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読書・鑑賞記録&日記

2012年心に残った本ランキング

2013年01月14日 | 読書メーター
①「火刑法廷」カー
②「嵐が丘」Eブロンテ
③「超音速漂流」デミル
④「真田太平記」池波
⑤「燃えよ剣」司馬
⑥「幻の女」アイリッシュ
⑦「シャドー81」ネイハム
⑧「皇帝のかぎ煙草入れ」カー
⑨「Xの悲劇」クイーン
⑩「レベッカ」モーリア
⑪「リプレイ」グリムウッド
⑫「解錠師」ハミルトン
⑬「誇りと復讐」アーチャー
⑭「コフィン・ダンサー」ディーヴァー
⑮「忘れられた花園」モートン
⑯「ジェイン・エア」Cブロンテ
⑰「ウォッチメイカー」ディーヴァー
⑱「13番目の物語」セッターフィールド
⑲「ソフィー」バート
⑳「エアーズ家の没落」ウォーターズ
次点「運命の息子」「黒猫」「あなたの人生の物語」「祈りの海」など。

ちょっと読みにくい古典だけど、大好きな幻想的匂いプンプンなカー「火刑法廷」が1位。「皇帝のかぎ煙草入れ」もよかった。「超音速漂流」「シャドー81」はハイジャックもの。「嵐が丘」「ジェイン・エア」は今更再読、世界の名作はやっぱり面白かった。そして文庫12巻に及ぶ真田幸村親子の話「真田太平記」、遠い昔を旅した。「燃えよ剣」歳ちゃんに惚れた。「幻の女」「Xの悲劇」名作。「リプレイ」人生は一度きりだからいいのか。年末に読んだディーヴァーのライムシリーズ「ウォッチメイカー」「コフィン・ダンサー」めっちゃ面白かった。何度もだまされた。「レベッカ」「忘れられた花園」「13番目の物語」「エアーズ家の没落」は大好きな館もの。「解錠師」読後感最高。「ソフィー」変わった物語。大好きなアーチャーからは「誇りと復讐」をチョイス。

漫画はあまり読んでないが、その中では「蟲師」「昭和元禄落語心中」「テルマエ・ロマエ」「銀の匙シルバースプーン」「好きっていいなよ」「ヒストリエ」「医龍」などが印象に残る作品。

2012年12月の読書メーター

2013年01月05日 | 読書メーター
2012年12月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:2168ページ
ナイス数:102ナイス

ウォッチメイカーウォッチメイカー感想
ライムシリーズ7作目。時間や時計に異常な執着を抱く連続殺人鬼「ウォッチメイカー」を相手にライムチーム奮闘。今回はキネシクス専門家(証人や容疑者の行動や言葉使いを観察・分析する)ダンス登場。最初信用してなかったライムも彼女を認め、何度も協力を求める。。。物語は今回もスピード感ありどんどん進む。そしてえっという展開。行き詰ったライムに、ダンスが映像分析するシーンが小気味よくて面白い。今回は父のことで悩むが相変わらずかっこいいサックス、頑張るルーキーのプラスキー。チームメンバーたち、いい味出してる。
読了日:12月30日 著者:ジェフリー ディーヴァー
コフィン・ダンサーコフィン・ダンサー感想
四肢麻痺の科学捜査専門家リンカーン・ライム。。。「ボーン・コレクター」は数年前映画で観た。印象的な作品だった。小説は初。2作目らしい。冒頭からドキドキ、スピード感ある展開。途中、ディーバーお得意(らしい)どんでん返しが何度かあり、え~~!え~~!パーシーの飛行シーンが印象的。爆弾がセットされた飛行機、5000フィートで爆発する!どうやって着陸する!?このシーンで思い出されるのは、以前読んだ「超音速漂流」。私、飛行機ものが好きなんかも。作品に登場する女性サックス、パーシー、かっこ良くて好き。勿論ライムも。
読了日:12月25日 著者:ジェフリー ディーヴァー
週刊文春臨時増刊 東西ミステリー ベスト100 2013年 1/4号 [雑誌]週刊文春臨時増刊 東西ミステリー ベスト100 2013年 1/4号 [雑誌]感想
今後ミステリーを選ぶ時に参考にと思い購入。既読本は(印象的な作品でも内容を隅々は覚えてないので)あらすじ読んでおさらいに。未読本は、内容がわかってしまうと、楽しさ半減してしまうので、「うんちく」だけをちらほら眺める程度に。だから、実はこの本ほとんど読んでないに等しい。読んだと言える日、来るのかな。まさに「死ぬまで使えるブックガイド」。何作か気に入って読んだカーが「好きな作家ベスト2位」になっていた、嬉しい。
読了日:12月24日 著者:
ゴッホは欺く 下巻 (新潮文庫)ゴッホは欺く 下巻 (新潮文庫)感想
アンナは殺されたヴィクトリアの双子の妹アナベラと協力して、ウェントワース家の財産を悪徳銀行家フェンストンに取り込まれないように計画する。が、銀行家に雇われた女殺し屋クランツに、つけ狙われる事になる。。。作者は絵画コレクターらしく、有名な画家の名前がいっぱい出てきて面白い。もと体操選手の女殺し屋は、冷酷無比で怖い。日本人実業家ナカムラ登場で、日本の慣習に触れてるとこも面白い。アーチャー氏はお決まりの大団円で安心して読めた。
読了日:12月19日 著者:ジェフリー アーチャー
ゴッホは欺く〈上〉 (新潮文庫)ゴッホは欺く〈上〉 (新潮文庫)感想
ゴッホ「耳を切った自画像」を所有している貴族ヴィクトリアは、ナイフで喉を切られ殺される。銀行の美術コンサルタント・アンナは、ボスがゴッホの絵を手に入れるために、ヴィクトリアを陥れた事を知る。9・11ノースタワー、ロンドン、ルーマニア、日本と、女殺し屋とFBI捜査官2人に追跡されながらアンナは。。。ヒロインのアンナが、次々起こる危機を間一髪でどうにか切りぬけながら物語は進む。下巻へ。
読了日:12月17日 著者:ジェフリー アーチャー
燃えよ剣〈下〉 (新潮文庫)燃えよ剣〈下〉 (新潮文庫)感想
武州多摩の「バラガキ」土方歳三。幕府が力衰え、騒然となり世間を取り締まる浪士組に、近藤と共に応募し「新撰組」結成。京、江戸、奥州、函館と、仲間達と離・死別しながら闘う。。名士と言われるが世の中の情勢に揺らぐ近藤に比べ、「勝つこと」だけを考え戦い続ける土方。2人の性格の違いがわかる。土方は近藤に「俺は違う」と言い自分の信念を貫く行動を通す。男らしい!司馬氏の物語は「滅びの美学」と聞くが、この物語は言葉通りだ。生き残りは(高木→一橋大学、山脇→三菱を除き)ほとんどが余生を静かに過ごしたという話に感じ入る。
読了日:12月12日 著者:司馬 遼太郎

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