかもしれない。

 

 

私も20代から30代の頃は最新の機器にも化粧品にも興味があり、評判になっているサロンがあると聞けば、何処にでも偵察に行っていた時期もあった。

 

でも、この業界を見て来て今だから言えること・・ハンドテクニックこそが嘘つかない!!!

 

 

そして、ハンドテクニックこそが結果を出せると確信している。

 

2年前にドクターピュールボーテと出逢ったのも正に引き寄せの法則だと思えてならない。

 

 

ハンドテクニックと化粧品だけの力で結果を出して行く・・http://www.dr-pur.com/sougan/

 

機器を使うのが悪いと言っているのではない。安易に機器に頼るのではなく、自分の技術を切磋琢磨し、勉強し続けて行くのが本来のエステティシャンの姿だと思っている。

 

 

高価な機器を購入するから、無理な勧誘やら、化粧品販売に走ってしまうサロンが多くなるし、業界全体の評判も落としてしまう。

 

 

・・と偉そうに言ってはいるものの、大阪のビューティワールドには毎年、行っている。何故か?今、どのような物が流行りで、どれが本物・偽物なのか?

それらを見極める為に今年の秋も行こうと思っている。スニーカー履いてね(^^♪

 

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猫かぶり

2018年05月11日 | 美容

大人しそうで虫も殺さない顔をしている女の人を見ると、私はどうも、胡散臭く思ってしまう。

 

 

 

中学校の同級生に、まるで、お人形さんの様な可愛い顔立ちをした女の子がいた。おっとりしていて、身のこなしも私達みたいにガサツではなく、間違っても「ガハハハハ」などと笑わないタイプだった。

 

 

 

成績も良く真面目で学級委員をやっていたが、それがピッタリの女の子だった。

 

 

男女を問わず憧れの的で、私なんか、どうしてああいう人が出来たのだろうかと不思議に思っていつも観察していた。

 

 

ある日、給食に酢豚が出た。沢山、食べたい子は何杯もおかわりをし、嫌いな子は先生に怒られるので何とか、残さずに食べようと必死になっていた。

 

 

 

すると、そのお人形さんの女の子は先生に見つからないように、すっと立ち上がり、教室の後ろの隅に置いてある木製のゴミ箱の中に、酢豚を捨て始めた。

 

 

 

私を筆頭に、皆も息ひそめて、彼女のやることを見ていた。

 

 

 

まさか…あの人が・・と目を丸くしている私達の前で彼女は平然としていた。

 

 

 

「そんな事しちゃいけないよ!」っと一人の男の子が言うと、彼女は突然、「えーーーん」とウソ泣きがミエミエの声で机の上に突っ伏してしまった。

 

 

 

呆気にとられて見ていると、ウソ泣きの声は、わざとらしく大きくなり、それはまさに私達の同情を引こうとしているのが、まるわかりだった。

 

 

それから彼女の、あだなは「猫かぶり」

 

誰も彼女を相手にしなくなった。

 

 

たかだか、酢豚を捨てたくらいで、こんな烙印を押された彼女も可哀想だったけれど、それ以来、私は妙に大人しい女性を見ると、彼女の本性をあばいてやりたくて、うずうずしてしまうのである。

 

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薄毛

2018年05月09日 | 美容

今は殆ど見かけることはないけれど、昔は頭のてっぺんが薄くなっている、お婆さんをよく見かけた。

 

 

母親に聞いたら、髪を頭頂部で縛り、お団子状にまとめていたから、その部分の髪の毛が抜けたのだろうと言っていた。

 

 

でも、しばらくすると、お婆さんの白髪とは違う、真っ黒な直径8センチほどの

毛で出来た、団子のような物を薄くなった部分にピンでとめて、かんざしの様なものをさしていた。今に思えば、ヘアピースの様なものだったのだろう。

 

 

 

当時、母親の鏡台の引き出しに入っていたので、私は、その毛の塊が面白くて、それを股間につけて遊んでは、母親に、こっぴどく叱られていた。

 

 

 

男性と同じ様に女性も加齢によって毛が薄くなってくる。子供の頃から毛が少な目だった同じ年の友人は、中曽根元総理を「バーコード」と言って笑っていたのに、罰があたったのか、同じようなヘアスタイルになりそうだと嘆いている。

 

 

で、彼女は最近、部分的にボリュームを出す為に、ウィッグとやらを購入した。

 

 

子供の教育費で、ごっそりお金を持っていかれ、資金不足で安いのを購入したので夏場は蒸れるわ、冬は、静電気に襲われるので大変だと言っている。

 

 

 

おまけに、どこから見ても人形の毛みたいで不自然なので奮発して人毛が混ざっているオーダーものを購入しようと調べたところ、さすがに値段が高い。でも、それで自分の悩みが解消できればと貯金を下ろそうとしたものの、メンテナンスが大変で維持費が相当かかると言われ、驚いていた。

 

 

 

ウィッグというものは、どんなものでも使った後は、そのまま置いておいて、又、使う時は、ほいっとかぶればいいと思っていたけれど、どうやら違うらしい。こまめなメンテナンスが必要で、きちんとセットしなければいけないらしい。一回利用すると万単位のお金が必要になる。

 

 

 

中古の軽自動車を頭の上に乗せているようなものだ。

 

 

 

合成のウィッグは、その辺に放り投げて置いておいても大丈夫だけれど、キチンと作られたウィッグは、頭の形になったスタンドに設置しないといけないし、自分では洗えない。メンテナンスに出す時はバーコードのままでは居られないので予備も必要だ。

 

 

 

男性の場合は地肌が見えなければいいと、黒やグレーの粉をふりかける人も居るけれど、女性はボリュームが必要なので粉だけでは・・・。

 

 

でも、薄毛が人格の良し悪しを決めるもんじゃない。

 

 

中高年になったら、毛なんてあったって、なくたって、どうってこたぁないと開き直るのが一番だと思う( ;∀;)

 

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兄妹

2018年05月08日 | 美容

私には兄が二人いるのだが、小さい時から、お姉ちゃんが欲しくてたまらなかった。

 

 

一番上の兄は一回り離れているので兄弟と言うより、お父さん的な存在だったし、すぐ上の二つ違いの兄は私が生まれてくる前から、私の事を目の仇にしてたのではないかと思える程、仲が悪かった。

 

 

 

オヤツをもらう時も、天敵である兄を横目で見ながら、「こいつさえいなければ、全部私のものになるのに」とガッカリした。お姉ちゃんなら、可愛い妹の為に気前よく、自分の分をくれるのではないだろうか?

 

 

 

私が高校一年、天敵の兄が高3の時、取っ組み合いの大喧嘩をした。

 

 

 

それも血を見るほどの殴り合い。最初は口喧嘩から始まったものの、段々エスカレートしていって、日頃の恨みを持つ私は我慢の限界に達し、両手の指で天敵の顔面を力一杯ひっかいた。

 

 

 

伸ばしていた爪のせいで、天敵の顔面には、うっすらと幾筋も血が滲んだ。

 

 

すると激怒した天敵は反撃に出て、力一杯、私の横面を張り倒し、そのあげく、私は口の中が切れ、歯こそ折れなかったけれど、双方、流血の大騒ぎとなった。

花瓶は割れるわ、椅子は宙を飛ぶわで、まさに何でもありだった。

 

 

 

騒ぎを聞きつけた母は自分の周りを飛び交う物を器用によけながら、二人が取っ組み合ってるそばで、「二人とも兄弟なのに、頼むから仲良くして~」とおいおい泣いていた。

 

 

 

普通の母親なら、妹に手を上げた兄に怒るだろうに、母は私に「先に手を出した、あんたが悪い!!」と、こっぴどく怒られた。

 

 

 

あれは兄弟喧嘩のうちでも昭和史に残る名勝負だったね~っと正月に皆が集まり、お酒が入ると、必ず、その名勝負の話題になる。

 

 

 

今、私も兄も天敵同志では無くなったものの、顔を見れば、あの時の取っ組み合いを思い出し、戦闘態勢に入ってしまうのが可笑しい。

 

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