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読書・鑑賞記録&日記

2014年12月の鑑賞メーター

2015年01月06日 | 鑑賞メーター
12月の鑑賞メーター
観たビデオの数:4本
観た鑑賞時間:413分

椿三十郎<普及版> [DVD]椿三十郎<普及版> [DVD]
上役の汚職を暴き出そうと立ち上がる9人の若侍たちの支えとなり、その凄腕で御家騒動の黒幕と対決する。。。「用心棒」の続編。今度は椿屋敷を見て、「椿三十郎」と名乗る。相変わらず凄腕と策略の持主で、仲代扮する敵役を翻弄する。この作品でびっくりしたのが、押し入れからちょいちょい出てくるひょうきんな囚われ人が小林桂樹さんだったことだ。入江たか子さん演ずる奥様の「鞘に収まった名刀」言葉にも成程~と思った。この映画にも「七人の侍」のキャストが何人も出てきて、今度はこんな役してるなと思う。面白かった。
鑑賞日:12月31日 監督:黒澤明
用心棒<普及版> [DVD]用心棒<普及版> [DVD]
2人の親分が縄張り争いをしているため廃れてしまった宿場町にやってきた桑畑三十郎。。。強い!強すぎる三十郎さん。策略もあれこれ上手くやってたんだけど、途中ぼこぼこにされちゃったね。「七人の侍」に出てたキャストが何人も。加東さんのメイクには笑った。飯屋のオヤジ、かっこいいと思ってたら、黄門様でした。風車の矢七と、懐かしいジェリー藤尾は一瞬でいなくなった。志村さん、藤原さん、どんな役でもはまり役だ。仲代さんも素敵。山田さんはかっこいいし、司さんは綺麗。ストーリーも映像も音楽も面白く素晴らしい映画だった。
鑑賞日:12月30日 監督:黒澤明
七人の侍 [Blu-ray]七人の侍 [Blu-ray]
野武士が野盗化していた戦国時代、貧しい百姓たちが侍を雇い、村を守ろうとする。。。最初から最後まで面白く、見逃せないシーンばかり。7人の侍もそれぞれ個性のある面々で、志村喬演じる勘兵衛や、宮口精二演じる久蔵、すごくかっこいい!後半は、野武士たちとの戦いだったが、主役級の俳優さんはもちろん、村人たちの戦いぶりなど、圧巻。前半・後半合わせて3時間半と長丁場だったが、長さを感じさせなかった。素晴らしい作品。
鑑賞日:12月28日 監督:黒澤明
続・宮廷女官 若曦(ジャクギ) ~輪廻の恋 第一部BOX [DVD]続・宮廷女官 若曦(ジャクギ) ~輪廻の恋 第一部BOX [DVD]
今日39話まで観終わった・・。が、過去編が面白かっただけに不満が。暗い話をよくもここまで引っぱっててくれた(`´)特に最終話!おばさんは怒りました!ま、大団円で救われたけど。本気で話に入ってるのに、何度もはぐらかされた(怒)ところで、中国人男性ってこんなに泣くもんなのか・・・韓ドラの男性もよく泣いてるけど。
鑑賞日:12月17日 監督:リー・クォックリー(李国立)

鑑賞メーター

2014年12月の読書メーター

2015年01月06日 | 読書メーター
2014年12月の読書メーター読んだ本の数:7冊読んだページ数:2294ページナイス数:116ナイスシンデレラの罠【新訳版】 (創元推理文庫)シンデレラの罠【新訳版】 (創元推理文庫)感想私(ミ)は、火事で火傷、整形するが記憶喪失に。一緒にいたドは焼死。火事の真相とは?。。。いったい「わたし」とは誰?。お墓参り道中の電車で読んだ。往復2~3時間余りかかるが、この本のおかげでとても短かく感じた。「わたし(ミ)は、探偵で犯人で被害者で証人」という謎がどんどん解き明かされる。が、読後もやもやが残り、あとがきの「ここからは本篇を読んだ後にお読みください」を読んで納得(したことに)。読了日:12月30日 著者:セバスチャン・ジャプリゾ
カッコウの呼び声(上) 私立探偵コーモラン・ストライクカッコウの呼び声(上) 私立探偵コーモラン・ストライク感想スーパー・モデルが、ある雪の日に高級住宅街のバルコニーから墜落死。自殺か他殺か?モデルの兄が私立探偵コーモラン・ストライクに調査を依頼する。。。ハリー・ポッターの作者の探偵小説。なかなかストーリーが進まず挫折しそうになる。が、文章は親切丁寧で解りやすいし、主人公と秘書がよいので・・。中盤までくると続きが気になるので、下巻へ。読了日:12月27日 著者:ロバート・ガルブレイス
秘密 下秘密 下感想いや~、びっくりしたのなんの!中盤までは多分こんな展開になる・・なんて、いくらかの話を自分で作ったんだが・・。全然違った。訳者あとがきに、作者が「ハッピーエンドより適切なしめくくり方を重要視している」と書かれてある。訳者の、「まさに本作のエンディングは、マラソン完走した人に出される一杯の水」という表現に納得。面白かった。読了日:12月19日 著者:ケイト・モートン
秘密 上秘密 上感想50年前の起こった忌まわしい事件の目撃者ローレル。老いて過去と現在の区別が怪しくなった病床にある母。母の過去とは?何故あんな事件が?。。。以前読んだ「忘れられた花園」が面白かったので、新刊が出てるなと図書館で見つけた本。なんと、「このミス」で、ランクインしてるのを後で知った。物語は、現在(2011年)、過去(1961年)、更に過去(1941年)、と現在と過去が、交互に進む。順々に謎が明かされる。やっと中盤にきたが、今後どう話を持っていくのかな?下巻へ。読了日:12月16日 著者:ケイト・モートン
警官嫌い (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 13‐1))警官嫌い (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 13‐1))感想「87分署シリーズ」の第1作。87分署の刑事が、銃弾2発を受けて即死する。残された手がかりは、45口径の拳銃から発射された銃弾だけ。。。この物語1作目刊行は1956年。最新作は2005年で、56作品も。筆力の衰えない素晴らしい作家さんだ。物語が進むと主人公も成長していくとか。主人公は二級刑事のキャレラ。背景になるアイソラ市警察はNYPDそのものらしい。実際の警察活動に基づいて書かれているとか。安心して主要人物に感情移入できる作品。読了日:12月15日 著者:エド・マクベイン
隠し絵の囚人(下) (講談社文庫)隠し絵の囚人(下) (講談社文庫)感想今まで読んだゴダード作品は、女性が悪人とか、うまくいかないなど、女性に冷たい感じ?が何作かあったけれども、その点では今回(大団円が好きな私としては)ほっとした・・だけども。前々回読んだ「千尋の闇」が面白すぎたせいか?、少し不満が残る。最初から悪人がわかっており謎がないからか?他の面白いの読みたい。映画になった時の俳優の作者希望は、エルドリッチ役、マイケル・ケインらしい。渋っ!太っ!ムショ帰り役どうかな。関係ないけど、彼、「ケイン号の叛乱」から名前もらったそうな。ボギーの映画!気になる~読了日:12月8日 著者:ロバート・ゴダード
隠し絵の囚人(上) (講談社文庫)隠し絵の囚人(上) (講談社文庫)感想MWA賞最優秀賞受賞作。三十六年間アイルランドの監獄に収監されていた叔父。何故そんなに長く?何で?そんな時、実業家所蔵のピカソが盗品である証拠を見つけてほしいとの依頼を受ける主人公。。。先日見つけた気になる作家さん、ゴダードの受賞作品。現在(1976年)と過去(1940年)、交互に物語が進むいつもの文体。今回はアイルランドの問題がからむ作品。1940年代のイギリスの様子が物語の背景で少しわかる興味深い作品。次へ。読了日:12月3日 著者:ロバート・ゴダード
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