funky days

読書・鑑賞記録&日記

映画「インセプション」

2012年05月27日 | 映画





内容(allcinema
他人の夢の中に潜入してカタチになる前のアイデアを盗み出す企業スパイが活躍する時代。コブは、この危険な犯罪分野で世界屈指の才能を持つ男。しかし、今や国際指名手配犯として、またこの世を去った妻モルの殺害容疑者として逃亡の身となってしまい、大切なものすべてを失うこととなっていた。そんなコブに、サイトーと名乗る男からある依頼が舞い込む。成功すれば、再び幸せな人生を取り戻すことができる。しかしその依頼とは、これまでのように盗み出すのではなく、ターゲットの潜在意識にあるアイデアを植え付ける“インセプション”というものだった。かつてない危険なミッションと自覚しながらも、これが最後の仕事と引き受けたコブは最高のスペシャリスト集団で立ち向かうべく、すぐさまメンバー探しを開始。やがて、相棒のアーサー、“設計士”のアリアドネ、“偽造士”のイームス、“調合師”のユスフ、そしてサイトーを加えたメンバー6人でターゲット、ロバートの夢の中に潜入するコブだったが…。

ちょいコメ
最初の虚無の世界のシーンから物語に引き込まれた。夢の時間の設定が現実的な気がした。
実際1時間の位の睡眠でも、夢では長い時間行動してるもんなぁ。
また、難しい問題を夢の中で解いたことも!夢から覚めると覚えてないんだけど。。
映像シーンも素晴らしかった。素晴らしすぎて、映像に気をとられすぎることも!
2回も見てしまった・・・
レオ様、相変わらずかっこいい!仲間たちも良かった。

海外ミステリ「Xの悲劇」バーナビー・ロス(クイーン) 米 1932年

2012年05月23日 | 海外小説カ行


エラリー・クイーン

「Xの悲劇 」amazon

内容(「BOOK」データベースより)
ニューヨークの市街電車で起こった事件は、サム警視の頭を悩ませるに充分なほど不可解なものだった。突然の豪雨を避けるため、婚約者や友人たちと市電に乗った株式仲買人が、なかでくずれるように倒れた。上着のポケットに入っていた奇妙な凶器で殺されたらしいのだが、密室状況の車内には被害者に悪意を抱く者が大勢いた。サム警視は事件の解決を元俳優の探偵ドルリイ・レーンに依頼するが、第2、第3の殺人が発生するにおよび、事件は意外な様相を呈しはじめる。巨匠エラリイ・クイーンが若き日にものした本格ミステリの傑作。新訳決定版。

登場人物
ハーリー・ロングストリート:株式仲買人
ジョン・ドウィット:ハーリーの共同経営者
マイクル・コリンズ
チャールズ・ウッド:車掌
ブルーノ・地方検事
サム:警視
ドルリイ・レーン:元俳優。探偵

ちょいコメ
ディクスン・カーの本を何冊か読んだ時、カーはクイーンをとても尊敬しているとのことだったので、
是非有名な「Yの悲劇」を読まないとと思った。
が、ガイドによると、「Xの悲劇」から読むのがよいと、何冊か書いてあったのでいざ図書館へ。
図書館へ行くと、他の方も同じように考えているらしく、
「Yの悲劇」はいつもあるのだが、「Xの悲劇」はいつも貸し出し中。
ずっとチェックしてた所、やっと借りることができた。

う~む、これは何を書いてもねって感じ。
最初は、ロングストリートが電車内で、奇妙な道具で殺されるとこで始まる。
電車という密室の中で起こった事件。
元俳優で探偵のレーンが謎解きに挑む。
ラスト、レーンの謎解きに感心する。すごいなぁ。
謎ときの最中、警視サムが質問する内容も(私が疑問に思ったことと同じ)きちんと説明され、
なるほどなるほどと、納得させられる。
また、時々のレーンの扮装が面白い。
途中、翻訳の読みづらい個所はあったが、中盤からは気にならず大変面白く読めた。

後ネタバレ 










































































第1の殺人事件、第2、第3と続くが
この3つの殺人事件の犯人は、ストープスだった。
ロングストリート、ドウィットに妻を殺され財産を盗られるが、妻殺しの罪をきせられ投獄される。
恨みを抱いたストープスは、長年計画した計画を実行にうつす。
3人の人物(チャールズ・ウッドなど)になり、3つの殺人を行う。
読後、こんなことされたら、復讐したくもなるよねと、ストープスに同情した。

次は「Yの悲劇」に移りたいとこだが、ちょっと疲れたので(私の情けない頭が)
ちょっと開けて借りることにしよう。次は、文章の簡単な本で。テヘヘ・・

海外ホラー「スワン・ソング」下 ロバート・R・マキャモン 1987年米

2012年05月13日 | 海外小説マ行


ちょいコメ
毎日少しずつ読んでいたのだが、ついに終わってしまった。
寂しいなと思う反面、ああやっと次の本が読めるといった安堵感あり。。

印象的なシーンは「ヨブの仮面」が剥がれる時のシーン。
主要な登場人物達は、核戦争後、顔を固い皮膚で覆われる病気にかかる(作中では「ヨブの仮面」と記してある)。
その仮面は、時期がくると剥がれる。
良い事をし続けた人は、下の顔は美しく、悪い事(殺人とか人肉を食べるとか)をした人は醜い。
そのあたりのマキャモン氏の文章表現が実に面白かった。
以下ネタバレあり





















もちろん、ヒロインのスワンは、美少女~~
シスターは上品な叔母様~~
そして悪逆非道のマクリン大佐は髑髏顔。
ローランドはゴーグルが皮膚の一部となり歪んだ顔。!!

また深紅の目の男は、作中色々変身するのだが、ラストあたりの変身がすごい。
「それは爬虫類の目を持つ膿みただれた傷口であり、烈火のごとき怒りに脈打ち波打つ煮えたぎる病んだ魂であった」
と文章にしてあるが、どんな顔~?!

ラスト、シスターの話にはぐぐっときたが、スワン・ロビンの恋、ジョシュの話など希望ある展開でほっとする。
「ア~メン!!」

この作品は、他の方のコメントを読むと、キング「スタンド」のオマージュ作品だそうだ。
キング作品よりもマキャモン作品の方が読みやすいらしいが、こんなに読むのに時間がかかるなんて、
こちらを先に読んでよかったよ。
今度チャンスあれば、キング作品にも挑戦してみよう。

TVドラマ 宮部みゆき4週連続極上ミステリー「理由」

2012年05月10日 | TVドラマ


宮部みゆき4週連続極上ミステリー

「理由」(amazon)

内容(amazonより)
事件はなぜ起こったか。殺されたのは「誰」で、いったい「誰」が殺人者であったのか―。東京荒川区の超高層マンションで凄惨な殺人事件が起きた。室内には中年男女と老女の惨殺体。そして、ベランダから転落した若い男。ところが、四人の死者は、そこに住んでいるはずの家族ではなかった…。ドキュメンタリー的手法で現代社会ならではの悲劇を浮き彫りにする、直木賞受賞作。

登場人物(ウィキより)
y達夫 - 寺尾聰
警視庁荒川北警察署刑事。
八代 裕二 - 速水もこみち
綾子の恋人。
宝井 綾子 - 吹石一恵
定食屋「宝食堂」の娘。
宝井 翔太 - 今野陽斗 / 赤間玲奈
裕二・綾子の息子。
朝倉 和也 - 福士誠治
美穂の婚約者。都洋自動車販売整備士。
立花 啓太 - 永山絢斗
警視庁荒川北警察署刑事。吉田の相棒。
宝井 康隆 - 菅田将暉
綾子の弟。
石田 由香利 - 橋本愛
直澄の娘。高校生。
石田 直己 - 永江祐貴
直澄の息子。大学生。
小西 美穂 - 香里奈(友情出演)
達夫の娘。在宅で仕事をしている。
小西 貴子 - 麻生祐未
達夫の元妻。
砂川 信夫 - 岩松了
会社経営に行き詰まり失踪する。
砂川 里子 - 美保純
信夫の妻。
秋吉 勝子 - あめくみちこ
ほっかほっかお弁当「しやく亭」勤務。
秋吉 克之 - 中村扇雀
勝子の兄。秋吉印刷経営者。
小糸 信治 - 堀部圭亮
ヴァンダール千住北ニューシティー2025号室住人。
佐野 利明 - 山上賢治
ヴァンダール千住北ニューシティー管理人。
片倉 信子 - 荒川ちか
義文の娘。父子家庭で育つ。
石田 キヌ江 - 江波杏子
直澄の義母。由香利・直己の祖母。
宝井 睦夫 - 平田満
定食屋「宝食堂」店主。
宝井 敏子 - りりィ
睦夫の妻。
石田 直澄 - 杉本哲太
由香利・直己の父親。幼少時に家族を火災で失う。
片倉 義文 - 沢村一樹
簡易旅館「片倉ハウス」を営む。

ちょいコメ
宮部氏の小説を何か読みたいな~と思っていた時、丁度TVでこのシリーズがはじまった。
出演者が豪華だな。。小説とどっちが面白いのかなぁ?などと思いながら鑑賞。
主人公役の寺尾さんが結構ハマリ役のようだが。
事件をきっかけに、主人公の刑事・吉田、食堂・宝井、旅館・片倉、石田の4つの家庭の物語。
「家族」とは?を考えさせられる。
特に注目したのは、同じ中年女性、江波杏子さん、麻生祐未さん、りりィさん、美保純さんの演技。上手い、さすがだなぁ~

国内小説「舟を編む」三浦 しをん 2012年

2012年05月06日 | 国内小説ま行


舟を編む(amazon)

三浦 しをん(wiki)

内容(amazonより)
玄武書房に勤める馬締光也は営業部では変人として持て余されていたが、新しい辞書『大渡海』編纂メンバーとして辞書編集部に迎えられる。個性的な面々の中で、馬締は辞書の世界に没頭する。言葉という絆を得て、彼らの人生が優しく編み上げられていく。しかし、問題が山積みの辞書編集部。果たして『大渡海』は完成するのか──。言葉への敬意、不完全な人間たちへの愛おしさを謳いあげる三浦しをんの最新長編小説。

登場人物
馬締光也:玄武書房辞書編集部に迎えられる
林香具矢:馬締の思い人
タケおばあさん:大家さん、香具矢の祖母
松本先生:辞書「大渡海」の編纂メンバー、学者
荒木:辞書「大渡海」の編纂メンバー、編集長
佐々木:辞書編集部事務
西岡:辞書編集部
麗美:西岡の大学時代の友人
岸辺みどり:物語後半、辞書編集部に配属される
宮本:あけぼの製紙社員

ちょいコメ
荒木と馬締の最初の出会いに噴き出した。
荒木「まじめ君、きみの力を「大渡海」に注いでほしい」
馬締「あ~あぁ~!」「はってっし~な~い!」
この後、どんな展開になるのかと思ったが、3つの恋愛話をおりまぜた辞書編纂の物語だった。
登場人物がみんなよい。
変な人・馬締は、誠実で真面目すぎる人物。
馬締の古風なラブレターに心動かす、板前志望の香具矢。
2人の恋を応援するタケおばあさん。
一見軽薄に見えるが実は気遣いの人・西岡。
特に辞書編纂に一生をかける松本先生や荒木、かっこいいなぁ。

子供の頃から使っている辞書。こんな風に作られていたのだな。
「舟を編む」センスある題だなと思った。
読後、手近にある辞書をつい開いて「ぬめり」を確かめてみた。
「女」もひいてみた。なるほどね。

図書館の本なので、ビニールで覆ってあるので、話題の裏の漫画が見れなくて残念。

国内小説「蜩ノ記」葉室麟 2011年

2012年05月03日 | 国内小説は行


アマゾン

葉室麟(ウィキ)

内容(アマゾンより)
鳴く声は、命の燃える音に似て―― 命を区切られたとき、人は何を思い、いかに生きるのか? 豊後・羽根藩の奥祐筆・檀野庄三郎は、城内で刃傷沙汰に及んだ末、からくも切腹を免れ、家老により向山村に幽閉中の元郡奉行・戸田秋谷の元へ遣わされる。秋谷は七年前、前藩主の側室と不義密通を犯した廉で、家譜編纂と十年後の切腹を命じられていた。庄三郎には編纂補助と監視、七年前の事件の真相探求の命が課される。だが、向山村に入った庄三郎は秋谷の清廉さに触れ、その無実を信じるようになり……。命を区切られた男の気高く凄絶な覚悟を穏やかな山間の風景の中に謳い上げる、感涙の時代小説!

登場人物
檀野庄三郎
戸田秋谷
  郁太郎
中根兵右衛門
源吉
お由の方
お美代の方

ちょいコメ
直木賞受賞作品。久しぶりの時代小説。
このひとつ前に読んでた作品が、世紀末モノの上巻で、私の頭の中がパニックだらけだったので、
なかなか頭の切り替えができず、読み初めはなんて静かに流れる物語だろうと思った。
が、状況や背景がわかってくるにつれ、庄三郎の気持ちに感情移入し、
どうにかして、秋谷の切腹をやめさせられないものか、庄三郎頑張れ!と、応援。
が。。。秋谷の、武士としての潔さに感服。なんてかっこいい生き方なのだろう。
随所に「親とは」「家族とは」「上に立つ者は」の道理が記されていて、いちいち納得した。
時代モノもたまにはいいな。
次には是非、巨匠、藤沢氏や山本氏の作品を読みたいと思った。

2012年4月の鑑賞メーターまとめ

2012年05月01日 | 鑑賞メーター
4月の鑑賞メーター
観たビデオの数:7本
観た鑑賞時間:1864分

ダメージ シーズン1 VOL.1ダメージ シーズン1 VOL.1
鑑賞日:04月21日 監督:マリオ・ヴァン・ピーブルズ,トーマス・カーター,他
クリスマスに雪は降るの?DVD-BOXIクリスマスに雪は降るの?DVD-BOXI
鑑賞日:04月21日 監督:
シークレット・ガーデン DVD-BOXI [DVD]シークレット・ガーデン DVD-BOXI [DVD]
鑑賞日:04月21日 監督:
プリティ・リトル・ライアーズ <ファースト・シーズン> コンプリート・ボックス [DVD]プリティ・リトル・ライアーズ <ファースト・シーズン> コンプリート・ボックス [DVD]
鑑賞日:04月21日 監督:Array,オリバー・ゴールドスティック,レスリー・モーゲンスタイン,ボブ・レヴィ
デスパレートな妻たち シーズン1 コンパクト BOX [DVD]デスパレートな妻たち シーズン1 コンパクト BOX [DVD]
鑑賞日:04月21日 監督:
グレイズ・アナトミー シーズン1 コンパクトBOXグレイズ・アナトミー シーズン1 コンパクトBOX
鑑賞日:04月21日 監督:
ある日どこかで  (ユニバーサル・セレクション2008年第3弾) 【初回生産限定】 [DVD]ある日どこかで (ユニバーサル・セレクション2008年第3弾) 【初回生産限定】 [DVD]
鑑賞日:04月21日 監督:ジュノー・シュウォーク

鑑賞メーター

2012年4月の読書メーターまとめ

2012年05月01日 | 読書メーター
4月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:2817ページ
ナイス数:51ナイス

スワン・ソング〈上〉 (福武文庫)スワン・ソング〈上〉 (福武文庫)
1987年米作品。相当分厚い本だったので上だけ借りたのだが、、失敗した。続きが気になって仕方ない。冒頭から中盤まで、登場人物や背景が詳しく説明してあるし、なにせ悲惨なので時間がかかった。が、シスターが謎の男に追われたり、ジョシュとスワンのマーケットでの出来事あたりから、ハラハラドキドキ!どこへ行くにも本を携えた。(この章では、お気に入りの漫画「BASARA」の青の王あたりを思いだした、こんな展開好きなんだろうな)この作品はホラーというより冒険物だ。
読了日:04月30日 著者:ロバート・R. マキャモン
緊急の場合は (ハヤカワ文庫NV)緊急の場合は (ハヤカワ文庫NV)
1968年米作品。中絶手術が違法時代のアメリカ。作者の中絶に関する考えが押し出された作品。カレンは本当に中絶を行ったのか?というミステリーでもある。医療に関する話が各所に語られ、興味深く読めた。マイケル・クライトンという人はウィキを読んでもわかるが、本当にすごい人だなぁ。知らない内に、何作も映画を観てた。今度は「大列車強盗」を観たいな~余談だが、この小説の主人公の名前ジョン・べリーは、こないだ読んだ「超音速漂流」の主人公と同じ名前だった。すんごい偶然!
読了日:04月25日 著者:マイクル クライトン
魔法の本箱魔法の本箱
読了日:04月14日 著者:大瀧 啓裕
ホラー小説大全[増補版] (角川ホラー文庫)ホラー小説大全[増補版] (角川ホラー文庫)
読了日:04月14日 著者:風間 賢二
超音速漂流 (文春文庫)超音速漂流 (文春文庫)
1979年作品。「まだ読んでいない人は幸福です」という帯の通り、読んでなくて幸せだった。最初から最期まで、ハラハラドキドキ!最初の出だし「誤射されたミサイルがジャンボ旅客機を直撃」は、よくあるパニック物くらいに思った。が、酸素欠乏で脳損傷になった乗客たちをはじめ、主人公の回りは敵だらけ。次々と難題がふりかかり、その度ごとに対処していくオヤジな主人公。旅客機という密室での出来事。飛行機に乗るのが怖くなったが、それはこっちに置いといて、大満足の一冊。名作。
読了日:04月12日 著者:ネルソン デミル,トマス ブロック
三つの棺 (ハヤカワ・ミステリ文庫 カ 2-3)三つの棺 (ハヤカワ・ミステリ文庫 カ 2-3)
1935年作品。やっと読めた。私事で忙しくてじっくり読めなかったから?と思ったが、私だけではなかったみたい。題名が「三つの棺」なので、ムムこれはヴァンパイアもの?とわくわく期待したが。。とても有名な密室殺人ものだった。フェル博士の「密室講義」が興味深い。例として、クリスティーやクイーン作品が挙げられていて、いずれ読みたい未読作品が多く、ネタバレいやだなと思った。が、大丈夫。幸いにも?今の時点で、全く忘れている。他の作品もいずれ読まなくちゃ。名作。
読了日:04月08日 著者:ジョン・ディクスン・カー

2012年4月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター

海外ホラー「スワン・ソング」上 ロバート・R・マキャモン 1987年米

2012年05月01日 | 海外小説マ行


ロバート・R・マキャモン(ウィキ)

「スワン・ソング」上(アマゾン)

ブラム・ストーカー賞

内容(アマゾンより)
ブラム・ストーカー賞最優秀長篇小説賞、日本冒険小説協会大賞受賞。第三次世界大戦勃発。核ミサイルによる炎の柱と放射能の嵐が全土を覆い尽くした。生き延びた人々を待っていたのは、放射能障害、「核の冬」の極寒、そして過去の遺物の争奪…死よりなお凄惨な狂気の世界であった。核戦争後のアメリカ大陸を舞台に繰り広げられる世界再生の鍵を握る少女スワンを巡る聖と邪の闘い。世紀末の黙示録神話を描く「超」大作巨篇。

登場人物
スワン:不思議な力を持つ少女
ジョシュ:プロレスラー
レオーナ:女占い師

シスター:バッグ・レディ
アーティ:デトロイトの靴屋
ポール・トーソン:山小屋の「世界人」

マクリン:ベトナム帰還兵の大佐
ローランド:コンピューター・ゲームおたく少年
シェイラ:娼婦

深紅の目の男

ちょいコメ
相当分厚い本だったので上だけ借りたのだが、、失敗した。続きが気になって仕方ない。

冒頭から中盤まで、登場人物や背景が詳しく説明してあるし、なにせ悲惨なので時間がかかった。
が、シスターが謎の男に追われたり、ジョシュとスワンのマーケットでの出来事あたりから、ハラハラドキドキ!
どこへ行くにも本を携えた。
(この章では、お気に入りの漫画「BASARA」の青の王あたりを思いだした、こんな展開好きなんだろうな)

この作品はホラーというより冒険物だな。
まーでもブラム・ストーカー賞だもんな。ホラーに入れとこう。

さっき図書館にリクエストしてきた。早く届いたらいいな。

帰り道、(ぼーっとしてたんだろうか)商店街出口で商店街に入ろうとする、オジサンと衝突。
(この商店街は自転車OKなとこ)
お互い怪我はなかったのだが、急ブレーキ踏んだ私は自転車に膝をすり、かごの荷物を落とす。イタタと思いながら拾う。その時。
オジサン:「こら、あやまらんか!」
私:「・・・・・・・(ムカッ)・・・・すみません」
ぶつかったのはお互いの不注意だし、私はブレーキ踏んだよと思ったんだけど、顔見た瞬間「これはやばい!」と思った。
(多分飲酒運転。。人相悪っ)
あ~~~、謝るだけで済んでよかった~~~~
これから図書館帰りは、注意しなくちゃ!私もどうかしてたわ。