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読書・鑑賞記録&日記

2016年3月の読書メーター

2016年04月10日 | 読書メーター
2016年3月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:1514ページ
ナイス数:50ナイス

トムは真夜中の庭で (岩波少年文庫 (041))トムは真夜中の庭で (岩波少年文庫 (041))感想
友だちもなく退屈しきっていたトムは、真夜中に古時計が13も時を打つのを聞き、昼間はなかったはずの庭園に誘いだされて、ヴィクトリア朝時代の不思議な少女と友だちになり…(Amazonより)。ゴダードの歴史ミステリ小説読了後すぐ児童書を読み始めたので、最初少し退屈したが、作者の背景描写、話の展開など、抜群に上手いので、気がつくと物語にどっぷり。庭園での子供たちの様子、凍った川をスケートで下流まで滑る、などなど素晴らしい。時間について悩む主人公がかわいい。「歳をとると過去を振り返る」おばあさんの気持ち、わかる。
読了日:3月25日 著者:フィリパ・ピアス
悠久の窓(下) (講談社文庫)悠久の窓(下) (講談社文庫)感想
誰にも言えない秘密を抱えたまま、老父に続いて兄も亡くなった。おまけに家を売買する話も全く架空であったことが判明(Amazonより)。。。キリスト教に詳しくないので、ラスト、へ~そうかと言う感じだったが、面白く読めた。池上冬樹さんの解説では、ゴダードの作品はふたつに分けられるとか。ひとつめは、現在と過去を往復する内に謎は深まる物語で、ふたつめは、冒険小説らしい。この物語は過去と現在の往復はなかったが、ひとつめに入るとか。今度は是非冒険小説を読んでみたいなぁ。今予約中はひとつめなので、次々回に。
読了日:3月23日 著者:ロバート・ゴダード,加地美知子
悠久の窓(上) (講談社文庫)悠久の窓(上) (講談社文庫)感想
老父が1人で暮らしている家を買い取りたい――伝説のステンドグラスを探している大富豪の提案に息子たちは色めきたった。だが頑固な父親は皆の説得を拒否した挙げ句、階段から落ちて死亡(Amazonより)。。。「ダ・ヴィンチ・コード」のような、キリスト教の歴史を根底から覆すような題材を扱った作品。上巻は謎だらけだし、あっという出来事が続く。次へ。
読了日:3月23日 著者:ロバート・ゴダード,加地美知子
死の蔵書 (ハヤカワ・ミステリ文庫)死の蔵書 (ハヤカワ・ミステリ文庫)感想
十セントの古本の山から、数百ドルの値打ちの本を探しだす―そんな腕利きの“古本掘出し屋”が何者かに殺された(Amazonより)。。。本が好きな警官が主人公。後に有名になる作家の初版本って値段が高いんだなあ。ストーリーが面白かった上に、有名な本が沢山出てくるので、より楽しめた。「呪われた町」など、自分の読んだ本が話題にのぼるととにやりとしてしまった。他の有名な本も読んでみたいなと読書欲のそそられる本だった。
読了日:3月8日 著者:ジョンダニング

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